バイエルン州の Herzogenaurachの町には、真ん中の通りに高い塔が2つあります。
一方の塔には、こんな時計がついています。風の強い日でした。町では文化祭的なお祭りをやっていたので人の通りも多かったです。ロックバンドのライブ演奏の音が始終響いていました。
もう一つの塔の下の方には、丁寧で細かい細工の
Herzogenaurachの紋章が道の方に突き出ている。人の大きさと比較してもらうとわかりますが、ぶら下がっている紋章と周りの唐草の高さは1メートルくらいあるんじゃないか。近寄って、
逆側にまわって紋章を正面から見た。鉄製のこういうのを「看板」と言えるのかどうかちょっとわかりませんが、この町のこういう看板は、どれもすごく凝っています。ドイツの他の町で、ここまで細かいのはお目にかかったことがない気がする。作る人が違うから当たり前なんだろうけど、1つ前の記事の Bacharach の Post-
Hof とは全然違う。
これは肉屋さん。
薬局。その名も「太陽薬局」。
このホテル、日本風に言うと「王冠亭」。なので、壁から通り側に伸びた看板にも王冠が。
レストラン「金牛亭」。
この通りの途中に観光案内所があり、この町の看板がすごい理由を尋ねたら、町の真ん中に鍛冶屋さんが2件あるんだと教えてもらい、納得しました。
そのうちの一件の鍛冶屋さんの門の上の飾り。この細かさが、ここまで見てきた看板と近い。
この目抜き通りを外れると、ふつうのドイツの町並みになりますが、この右の建物のように帽子をかぶったような形になっている家もこの地方の独特の様式のような気がします。ヘッセン州ではこんな形の建物を見たことがない。
ちなみに、この町のはずれにはスポーツ用品のアディダスとプーマの社屋とアウトレットがあって、風景も旧市街とは対照的です。これはアディダスの社屋とアウトレット。
アディダス・アウトレットの駐車場はこんなだった。