今日たまたま Yahoo ニュースに †、‡、§ などの読み方や使い方について
こんな記事 があって読んでみました。 専門家と思われるかたの意見が載っています。
英語圏での読み方はいいとして、脚注としての使用について述べるならば、「*」(アステリスク)についても書いてほしかったなー。注の印はたいてい * ですし、注が一カ所で足りない場合は †、‡、§ なども使いますが、あまり多く注が出てくる場合は上付き数字(小さくて上につく数字)にするのが一般的です。
写真は、このページ最初の注を * で(画面右上)、二つ目の注を †(左下)で示した例。
また、ドイツでは、人の名前の後に * と † で始まる年月日が来た場合、それぞれ生年月日と歿年月日を表します。ドイツでは * と † をそれぞれ「星」「十字(もしくは死者の十字)」と呼びます。
新聞の死亡記事欄では、こんなふうに組まれるのが普通です。実物の死亡記事欄の写真は差し障りがあるといけないので載せませんが、同じ体裁で組んでみた例です。1833年5月7日が生年月日、1897年4月3日が歿年月日。
生歿年月日の参考にしたドイツのウィキペディアの
ブラームス の項目に飛んでみてください。地名が付け加えられてるけど、そうなってるでしょ。
エルビス・プレスリー でも
マイケル・ジャクソン でも同様の表示の仕方です。
このように、記号の使い方は英語圏とドイツ語圏とでちょっと違うことがあります。
この後もこれに関連した記事をいくつか書きますから、お楽しみに。