エキサイトイズム エキサイト(シンプル版) | エキサイトイズム | サイトマップ
『欧文組版 タイポグラフィの基礎とマナー』増補改訂版
著者の髙岡昌生さんから、増補改訂版となって出たばかりの『欧文組版 タイポグラフィの基礎とマナー』が届きました。柔らかな薄クリーム色のカバー。
e0175918_17130898.jpg

わかりやすく、答えを導くように語りかけるような文章はそのままで、とても落ち着いて読むことができます。

今回の出版にあたって新しく加えられた「日本語版から英語版を作るさいの注意点」も、まさに時流に合っていて、日本語と英語の二か国語表記が爆発的に増えつつあるこの時代に必要な注意が書かれています。日英二か国語の会社案内やパンフレット等の制作に関わる人すべてに、この項目は必読です。

出版元の烏有書林は、2月にこの新項目の編集作業のことを「著者の伝えたいことが多すぎてカオス状態だったけど、なんとか整理がついてきた。でももう一山越えねば」と書いているくらいで、本当にいま必要なことが、何度も度も練りなおして簡潔にまとめられた状態でつまっています。

たくさんの人に繰り返し読んで欲しいです。






# by type_director | 2019-07-14 14:01 | Comments(0)
ヨーロッパ各地で見たピクトグラムや標識
5月から6月いっぱいまで、出張や休暇でいろんなところに行ってました。ピクトグラム関係を中心に撮っていました。同じヨーロッパでも、地域によって違うのが面白かったのです。

これはドイツのベルリン。
e0175918_04265072.jpg
荷物の運搬車の駐車スペース。周りのカオスな感じもいいぞ。
e0175918_04332409.jpg
オランダのマーストリヒト。
e0175918_04252100.jpg
荷物の運搬車の駐車スペース。
e0175918_04271943.jpg
これは究極の簡略化で、オートバイの車輪しか描かないという手法。
e0175918_04273613.jpg

ベルギーのマースメヒェレン。ここのオートバイはオランダのとは違って、描写が細かい。フロントフェンダーの上にナンバープレートらしきものがあったりして、今時見ないオートバイの形です。
e0175918_04274173.jpg
ドイツのダルムシュタット付近。ひとりの人型のすぐ先に、二人の子供の形のサイン。子供の方が新しいように見えました。
e0175918_04404159.jpg
e0175918_04530895.jpg
集合場所。おもに緊急の際の避難場所と思われます。
オランダ2つ。
e0175918_04590202.jpg
e0175918_04590263.jpg
これはベルギー。
e0175918_04590255.jpg



# by type_director | 2019-07-08 04:24 | 公共サイン・標識・観光案内 | Comments(0)
多様性の時代の信号

月末にはベルリンに出張に行っていました。ベルリンの街の歩行者用信号で有名なのがこの帽子をかぶった人型 Ampelmann(アンペルマン)または Ampelmännchen (アンペルメンヒェン)で、土産物のモチーフになっているくらいです。

e0175918_15474740.jpg


週末にフランクフルトで見たのは、この Ampelpärchen(アンペルぺアーヒェン)つまりペアになった人型です。

e0175918_16074970.jpg

男性二人が肩を組んで、女性二人が手をつないで信号待ち。よく見ると女性のペアのそれぞれにはハート。

e0175918_16163787.jpg

青になったら男性同士が手を繋いで歩きます。ハートも出て、歩き方も楽しそうです。





# by type_director | 2019-06-03 15:43 | Comments(2)
フランクフルトのレーマー広場近くで見た文字

週末に、フランクフルトのレーマー広場に行ってきました。見えている建物はフランクフルト市庁舎です。広場では、警察と消防のイベントをしていました。

e0175918_13463519.jpg

通りを入ってフランクフルト大聖堂に向かう途中の路地は長いこと工事中でした。工事中にも地下鉄駅に来てこの記事を書きました。

当時はまだ駅も未完成で、構内に工事用の資材などが置かれている状態でしたが、今回、駅も地上部分も新しくなっていました。新しいと言っても、レーマー広場や大聖堂に合った雰囲気です。

e0175918_13193053.jpg

Dom/Römer(ドーム/レーマー)地下鉄入口。

e0175918_13273607.jpg
この装飾、「U」は地下鉄、「D」は Dom =大聖堂、「R」は Römer =レーマーを意味していると思います。
e0175918_13273549.jpg

フランクフルト大聖堂。

e0175918_13192946.jpg

お店も立ち並んでいますが、あまり派手な装飾の看板は出さず、伝統的なスタイルの建築物に上手く調和しています。

e0175918_13193065.jpg
e0175918_16284808.jpg
ここでロゴとして使われているフォントは Fette Gotisch(フェッテ・ゴーティッシュ)です。ドイツ語で「太いゴシック体」という意味です。ここで言う「ゴシック体」はこの手のいわゆる「ドイツ文字」のこと。なので、日本で言う「角ゴシック体」は「sans serif(サンセリフ)」と呼ぶと紛らわしくないです。

奥にある薬局もドイツ文字を使っています。

e0175918_13435444.jpg



# by type_director | 2019-06-03 05:18 | Comments(0)
日帰りでフランスに買い物へ

中国からドイツに戻ってきて、ずっと雨か曇りの寒い日が続いていました。だいたい朝の気温8度、最高気温が13度でしたが、きょう晴れて暖かくなったのでフランスへ車で買い物に行ってきました。

花が咲いているのをドイツでこんなふうに凍えずに見ていられるのは今年初めて。後ろに木組みの建物が見えますが、ここはフランスです。

e0175918_04410173.jpg

ドイツとフランスとの国境。EUになってからは国境の検問・税関業務は廃止になったのですが、税関だった建物はこんなふうに残っていて、ここは博物館になっているようです。

e0175918_04414677.jpg

その旧税関の反対側にあった、フランスの道路の速度制限の標識。

e0175918_03111965.jpg

おおざっぱに市街地の制限時速50km、それ以外は時速 80km、高速道路は時速130kmというのがわかりやすく、数字以外の文字情報は入れずに表現しています。


フランスに行ったのは、スーパーマーケットでフランスの食料品をたくさん買いたかったから。スーパーマーケットの駐車場のサインが柔らかくほっこりするデザインでした。

e0175918_03101660.jpg

家族用の駐車スペースも、どこか気持ちが和むような。

e0175918_03110947.jpg

帰りは、買い物をしたフランスの町 Seltz からドイツへの最短距離ということで、ライン川を渡るフェリーに乗ってドイツに戻ります。15分くらい待って乗りました。

e0175918_04414713.jpg

フェリーは一度に車6台しか乗れないので、私たちの4台くらい後ろの車は待つのを諦めて引き返していました。

フェリーの上から船着場を見たところ。

e0175918_03133470.jpg

ドイツの時速制限はこうなってました。市街地でない場所のスピードが違うところがドイツらしい。

e0175918_04414696.jpg
もちろん細かいところを見れば市街地の絵柄や数字のデザインが違うことがわかりますが、基本的に同じことがらについての情報だと一目でわかります。

自分にご褒美でチョコレートも買いました。フランスに行ったらやっぱりチョコレート買わないと。

このラベルの書体の名前も、ずばり French Script です。

e0175918_04424177.jpg
e0175918_03254307.jpg




# by type_director | 2019-05-19 04:40 | Comments(0)