3月11日の大震災の被災者のかたがたにフォントデザイナーとして何ができるか。おととい金曜日に
Society of Typographic Aficionados (SOTA) から呼びかけがあって、チャリティ
「フォント・エイド」に参加することにしました。
簡単に言うと、フォント化できる(詳細は下)シンボルやアートワークをデザイナーが無償でつくって送ります。それを SOTA がまとめてフォントデータにしたものをネットで販売、売り上げは
AMDA 多国籍医師団 などに寄付され、緊急支援活動に役立てていただけるということです。同サイトによれば、すでに医療支援チームの受け入れ・活動体制が確立してきた地域に緊急医療支援チームが派遣されています。
うちではきのう家族4人で話し合って、息子2人にも協力してもらって2文字分を作成、今朝データを送りました。遠く離れたドイツから、少しでもお役に立てばと。
参加したい方は、3月25日が締め切りだそうです。応募の詳細は
こちら ですが、要点を日本語でまとめると:
●ひとり3グリフ(3文字分)まで。テーマは「日本に関するもの」。
● Adobe Illustrator のアウトラインデータか、またはフォントデザインソフトウェアの Fontlab か Fontographer のファイルで。
●白黒で、簡単なアウトラインデータであること。ビットマップ不可。
作成したアートワークについての簡単な解説、名前、国籍を添えてこちらへ。
fontaid@typesociety.org
(応募について質問のあるかたは、直接上記のアドレスに英語でおたずねください。私は3月21日から26日まで出張のため、すぐにお答えできないと思います)