きょう東京・青山で開催された TypeTalks(タイプトークス)、テーマは「InDesign で欧文組版2」でした。前にやって好評な内容だったので、2回目です。今回も濃い内容で、参加者から良い質問も出て盛り上がりました。私もスカイプで参加しましたが、毎回、ただ顔を出して短いツッコミを入れるだけでなく、私自身も勉強になってます。
きょうの会は、後半、高岡昌生さんから面白い話がありました。
目次で項目とページ数の間を結びつけるときに、日本では、欧文の組版なのに、いわゆるリーダー罫(……)を、上下中心の中黒(・)の位置にするのが多い、という話を聞いて、それにはまったく気づいていなかったのでちょっとした驚きでした。
ピリオドに揃えるのが当たり前だと思っていたので、上下中心というのは考えていなかった。私はこれまで本などで、マヌケ引用符については気をつけましょう、とか繰り返し言っていた割には、そこはまったく気にしていませんでした。目が行き届いていなかった。
うちにある新聞の1面の下にも目次があって、リーダー罫でつないでいます。ピリオドの位置です。これが普通です。
もちろん、昌生さんもおっしゃっていましたが、リーダー罫を使わない場合も多いです。
私の子供の持っている本の目次の例。