3月8日から10日まで、 Trier(トリアー)という町に観光に行っていました。
もちろん、この「ポルタ・二グラ」と呼ばれる建造物(礎石が置かれたのは西暦170年)など古代ローマ時代のものが今も残る町並みを見たかったからです。日曜の夕暮れのポルタ・二グラはひっそりとしていたので、撮影ポイントから落ち着いて写真を撮りました。
町について調べていた時に参考にしたのが地元新聞のウェブ版『Trierische Volksfreund』の記事ですが、トリアー駅の売店にあったのが『Trierische Volksfreundin』になってる。そうか、普段は「Volksfreund」つまりトリアー市民の(男の)友人だけど、世界女性デーだから「Volksfreundin」女の友人と名前を変えたのか! 即買いです。
ドイツ語は女性名詞と男性名詞があるから、ただの友人というのはなくて女性か男性かで名詞が違うし、その前の「トリアーの」の部分の語尾も変わります。
9日は休刊日だったので10日の朝一番で通常版『Trierischer Volksfreund』を買って比較しました。手前が、世界女性デーの3月8日・9日版。一面の記事の見出しが「機会均等?」です。日本に比べれば格段に女性の活躍が多いドイツですが、この記事でもテレビのニュースを見ても、まだまだということが言われています。