絆ライヴのスタートは2006年8月の札幌からだった。
その2年前、札幌から函館に旅行にいき倒れた俺。
生死をさ迷い、新たな命を授かった思いで翌年から自主ライヴをスタートした。
そんな中で、よく札幌や函館からメールをもらって、
倒れて元気になった自分の最初の地方の開催は
ここからかな・・・
いってみようかなぁ札幌へ。
ひとりでもふたりでも、待っててくれる人がいるなら…
そんな思いの初めの一歩だった。
翌年から9月は札幌。と、決めて丸6年…。
今年で7回目の開催になる。
3年前から、
ホールをお借りしてるMI JAPAN 校のご協力をいただき
学院の生徒さんなどバックで演奏をしてくださるようになった。
今年は学院の先生も加わって、熱い演奏を聴かせてくれた。
そして、今の俺に
「札幌に来てくれるだけでいいんです」
と、暖かく迎えてくれたみんな。
まだまだ納得できるステージはできないけれど、
少しでも思いを歌にのせて伝えられたら…
と、みんなのリクエストにすべてではないけれど応えての構成と
ライヴの翌日には『君よ!歌っちゃえー♪札幌学級』を開催。
少しでも多くみんなと触れあう時間がほしかった。
参加者の中には
「RXが放映された年に生まれました」
と言う平成元年生まれ組…ヾ(・ε・。)
そっか〜…
確かにもう今は24年だから、驚くことはないんだけど、
なんだか不思議な気持ちだった。
年に一度のこの日を、
里帰りのように楽しみに待っていてくれることが
俺には何より嬉しい。
7回ずっと参加してくれてる人もいる。
結婚したり、お子さんが生まれたり、
ご夫婦で来てくれたり、病と戦ってる人もいた。
みんな各々の思いを持ちながら、駆けつけてくれている。
ひとりで参加するので不安だった人もいたが、
いつのまにかひとつになれたと喜んでくれた。
3才のお子さんから、
20代、30代、40代、そして俺と同じ50代まで、
同じ空間でひとつになれる。
最高に幸せな瞬間だ。
年を重ねるごとに感慨深いものがある。
だから、俺も精一杯の思いで応えたかった…
正直、もう来年は厳しいかな?と思う瞬間がある。
それは仙台や他の開催地でも同じだけど、
「また来年!」って言ってくれるみんなの笑顔に、
「また来年!」そう応えてる自分がいる。
帰りに渡された色紙…。
いつの間に、こんなことを…
ありがとう…
m(__)m
ライヴと歌っちゃえー♪と駆け抜けた2日間。
歌っちゃえー♪終えて3時間後には雲の上。
また、来年への一歩がスタートした。
みんなの思いを力に変えて、またここから頑張るぞ!
ぶっちぎるぜ!