17日に大阪のワークショップの翌日、18日は東京に移動して別のテーマの講演でした。講演後、懇親会に参加してから羽田のホテルに移動。
その翌日19日は北京に移動、その日の夜7時から、こういう感じで北京中央美術学院(Central Academy of Fine Arts)で講演です。どこもだいたいこんな感じです。立ち見が出る。
学院の先生に、「小林さんの本や話は、わかりやすくて水を飲むようにスッと入ってくる」といわれたのが印象的でした。そう、文字のことはわかりやすいんです。だって文字は、つくる側の都合とかレイアウトする人のうんちくとか知らない人が読むものです。私は、わかりやすいことをわかりやすく話しているだけなんです。
3つの学校をまわり、最後はこの講堂でしめくくりました。
こちら に記事が出てます。
ようやく最終日、自由時間がとれました。空港へ向かうタクシーが朝7時半に迎えに来るというので朝5時半に散歩にいってきました。
空港に着いたら、私が乗る予定の香港行きの飛行機は2時間半遅れ。その日の夜には香港の学校で講演が予定されていたので、連絡を取って、ホテルにチェックインせずに空港から荷物を持って学校に移動ということになりました。
これは香港理工大学。香港での2日目と3日目はこの学校の中で講演をワークショップをしました。建築家 Zaha Hadid さんの設計です。
ワークショップのあと、くたくただったのですが、理工大学の先生といっしょにフランスの書家の展覧会を観に行き、そのあと町を3時間ほどかけてレタリングツアーをする。
アールデコっぽい「青年会」
この手書きポスターは、飲み物を売る店の前にありました。理工大学の先生の解説によると、「鶏の足文字」と呼ばれているそうです。
暑くて湿度も高く、汗だくになっていたのですが、暗くなっても歩き続けます。これは有名な書家の字だそうです。
文字を見ながら歩いていると、かえって元気が出てきて、ホテルに8時に戻ってからも、屋外プールで泳ぎました。林立する細く高いビルに囲まれて泳ぐのは格別でした。