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TypeTalks 第43回は「書の歴史 – メソポタミアからヨーロッパの21世紀まで」

昨年のTypeTalks39で解説していただいた「西洋紋章の基本」に続き、西洋カリグラフィーの第一人者、ミュリエル・ガチーニ先生(MGスクール校長)をお招きして、今回は「書の歴史(メソポタミアから出発して5000年にわたる古代文明をたどり、ヨーロッパの文字の発展について)」をお話いただきます。

詳細とお申し込みは こちら






# by type_director | 2018-03-19 20:50 | お知らせ | Comments(0)
佐藤敬之輔賞の個人部門を受賞、TEDx動画配信

3月1日、本日発表になったものふたつ。


まず、佐藤敬之輔賞の個人部門を受賞いたしました。

受賞者の発表のページはこちら

私の講演に足を運んでくださった方々、本を読んでくださったみなさん、そしていっしょに仕事をしたみなさん、みなさんから私もたくさん教わりました。ありがとうございます。

そして、昨年のTEDxプレゼンテーションで私が話した動画もきょう配信になりました。

15分弱です。こちら

今後も、文字の面白さ奥深さ、そして何よりも身近さを発信していきます。







# by type_director | 2018-03-01 18:37 | お知らせ | Comments(0)
Futura の初期型
フランクフルト歴史博物館が6年間かけて新築され、ロゴも一新していました。
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小文字の r g n m あたり、Futura の初期型の字形が使われていてちょっと新鮮です。ふつう見かける Futura は、落ち着いた一般的な字形ばかりのものが多いわけですが、最初の発想はけっこうトガっていた。


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これは Futura の発売された1927年の活字の清刷りです。真ん中の清刷りの一番下に見える g は、また違うフォルムです。

博物館のドイツ語のサイトでも同じように使われています。こちら

同博物館の 昔のロゴ は Gill Sans の大文字でした。








# by type_director | 2018-02-18 01:01 | Comments(0)
フランクフルトの地下鉄駅に現れた1973年の壁
長男の情報で、フランクフルトの地下鉄 Dom/Römer(ドーム/レーマー)駅に1973年当時そのままの壁が現れたというので行ってみた。
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地上は、このような大聖堂とモダンな建物のコントラストです。

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その下にある地下鉄 Dom/Römer(ドーム/レーマー)駅、いま改装工事中。階段やエスカレーター部分などは新しくなっていた。

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駅のプラットホームはまだ工事中で、資材が置かれている。

壁は、これまでパネルなどで覆っていた部分が改装工事の途中ではがされて、昔のポスターが貼られたままの壁が見える状態になっている。

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このオレンジ色の部分の書体は Cooper Black。
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この黄色のブックフェアのは Helvetica。

刷毛目のように見えるのは、ポスターを貼るときに使う糊の跡に45年分のすすやほこりがついているからだと思う。ポスターを貼るとき、バケツに入った糊に大きめのブラシみたいな刷毛を突っ込んで、その刷毛で壁にたっぷりの糊を付けてからポスターをのせ、さらにポスターの上からも同じ刷毛でこするようにしてしわを伸ばすという作業の様子を何回か見たことがある。
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これは Gill Sans(ギル・サンズ)の極太のウェイトで、Gill Kayo(ギル・ケイオー)と呼ばれたりしたもの。デジタルフォントのいまは Gill Sans Ultra Bold と言っているらしい。
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これはモーターショウで、すべて Helvetica。「13.–23. SEPT. 1973」とあるのが見える。字間の狭さがすごい。「13」のあと、ピリオドとダーシとどっちが先かわからないくらいで、これ以上は無理だろう。


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この植物園 Palmengarten のポスターも、 Helvetica を使って字間をツメツメにしている。この時代、Helvetica がどれだけ人気だったか、そして字間のツメがどれだけ流行っていたかがわかります。
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M と E との間の空間はほとんど「線」だし、それ以外の文字は全部重なっている。

45年の時の流れを感じさせます。








# by type_director | 2018-02-10 22:57 | Comments(0)
三条の「書体の一日学校」大成功

新潟県三条市で、しんしんと雪の降り積もる1月27日と28日に開かれた「書体の一日学校」、28日の午後一番に私が欧文フォントの話をしました。午後の後半は確かな手さばきで活版印刷の実演をする溪山氏のトーク。盛りだくさんの一日学校でした。

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会場全体にあふれる手づくり感。

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三条という街が、金属加工を中心に、手を動かしてものを生み出す人たちの多いところだからか、デザインというものが普段の生活と密着していて、それゆえデザインに対する意識がすっごく高いところだという印象を受けました。

ワークショップ会場で。これは私も作り方のお話を伺ったクッキーの型!

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これが東京だと、デザイナーが勉強のために参加することが多くてそれがあたりまえなのですが、三条は違ってた。デザイナーでない方の参加が多くて、ワークショップ会場は親子連れを含め大勢の人で賑わっていました。こんな光景、東京ではちょっとお目にかかれない。ものづくりが身近にあって、大人も子供も非デザイナーも普通に毎日それを呼吸している感じ。

主催者も情熱だけで手探りで始めたという、場所も企画も何もかも初めてのこのイベント、結果は大成功でした。

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質疑応答の時間も面白い質問がたくさん飛び出し、それに溪山氏と私が答えました。そしてその後の懇親会でも、本当にいろんな方、いろんな職業の方と話ができました。何もかもが面白かったし、何より私が元気をいただいた。まさに夢のような会になりました。

これは翌朝、三条市のものづくりの人たちの工房巡りをする前の一コマです。大きなお寺の前にあるお堀が凍ってました。

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こんな感じの雪、懐かしい。私が小学生のときはこんな雪たくさん降ってた。



# by type_director | 2018-01-31 22:00 | 講演やコンファレンスの記録 | Comments(0)