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いろいろ新しくなってました
先月、ベルリンに行ったときに気づいたこと。
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ルフトハンザドイツ航空の機内誌『Lufthansa Magazin』のデザインが新しくなってました。これが2016年5月。
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これは去年のデザイン。2015年7月に撮ったもの。
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ドイツの日刊紙『Die Welt』が、FontShop の書体 FF Mark を大胆に使っています。なんか新聞っぽくない雰囲気を出しています。
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by type_director | 2016-06-01 23:11 | Comments(2)
Commented by kja at 2016-06-08 23:12 x
以前にフォントの作り方で質問させて頂いた者です。
最近、字間についてすごく悩む様になり質問させていただく事になりました。

完璧なカーニングの基準がよく分かりません。
小林さんや他にもいろんな著書は読んで、理論はある程度理解しているつもりです。
ただ、実際組むとある程度は出来ていると思うのですが、コレが完璧なのかよく分からなくなります。
全体のバランスではいいと思っても、部分的に見ると若干ズレがあるように思えたり、それを調整すると違うズレが見えたりします。たとえば最新記事の二番目の"magazine"の"ga"や"az"は若干詰まっているまたは開いているのではないかの様な事です。あまり細かい事は気にせず全体のバランスを見た方がいいのでしょうか?
結局自分の目を養うしかないと思うのですが、他人の作品を見ても似た様な事を感じる事が多々ありどれが完璧な基準なのか分からなくなりました。何か良い方法はないでしょうか?
また、タイポグラフィの作品ならこのデザイナーと言う方がいれば教えていただけないでしょうか?
Commented by type_director at 2016-06-28 20:05
kja さん、コメントありがとうございます。確かに2枚目の写真の「magazin」のスペーシングの取り方は、私だったらしないバランスです。その写真を撮ったときも、悪い例としてどこかで使うかもと思ってました。
ちょっと Neue Helvetica で同じように「magazin」と組んでみてシミュレーションしてみたら、フォントのデフォルトのスペーシングではなくて、あれこれいじった結果あれになったみたいです。
つまり、外国で使っている例や手間をかけた例が必ずしも良いとは限らないわけですね。感覚を養う良い方法は、たくさんの例を疑問を持って見ることではないでしょうか。
私は、個人的に Jan Tschichold のスペーシングの考え方を参考にすることが多いです。彼は、スペーシングはカリグラフィから学んだとどこかで書いていた気がしますので、カリグラフィは超おすすめです。あと、私個人の経験からいうと、切り紙細工も超おすすめです。
こういうのはバランス感覚の話なので、本を数冊読んだくらいでは身につくものではなさそうです。時間をかけて取り組んでみてはいかがでしょう。