二十四節気では「大暑」:ひかりの暦(文:石井ゆかり 絵:松尾たいこ)より
2014年 07月 26日
7/23頃からは、二十四節気では「大署」。
きり、はじめてはなをむすぶ
(桐始めて花を結ぶ)
つちうるおって、むしあつし
(土潤って溽し暑し)
おおあめ、ときどきふる
(大雨時行る)
ひかりの暦(小学館)
文:石井ゆかり
絵:松尾たいこ
「大暑」で石井ゆかりさんが書いたエッセイは
「闇の魅惑」
光が強いと、闇が濃くなる。
照りつける光の季節に、夏祭りの夜、花火大会の夜、
私たちは暗がりに目を凝らす。
闇にはたくさんの秘密が潜んでいる。
一年で一番、気温が高く
太陽がジリジリと暑い季節。
子供にとっては夏休みであり
夜は盆踊りや花火大会があって
ワクワクした開放感がいっぱい。
たしかに私も真っ暗な空に咲く花火(それが線香花火だったとしても)に
なんともいえない甘い自由さを感じたなあー。