北京師範大学珠海分校国際コミュニケーションデザイン学院のお招きで、日本から中国の珠海へ。
3月3日、朝10時から北京師範大学珠海分校内のスタジオで書体デザインについてのインタビューのビデオ収録。30分以上は話したと思う。陳さんの質問が良く、いい内容の話ができました。左が質問を読む陳さん。
とにかく学校が大きい。これは学内を走る電気自動車。そうでないと歩いて20分くらいかかりそうです。この後ろに見える建物の中で、19時から講演しました。19時から22時くらいまでという時間の設定もスゴイ。
400人収容という講堂にどんどん学生が入ってくる。
この写真を撮ったあとさらに30人くらい入ってきて、始めるときには立ち見の人も数人いた。まずは北京師範大学珠海分校国際コミュニケーションデザイン学院の名誉教授に選ばれたということで、セレモニーがあって証書をいただきました。渡してくれた副院長の張先生によると「アジア人で欧文書体デザイン界の第一線に立っているということが評価された」ということです。
講演は1時間45分くらいしゃべって質疑応答に切り替え、10くらいの質問に答える。くだけた感じで、笑いも交えて話ができた。ローマン体大文字のデモンストレーションでも学生の反応も良かった。ポイントは、「文字の成り立ちはゴタゴタ言わずに書いてみれば分かる」です。「日本人でも中国人でもヨーロッパ人でも関係ないよ」とも言いました。
終わったあとでサイン攻めにあって30分くらいはこんな状態で、ハンカチで汗を拭きながらサインしてました。日本語を話す女子学生から「コバヤシセンセ、ニンキ!」と言われました。この写真は翌日に学校からいただいたもの。真ん中の奥の頭が私だと思います。