毎年夏に開かれる書体デザインのコンファレンス TypeCon のために、きのうからアメリカ・オレゴン州のポートランドにいます。
シアトルから乗り換えの飛行機は小型のプロペラ機だった。
きょう、現金の引き出しに行くためにホテルを出て少し歩いたら、よく映画館とか劇場の演し物のタイトルを掲げてある掲示板の文字を並べているところに遭遇。透明のレールみたいなのが横方向にあって、それに薄いプラスチック製の透明の板をはめ込んでずらす。
スペーシングの調整おわり。
作業している人に声をかけて、つぎに並べる予定の単語を近くで撮らせてもらいました。これはわざわざ並べてもらったのではなく、最初に地面にこうして並べて綴りを確認してから、先端に吸盤のついた竿で一文字ずつ持ち上げます。
灰色に見える部分は、目の粗い網点。
銀行の方向がホテルの人の説明と反対の方向だったことがわかり、引き返す途中で見た完成品。さっきの「ENERGY」がちゃんと取り付けられている。
透明のレール、わかりますか?
実はちょっと前にこの手の劇場の看板文字について調べたことがあったので、実際の作業風景を見ることができてうれしかった。道を間違えたおかげで、珍しい瞬間に出会えたわけで。
昨日は時差ぼけで夜9時に眠くてふらふらになっていたけど、これで ENERGY 補給完了!