アメリカ黒人たちの激動の時代を知るのは大切:映画「大統領の執事の涙」

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アメリカ南部の綿花畑で
両親とともに奴隷として働いていたセシル・ゲインズ。

母は正気を失い、
父は家主に殺された。

ハウスニガー(家の中で働く奴隷)として
白人のマナーなどを習い
家を出て高級ホテルのボーイからスタート。
その仕事ぶりを認められ、ホワイトハウスの執事になり
歴代の大統領たちに仕える・・・。

そんな波瀾万丈すぎる彼の人生を追っている映画。

大統領の執事の涙

黒人が奴隷だった頃
白人は黒人を殺しても罪を問われなかった。

黒人と白人はレストランの席もバスの席も
水飲み場まで決まっていた。

今では「ありえない!」って思われることが
1960年代まで続いていたなんて・・・。

白人に仕えることで黒人への意識を変えようとしたセシル・ゲインズ。
彼の二人の息子は(これはフィクションだけど)
一人は、黒人解放運動に身を投じ、国に戦いを挑んだ。
一人は、ベトナム戦争へ向かい、国のために生きた。

三人三様の生き方。

映画の中には、実際に起きた事件も組み込まれている。

ブラウン判決
(公立高校での人種分離を違憲であるとした判決。
原告は、黒人少女。)

シット・イン(座り込み)運動
(黒人大学生たちが
レストランや劇場などの”白人席”でサービスを受けることを求めて座り込む。)

フリーダム・ライダーズ運動
(白人黒人の混合グループが一緒に長距離バスで旅行する運動。)

などなど。

非暴力の黒人たちの前で白人たちは圧倒的な暴力&罵倒で
彼らを犯罪者とした・・・・。

黒人たちのつらい歴史、そして現在
それを全てとは言えないけれど
知ることができるとても大切な映画だなと思った。

ぜひ!オススメです。
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