約二週間滞在した日本からドイツに戻ってきました。今回の出張も濃かった!
10月21日と22日の二日間で行われたモノタイプ社のイベント
Type& の二日目に出ていただいたアメリカの書体デザイナーであり看板書き職人のジョン・ダウナーさん、トーク後半のデモンストレーションでも期待通りスゴイ技を見せてくれました。
そのジョンさんがせっかく日本に来たんだからということで、その次の23日に都内で看板書きワークショップ、さらに休む暇なくワークショップ終了後すぐ新幹線で大阪に移動、24日に大阪の看板屋さんと腕比べというけっこうハードなスケジュールでした。私もずっとお供していましたが、ジョンさんは筆を動かしていないと落ち着かないくらいのコテコテの職人さんなので、かえってそのほうが性に合っていたみたいです。
24日におこなわれた都内でのワークショップはこんな感じ。

写真には写っていませんが、この部屋は20人の受講者と4人の見学者でもういっぱいいっぱいでした。
25日大阪では、大阪の看板屋さん「Kカンバン」の工房で、たこ焼きと肉の焼けるいいにおいの漂う中、板倉さん上林さんと腕比べをしてほぼ半日ずっと書きっぱなしでした。
ジョンさんは、「観光したい」とか一言も言わなかった。本当に書いているのが楽しい、そのために来たんだという姿勢が伝わってきた。