4月17日からこないだの日曜日まで5日間、ロンドンにいました。
7日から滞在されていた高岡重蔵先生にお会いするのが一番の目的。河野英一さんの案内で活版印刷所も見てきました。活版印刷所では、ある珍しい活字を見せていただいた。その活字のことは活字事典を見て知っていていたけど、実物を見るのは初めてなので興奮。
ほかはロンドンで働くカリグラファや工芸家の友達としゃべったり、ロンドンの町を歩き回ったり、写真を撮ったり。
ロンドンの Clifford's Inn で。
交通博物館。
21日の夜8時にロンドンからドイツに帰国。翌日の昼の便で日本出張。この出張は急に決まったので、プレぜーテーションとか準備が全然できていなかった。23日早朝に日本に到着したらその日のうちに重要な会議が2件あることがもう決まっていたので、21日の夜は寝ないで仕事することに。準備もできるし、日本に行ってから寝るのでなく飛行機の中で寝ることにすれば時差ぼけを事前にとることができて一石二鳥だから。
日本で、仕事がおわって帰る途中に電器店に立ち寄って、ねらっていたヘッドホンの売り場に向かう。
店員さんに、音を聴かせてもらおうとしたら、Bluetooth 対応ヘッドホンなので売り場では試聴のための音楽は流していないから自分のポータブルオーディオの曲を接続コードで聴いてみてくださいと言われる。
iPhone を取り出して立ち上げたら、ロンドンの地下鉄のなかで聴いていた曲が最初に出てきた。Joe Jackson の「Down To London」。考えてみたら試聴にぴったりの曲で、この曲の中で終始繰り返されるタンバリンの音が刺さりすぎない点、ベースの音も切れがいい点などが気に入ってその場で即買いです。
「Down To London」は、私がロンドンに勉強するために一年半の滞在の時によく聴いていたアルバムの中の曲で、当時は狭くて陽の差さないアパートでポータブルCDプレイヤーで聴いていた。アパートは、この曲の中でも出てくるロンドンの Earl’s Court にありました。いろいろ思い出の詰まった曲です。
そんなわけで、いま日本ですが、きょうの夜ドイツに戻ります。ロンドンの話を日本で更新。ぜんぜん追いついてないです。