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バーゼルの手書き文字
昨日は、アドリアン・フルティガーさんと打ち合わせのため、スイスのベルンまで車で日帰り出張でした。

これは、同僚が用事のため途中でバーゼルで立ち寄ったときに、街をぶらっと歩いて撮りました。雪がちらちら。外はマイナス10度です。
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手書きの文字は「Coiffeur」、フランス語で床屋さんです。ドイツ語に「Friseur」という言葉があるんですが、それを使わずにフランス語の方を使ってます。フローリッシュがキレイです。
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その隣の建物にも手書きの文字が、同じ人が書いたのかな。こういう手書き文字、好きなんです。
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これは肉屋さん。大きさ的にちょっと控えめなところが、好感が持てます。
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スイスでよくある、フリーペーパー。「Baslerstab」って書いてあって、小文字の s が、昔の書き方で使われた、いわゆる「ロング s」です。
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「Baslerstab」=「バーゼルの杖」という新聞? どういう意味か分からなかったので同僚にきいたら、バーゼル市の紋章になっている、上がくるんとなった「司教の杖」(Bischofsstab)のことだそうです。
by type_director | 2012-02-08 12:51 | Comments(7)
Commented by 小泉均 at 2012-02-11 11:00 x
Baslerstab、なつかしい。ロゴまわり、変わりましたね。
Commented by type_director at 2012-02-12 01:58
小泉均さん、そうか、小泉さんはバーゼル造形学校に留学なさってたんですもんね。もっといろいろ歩き回る時間があったら、いろんな場所も撮れたんですが、15分くらいしかいませんでした。
フルティガーさんお元気でしたよ。
Commented by 小泉均 at 2012-02-12 13:24 x
小林さんが、どこを撮られたのか、だいたいわかります。ぼくがいたころと、看板ずいぶん変わりました。街の中の文字を深く見ることは、とても重要。授業にもありました。ぼくはgroteskばっかり見ていましたが、、、(笑)
フルティガーさん、とても、お会いしたいです。
Commented by type_director at 2012-02-14 01:38
小泉さん、そうかー、見るところが違いますね!
Commented by 小泉 at 2012-02-15 12:12 x
60年代の手書きのグロテスクの看板は、今のようにコンピュータの文字でなかったので、そのバランスがとても個性的で、おもしろかった!!!ぼくの先輩たちはそれを見て学んだし、街中のロゴがうちの学校を出た人たちの作品だったのです。そういう点でバーゼルはこの上ない最高の場所。今思ってみると、写真撮っておけばよかったですね。当時は永遠だと思っていましたから、、、
Commented by type_director at 2012-02-16 06:20
小泉さん、「手書きのグロテスクの看板」に萌える私としては、バーゼルを今度ゆっくり歩いてみたくなりました!
Commented by 小泉 at 2012-02-16 18:16 x
ぜひ!ぜひ!