Aachen (アーヘン)市の市庁舎です。

市庁舎からちょっと離れたところににある国際新聞博物館。

建物自体が1495年のものだそうです。最後の4文字が「1495」らしい。

タイポグラフィと書体の展示の場所もありました。

各国の重要な事件を報じた新聞を引き出して見ることのできる展示もあります。

これは、1898年発行のフランスの日刊新聞『L’Aurore』紙で、文豪エミール・ゾラが当時のフランス大統領に宛てた「私は弾劾する!」という公開状が一面になったものです。たまたまこの事件が題材になった映画を観たことがあって目が止まりました。
反ユダヤ主義がはびこる当時のフランスで、スパイの疑いをかけられたユダヤ人将校が冤罪で投獄されたことに対して強い非難をしたもので、ゾラはその後に名誉毀損で有罪となり、投獄を逃れるため一時的に英国に逃れます。数年後に、そのユダヤ人将校は有罪判決の取り消しを勝ち取って、国家勲章も授与されました。

文字デザインに注目してみると、『L’Aurore』のサンセリフ体が良い味を出していますし、大文字の J が独特です。
私がこの新聞博物館に行ったときは、特別展示で「フェイク・ニュース展」というのをしていました。それについては こちらの記事 で。