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フォントのことが出てくる推理小説
ライノタイプ社内で話題になった本があります。パトリシア・コーンウェル著『スカーペッタ』。私は小説そのものを通して読んだわけでなく、フォントの出てくる数ページだけが社内のメールで回覧されたので、それが筋書きとどのように関わってくるかまったくわかんないんですが...

こんな一節が。翻訳もテキトーで文章も大幅に省略してます。

ルーシー:「Arial は、世界的に有名な書体 Helvetica のまねなのよ。素人目にはちょっと違いが分からないけど、プロの印刷屋やデザイナーが見ると Arial のほうが寄生虫なの。だけど、皮肉なことに、若いデザイナーの中には、Helvetica が Arial をもとにしてつくられたと思っている人もいるんですって。」

バーガー:「なんか、ジョン・レノンを殺す前のマーク・デビッド・チャップマンが、レノンの名前の名札をつけていたのに似ているわね」

このあと、ルーシー(主人公らしい人)が、Times New Roman、Palatino、Bookman Old Style、MS Reference Sans Serif の書体名をつぎつぎ言い当てている。すごい! それが事件の謎を解く鍵につながるのか?とドキドキしてきたところで同僚のコピーが終わっていて悔しい。

「事件の謎」って勝手に書いちゃったけど、その部分読んでなかった...フォント名だけでつい興奮した...。
日本語版も出ているようですよ。
by type_director | 2010-02-07 21:01 | Comments(1)
Commented by studioひいるす at 2010-02-17 14:28 x
日本でも既に文庫判で出ています。書店で気になっていたけれど買わなかった1冊です。これを読んで俄然興味が湧いてきました、今日の帰りに買ってしまいそうです。