「好奇心」が日々を輝かせてくれる:86歳ブロガーの毎日がハッピー毎日が宝物(繁野美和)幻冬舎

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今年になってから出会ったブログ「気がつけば82歳」

現在86歳になられている美海さんの毎日は、
いろんなことに興味津々で楽しそうで前向き。
私が勝手に思い描いていた80歳過ぎた方のイメージを覆された。

その時に書いたブログ
すてきな人生のお手本見つけちゃった♪ブログ「気がつけば82歳」

美海さんは、昭和2年生まれ。

私は作家 向田邦子さんの作品とその暮らしぶりが大好きなので
年齢の近い彼女が語る昭和の幼少期や女学生のころの話や
日本の空気感や生活の様子がとても興味深い。

端正で美しい文章からは、決して過去を美化せず
その時の心のさまを素直に書かれているのが伝わってくる。

そして現在の日々も、その時その時を楽しんでらっしゃる様子が伺える。
そんな日常の中に、
私と「わっ、似てる」ってところとか見つけられたり
「その考え方好き!」って思えたりするのがとても嬉しい。

美海さんのブログを知ってから
彼女に近いだろうと思われる世代の方をお見かけすると
「この方の生きてきた時代の事を知りたいな」
「どんなことを考えてらっしゃるのかな」と親近感を感じるようになった。

私は日頃から、年齢に囚われることは好きじゃないと思っていたし
友達たちは職種も年齢もバラバラ。

なのに、ある年齢以上の人たちのことをひとくくりにして
自分とは遠い世代として
「きっとこうだろう」って決めつけていたところがあるようだ。

ああ、なんて浅はかな。

いまでは毎日、彼女のブログをのぞくのがとても楽しみになり
めずらしくコメントしちゃったりもしている。

そして、このたびそのブログが本になり、さっそく読ませていただいた。

86歳ブロガーの 毎日がハッピー 毎日が宝物(著:繁野美和)幻冬舎

ブログは2009年からほぼ毎日更新されているので
なかなか全てを読むことはできない。

でもこの本は、彼女の
「パソコンやデジカメを使った生活」
「昭和の思い出」
「趣味のある暮らし」
「一人で楽しむ日常や人との繋がり方」
などを章ごとに抜粋してあるので嬉しい。

一気に読ませていただいた。
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(中には描かれた絵なども)

そして一番思ったのはやっぱり「好奇心ってとっても大切なもの」ってこと。

何歳だから持っちゃいけないってものでもないし
好奇心は絶対に自分の人生を豊かにしてくれる。

繁野美和さん(ハンドルネームは美海さん)、
大切なことにちゃんと気づかせて下さってありがとうございました。

表紙には、彼女の愛用品や思い出の品が散りばめられている。
タイトルの横にちょこんと写っている木彫りの熊は、「兄の形見」に出てくるもの。
そうやって、この本を読んだ後で、ひとつひとつを眺めるのもいい。

数日前のブログはちょっと泣きそうになった。
遅咲きのシクラメンを見ながら

人生って何が起こるか判らないから楽しい。
柄にもなくこんな恥ずかしいことを書いたのは
子ども達や若い人が努力しても何もイイことの無い人生だなんて
考えて欲しくないと言いたいオセッカイ心だ。 
照れてしまう。

美和さんだって、楽しいことばかりじゃなくて悲しいこともいっぱい体験してきただろう。
青春時代は戦時下だった。
女性は今よりもっともっと不自由だった。
だけど、それだからこそ笑顔でそんな言葉をスウッと出せるなんて、すごいことだ。

年を取ることはイヤだし恐い。
だけど、それを素直に受け入れて未知のものや出会いを楽しみに
生きていける人になれるといいな。

まだまだ揺れ動いている私だけれど。
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