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欧文組版のマナー実例: イタリック体

この「欧文組版のマナー実例」2回目の この記事 で紹介した、ファッション誌『Vogue』の表紙だけを集めた本『Vogue Covers』の解説の本文一行目、このようにまっすぐ立った書体で組まれている中に定期刊行物の名前「Vogue」が出てきたら、それはイタリック体で組みます。そして、この写真右下にあるのはキャプションで、本分と区別しやすいようにイタリック体で組まれています。

欧文組版のマナー実例: イタリック体_e0175918_01455525.jpg

では、そのキャプションの文章全体がイタリック体で組まれているときに、定期刊行物の名前など本来イタリックで組むべき語句が出てきたらどうするのでしょうか。

その場合は、この下のキャプション一行目「Vogue」がそうしているように、まっすぐ立った書体のほうを使います。

欧文組版のマナー実例: イタリック体_e0175918_01455503.jpg

要するに、通常の語句ではない何かがあると読者が感じるくらいの違いは見せるけれど、いわゆる悪目立ちするようなもの、たとえば全部大文字にしてしかも引用符で囲むようなリズムを壊すことはしないのです。


by type_director | 2020-06-17 01:45 | Comments(0)