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恩師 大町尚友先生

武蔵美時代の私の恩師、大町尚友先生が亡くなられたと聞きました。

何も知らなかった大学時代の私が、書体デザインが仕事になるんだということを現実味を持って考えることができたのは大町先生のおかげです。

大町先生の授業は、最初に目の錯覚の話から始まりました。どのような場合に錯覚が起こるのかををまず知り、その図を補正するように手で描き直すという内容でした。その面白さにぐいぐい引き込まれて、のちにとった大町先生のタイプフェイスデザインゼミでもいろんなことを教わりました。なので、私も書体デザインの話をするときは目の錯覚の話をします。

これは大町先生のつくった「マジック73」という書体です。

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錯覚のこともいろいろわかった上で、こういう面白いことも考えていらっしゃった。余裕のデザインです。

これについて、丸ゴシック体がベースになった理由とか、じっくりお話をうかがってみたかったのですが、早すぎました。合掌。



by type_director | 2017-04-19 20:20 | Comments(0)