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Butzbach の看板
山を越えた Butzbach という町においしいパン屋があるのを見つけたので、日曜日はよくそのパン屋まで走ります。アウトバーンを使って約20分。

きょう、その帰りに寄り道して通った Hoch-Weisel という小さな町では、あちこちに一昔前の看板がやや色あせた状態で残っていました。
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上から順に、リンゴ酒、リンゴのジュース、そしてスパークリングのリンゴ酒の看板。リンゴの農家が多いのでしょうか。
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この町の家々の門のサイズが他の町では見たことのない大きさや高さで、門の装飾も独特でした。正午すこし前で気温が4度、風も強くて数枚写真を撮っただけで手がかじかんできたので、そこそこに切り上げました。こんどじっくり回ってみたい。
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by type_director | 2018-10-28 12:58 | Comments(0)
TypeTalks 次回は「タイポグラフィを学ぶための本『Typography』が選ぶ、おすすめの雑誌・書籍」

次回 TypeTalks では、これまで『Typography』に寄稿したり特集で登場したりした人たちが登壇します。登壇者めいめいが推薦図書を持ち寄って、その場でその本の良さを紹介していくという構成になっています。

私もその中に入っていて、こないだのフランクフルト・ブックメッセで出会った本や、影響を受けた日本の本などについて語ります。

11月17日(土)夕方、東京・青山ブックセンターです。詳細とお申し込みは こちら



by type_director | 2018-10-23 12:47 | お知らせ | Comments(0)
フランクフルト・ブックメッセ
きょう、ブックメッセに行ってきました。
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クッキング本では、あいかわらずユルめのスクリプト体が人気。
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会場が広くて、本がとにかくたくさんあって、朝9時から夕方5時までいてもあっという間でした。

今回のテーマの一つがジョージア(国)で、特別に設けられたコーナーにジョージアの本などがたくさん展示してあります。これは豆本の展示。
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そのブースで、 Monotype も協賛して Neue Frutiger World の一部 Neue Frutiger Georgian 書体デザインの展示をしているんです。
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ジョージア文字のデザイナー Akaki Razmadze さんのデザイン。Neue Frutiger ラテンアルファベットを担当したのが私なので、このジョージア文字のディレクションも私ですが、もちろん最初に Akaki さんからジョージア文字の基本的なことを教わりました。その時に書いた記事が これ です。

ジョージア文字にスポットライトを当てた Neue Frutiger World のフライヤーもおいてありました。

会場では「世界の美しい本」展と「ドイツの美しい本」展も開かれていて、おもにそこで片っ端から本を見てきました。なかでとても気に入ったのが、子供向けの本部門で展示されていたこの本。
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『Ich so du so』というタイトルは文字通り訳せば「私はこう、あなたはそう」で、つまり十人十色ということを絵本にしたもの。表紙の真ん中、舌の部分に書かれたサブタイトルが「だれもがみんな超普通」。

「いわゆる『普通』ってなに?」とイラストと文章で子供に問いかける内容です。中を見ると、見開きの左ページに、お絵かきに夢中の女の子が二人のイラスト。金髪で肌の色の白いの女の子が、自分の書いている絵に集中しながらも、隣の女の子に「ねー、肌色貸してー」といって手を出しています。隣の、黒髪で褐色の肌の子も夢中で自分の絵に向かいながら「はーい」と褐色を差し出す、という場面です。

そのイラストの隣のページには、20本くらいの色鉛筆、どれもいろんな種類の「肌色」。その見せ方のうまさに感心してしまいました。

他のページでは、身体つきや得意なことの違いなど、いろんな人がいるね、というのを上から目線でなく子供たちの体験談で語ってもらって、軽めでわかりやすいイラストを添えています。

この話をうちの息子たちにしたら、ドイツの学校で一般的に使う色鉛筆や絵具でもたぶんまだ「肌色(Hautfarbe)」という呼び名が残っているんじゃないか、ということでした。そしてその色は薄いピンクと薄いオレンジの中間くらいです。
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展示コーナーには、本の隣にこんな名刺大くらいのカードがたくさん置いてあり、気になった本の情報を持ち帰ることができるのも親切です。

他にも、2枚目の写真の右にある Duden のブースでは、ジェンダーやモラルについての教本的なものが大々的に展開されていました。Duden って辞書だけじゃないんだ! いろいろ不勉強だったのを少しアップデートできた一日でした。






by type_director | 2018-10-11 19:23 | Comments(0)
廃線跡の立ち入り禁止看板
長男の周平が Google Maps を眺めていて、普通の線路から不自然に分岐している、いまは使われていない線路らしいものを発見した。

だいぶ前に見た資料に、第二次大戦中に武器庫につながる線があった場所だと書いてあった、ということで行って見た森の中。途中まで車で行った。かろうじて車は通れるけど、かなり森の奥。

フェンスの中に鉄条網が張られていてかなり危ない感じが。
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鉄条網の形が日本で見慣れたのと違う。

線路、ありました。
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この「立ち入り禁止」サインの絵柄、なんかつい最近見たような。
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私が尊敬して止まない看板屋さん二人のうちのひとりサインズシュウさんの Twitter 記事、10月1日の「危い」の看板と構図がおんなじだ。

(ちなみに、このサインズシュウさんの Twitter のタイトル部分、看板屋さんたちの後ろで明るいグレーのセーター着てマイクを持って解説しているのは私です。台湾の誠品書店でのイベントの一コマです。)







by type_director | 2018-10-09 21:50 | 公共サイン・標識・観光案内 | Comments(0)
ナンバープレートの文字
車を買い換えて、新しいナンバープレートの登録に行ってきました。

登録の手続きが済み、役所の外側にあるナンバープレートの発行所で。凸型のブロック状の文字や数字を並べて置き、その上にナンバープレート用の金属板を置いて押しつけて出っ張らせる。凸型の文字が並んでいる棚です。
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そのあとで、出っ張った部分を黒くするわけですが、その部分は別の機械に移し、ナンバープレートを熱して色のついたフィルムを圧着させておわり。これが圧着の機械にナンバープレートを通すところ。
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できあがったナンバープレートは暖かいです。
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この文字や数字は書体デザイナーでカリグラファーでもあった Karlgeorg Hoefer のデザイン。たとえば F に横棒を書き足して E にするなどの偽造がしにくいように、同じ形が繰り返し出てこないようなデザインになっています。こちら で全文字が見られます。

「HG」は私の住んでいる Bad Homburg 市の略称。市の略称については、ドイツでは「何の略か」をふざけた勝手な解釈をすることがあります。こないだの Red Dot Awards 審査会のとき、ドイツの役員との世間話で、お金持ちの多い Bad Homburg 市の「HG」は「Hat Geld(お金持ってる)」という意味だ、と言われました。








by type_director | 2018-10-04 11:55 | Comments(0)