彼の行動力と地元への愛が、地方の未来を作ると思う

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北山大志郎さんは、地元美浜町で家業の建設業についています。

8年ほど前かな?
夫が仲良くなった福井の起業家さんたちの友人で
そこから繋がりができました。

彼は、解体を頼まれる立派な古民家が多いことに心を痛め
県内の空き家解消に取り組むNPO法人「ふるさと福井サポートセンター(ふるさぽ)
を立ち上げました。

現在は、精力的に「空き家見学ツアー」などを行い
メディアに取り上げられたりと注目され始めています。

でも、彼の取り組みのスタートは、とても地道でした。

空き家ツアーのはじまりは?
とにかく増えていく空き家
壊されていく空き家をなんとか食い止めたい。
そんな思いで、地元の仲間と空き家調査からはじまった。
・・・・
空き家がいくつかあるということは
わかったんだけど、貸してくれるという
選択は実はかなり遠いところにあった。
・・・・
具体的にいえば
仏壇がある。
まだ家財道具がたくさん残ってる。
近所の目があるから貸したくない。
こんな原因が実は多い。

そこのハードルを下げるのに
住むとか貸すとかの選択ではなく
見るっていう選択はどう?
・・・・
とお願いすると見せるくらいならまあええよ

という流れになった。
空き家に関しての最初の壁が実はこのハードルだった。

彼は地元のよさも、問題点もよくわかっています。
そして自治体が動いてくれるのを待つとか
文句をいうとかではなくて
自分ができることからスタート。

今朝、下の記事を読んで、やっぱり彼のような人は
大切な地方の宝物だなあと思いました。

地方の衰退を招く「3つの重大な間違い」とは
民間が行政計画とは関係なく、
まちなか再生などでも活躍をして、それを一人の市民として行政マンも支え、
それが成果を収めていくうちに、自治体を動かし、
行政の戦略へと昇華していくことだって多々あるのです。

北山さんの熱い思いは、いろんな人達を動かしています。

私は、昨年の夏から福井で「千年陶画プロジェクト」をスタートするまで
彼がこんな取り組みをしていることは知りませんでした。

だけど、彼が実際に作った
空き家利活用リノベーションモデルハウス「朱種shu-shu」を見せてもらい
彼が地道に取り組んでいる様子や
卓越したセンスや人を動かすことができる行動力と包容力などに
夫婦共々、すごく共感しているし尊敬しています。
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職種も全然違うのに
なぜだかずっと仲良くさせてもらっている北山さん。

私も、せっかく福井で活動することになったので
福井のよさをアピールしたり、
多拠点生活の利点なども紹介したり
役に立つことができるとうれしいなあと思っています。

いまのところは、私のプロジェクトを応援してもらって
そのおかげで越前町のアトリエも借りれることになったりと
お世話になりっぱなしですけどね。
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