週末に、日本で撮った写真を整理してました。
去年は10月、11月、12月といずれも2週間以上日本にいました。日本に行く機会が貴重だと思ってついついよけいなものを撮っちゃうから写真の数も多いし、その三ヶ月はドイツで過ごした時間の方が短いから整理もできないままだったので大変でした。
整理したら、自分が食事やお茶のために寄るお店の基準が、たいてい「文字」であることに気づきました。
こういう味のある看板やメニューを見たら、迷わず入ってしまうんです。
奈良に行ったとき一人で入った、唐招提寺前のお店。
ここではわらび餅をいただきました。おばあさん一人で店番されてました。おばあさんは80歳を越しているとおっしゃっていましたが、腰もしゃんとしていました。ずっと元気でいてほしい。
宮島で家族と一緒に歩いていて、お昼を食べに入ったお店。宮島の紅葉谷にある、山村茶屋というお店です。
ここでは私はおでんを、他のみんなはうどんや親子丼をいただきました。おでんすっごくおいしかった!と言って、ドイツから来たんです、という話もお店の人と少ししました。
このお品書きはここの女主人のお姉さんが書いたものだそうですが、見事です。そうだ、次男の京平が「月見うどん」をここでたぶん生まれて初めて食べて、やっぱりすごくおいしいと言ってたのも書いとこう。
いずれも、きれいに平らげた後で、お店の人に私が文字の写真を集めているのを説明して、許可をいただいてから写真を撮ってます。