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グーテンベルク博物館と Adobe Caslon
会社にたまたま置いてあった、グーテンベルク博物館の年間行事のパンフレット。 このやや無骨で骨太な感じがする書体は Adobe Caslon (カスロン)です。
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このアドビ社版をはじめ多くのデジタル版 Caslon の元は、イギリスのウイリアム・カスロンが18世紀につくった金属活字です。

「イギリスの活字書体だからイギリス以外に使えない」なんて思い込んではいけません。Garamond や Bodoni 同様、世界中で見かけます。Caslon がフランスのファッション雑誌に使われているという例を載せたこの記事でも書いたとおり。

いっしょに使われているサンセリフ体は The Sans (ザ・サンズ)ですね。これも読みやすい書体です。
by type_director | 2010-05-23 20:24 | Comments(6)
Commented by y_and_r_d at 2010-05-24 08:23
こんにちは。
CaslonやThe Sansのように
普通っぽいのに、骨格がしっかりしているフォントは
見ていて安心できますね。
Commented by mayuko at 2010-05-24 15:38 x
ブログとはかんけいないのですが、友人からもらったフランスの美術館の写真で、とてもきれいな書体の看板がありました。とっても惚れました。
お時間ありましたら教えていただけますか?
よろしくお願いいたします。
Commented by type_director at 2010-05-24 22:59
y_and_r-d さん、そうそう、「見ていて安心できる」ってけっこう大事なことですよね。そういうフォントってけっこう少ない。
Commented by type_director at 2010-05-24 23:00
mayuko さん、それはどこで見られますか?
Commented at 2010-05-25 09:57 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by type_director at 2010-05-26 01:13
mayuko さん、私 mixi 会員でないので見られないんです...他の方法があれば。