なんと解説も書いたよ!文章書くの楽しい:さよならの空(朱川湊人)
2012年 07月 18日
朱川湊人さんの「さよならの空」。単行本に続いて、文庫本の表紙の装画も
描かせていただきました。
そしてなんと「解説」も!
これを読めば、なぜこの表紙の装画を描いたかがわかります。
といっても両方ともかなり前に書いていたもの。
その後、文庫化が遅れていたのだ。
昨年の東日本大震災の後、
「この本をあらためて読んでみた。」という読者の方々からの声があり
ようやく出版されたのだ。
オゾンホールの拡大を食い止めるために開発した化学物質ウェアジゾン。
世界中でその散布が始まるけれど
副作用で夕焼けの色が消えてしまう事が判明。
そして夕焼けが失われる世界に静かな奇跡が訪れる・・・。
夕焼けが世界から消えてしまう近未来のSFっぽいお話。
以前は荒唐無稽だと思っていたけれど
人間を助けるための開発が
人々から大切なものを奪ってしまう・・・
それは、もうリアリティをもって迫って来るのだ。
ぜひみなさんも読んでみて下さい。
辛い本ではないけれど、最後の奇蹟の部分まで含めて
いろんなことを考えたくなる本ですよ。
描かせていただきました。
そしてなんと「解説」も!
これを読めば、なぜこの表紙の装画を描いたかがわかります。
といっても両方ともかなり前に書いていたもの。
その後、文庫化が遅れていたのだ。
昨年の東日本大震災の後、
「この本をあらためて読んでみた。」という読者の方々からの声があり
ようやく出版されたのだ。
オゾンホールの拡大を食い止めるために開発した化学物質ウェアジゾン。
世界中でその散布が始まるけれど
副作用で夕焼けの色が消えてしまう事が判明。
そして夕焼けが失われる世界に静かな奇跡が訪れる・・・。
夕焼けが世界から消えてしまう近未来のSFっぽいお話。
以前は荒唐無稽だと思っていたけれど
人間を助けるための開発が
人々から大切なものを奪ってしまう・・・
それは、もうリアリティをもって迫って来るのだ。
ぜひみなさんも読んでみて下さい。
辛い本ではないけれど、最後の奇蹟の部分まで含めて
いろんなことを考えたくなる本ですよ。