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サインズシュウさんの看板書き実演!
このブログでもときどき紹介してきた大阪の看板屋さんおふたりのうち、サインズシュウさんがきょう多摩美でライブで文字書きをするということなので、Type& イベント翌日朝早くから行って元気をいただいてきました。

きのう11月3日までは晴天続きだった東京ですが、多摩美に到着した10時前ころからパラパラと雨が。まず私は、「ゲシュタルト崩壊」Tシャツを一番でゲットしました!
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雨があたると水性の塗料が流れてしまうため、ときどき作業を中断して建物の下に入れる、雨が止んだら通る人がよく見えるように前に出すなどしました。
立ち止まる人も最初はまばらだったのですが…
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文字が増えて行くにつれてその文字の引力が人の足を立ち止まらせます。子供たちも食い入るように見てくれてました。私は頼まれもしないのに調子こいて呼び込みみたいなことやって、余計だったかもしれません。シュウさんの文字のチカラだけで、みなさん立ち止まってくれてました。
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シュウさんの twitter にもうたくさん動画上がってるー。






# by type_director | 2018-11-04 21:18 | 公共サイン・標識・観光案内 | Comments(0)
Diotima の展示

Monotype 社が11月2日3日に行った Type& イベント、今年も大盛況でした。今回の Type& のロゴの「&」には、Diotima Classic Italic を使っています。

Type& イベントの会場で、Diotima の歴史をコンパクトに振り返る、そして未来につながるミニ展覧会をしました。

ふたつの展示台のうち一つは Diotima から Diotima Classic になる歴史の展示。ことし百歳になられていまもお元気なグドルン・ツァップ・フォン・ヘッセさんのご承諾を得て、Diotima 活字のきっかけとなった貴重な1948年のカリグラフィ作品もお借りしてきました。

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もう一つは 嘉瑞工房の高岡さんと日本のカリグラファーたちとの共作です。金属活字の組版と印刷物とが隣り合わせに展示されました。前に この記事 で書いた金属活字の購入、じつはこのためだったんです。

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高岡さんが購入した Diotima 活字を使って活版印刷で刷り、その上に日本でグドルンさんを慕うカリグラファーたちが思い思いのABCを書くというコラボレーションでした。写真右奥にある小さい塊は、このポストカードの組版。

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ひょっとして展示の一部があとで公開されるかもしれません。公開されたらこちらからもリンクしますので、お楽しみに。


この企画にあわせて、MyFonts のサイトで、その Diotima Classic と、グドルンさんの100歳を記念して今年一月にデジタルフォントとして発売された Hesse Antiqua に限り、今年11月10日まで期間限定特別に半額です。良い書体はどんどん使っていただきたいです。








# by type_director | 2018-11-04 20:52 | 金属活字 | Comments(0)
Butzbach の看板
山を越えた Butzbach という町においしいパン屋があるのを見つけたので、日曜日はよくそのパン屋まで走ります。アウトバーンを使って約20分。

きょう、その帰りに寄り道して通った Hoch-Weisel という小さな町では、あちこちに一昔前の看板がやや色あせた状態で残っていました。
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上から順に、リンゴ酒、リンゴのジュース、そしてスパークリングのリンゴ酒の看板。リンゴの農家が多いのでしょうか。
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この町の家々の門のサイズが他の町では見たことのない大きさや高さで、門の装飾も独特でした。正午すこし前で気温が4度、風も強くて数枚写真を撮っただけで手がかじかんできたので、そこそこに切り上げました。こんどじっくり回ってみたい。
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# by type_director | 2018-10-28 12:58 | Comments(0)
TypeTalks 次回は「タイポグラフィを学ぶための本『Typography』が選ぶ、おすすめの雑誌・書籍」

次回 TypeTalks では、これまで『Typography』に寄稿したり特集で登場したりした人たちが登壇します。登壇者めいめいが推薦図書を持ち寄って、その場でその本の良さを紹介していくという構成になっています。

私もその中に入っていて、こないだのフランクフルト・ブックメッセで出会った本や、影響を受けた日本の本などについて語ります。

11月17日(土)夕方、東京・青山ブックセンターです。詳細とお申し込みは こちら



# by type_director | 2018-10-23 12:47 | お知らせ | Comments(0)
フランクフルト・ブックメッセ
きょう、ブックメッセに行ってきました。
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クッキング本では、あいかわらずユルめのスクリプト体が人気。
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会場が広くて、本がとにかくたくさんあって、朝9時から夕方5時までいてもあっという間でした。

今回のテーマの一つがジョージア(国)で、特別に設けられたコーナーにジョージアの本などがたくさん展示してあります。これは豆本の展示。
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そのブースで、 Monotype も協賛して Neue Frutiger World の一部 Neue Frutiger Georgian 書体デザインの展示をしているんです。
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ジョージア文字のデザイナー Akaki Razmadze さんのデザイン。Neue Frutiger ラテンアルファベットを担当したのが私なので、このジョージア文字のディレクションも私ですが、もちろん最初に Akaki さんからジョージア文字の基本的なことを教わりました。その時に書いた記事が これ です。

ジョージア文字にスポットライトを当てた Neue Frutiger World のフライヤーもおいてありました。

会場では「世界の美しい本」展と「ドイツの美しい本」展も開かれていて、おもにそこで片っ端から本を見てきました。なかでとても気に入ったのが、子供向けの本部門で展示されていたこの本。
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『Ich so du so』というタイトルは文字通り訳せば「私はこう、あなたはそう」で、つまり十人十色ということを絵本にしたもの。表紙の真ん中、舌の部分に書かれたサブタイトルが「だれもがみんな超普通」。

「いわゆる『普通』ってなに?」とイラストと文章で子供に問いかける内容です。中を見ると、見開きの左ページに、お絵かきに夢中の女の子が二人のイラスト。金髪で肌の色の白いの女の子が、自分の書いている絵に集中しながらも、隣の女の子に「ねー、肌色貸してー」といって手を出しています。隣の、黒髪で褐色の肌の子も夢中で自分の絵に向かいながら「はーい」と褐色を差し出す、という場面です。

そのイラストの隣のページには、20本くらいの色鉛筆、どれもいろんな種類の「肌色」。その見せ方のうまさに感心してしまいました。

他のページでは、身体つきや得意なことの違いなど、いろんな人がいるね、というのを上から目線でなく子供たちの体験談で語ってもらって、軽めでわかりやすいイラストを添えています。

この話をうちの息子たちにしたら、ドイツの学校で一般的に使う色鉛筆や絵具でもたぶんまだ「肌色(Hautfarbe)」という呼び名が残っているんじゃないか、ということでした。そしてその色は薄いピンクと薄いオレンジの中間くらいです。
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展示コーナーには、本の隣にこんな名刺大くらいのカードがたくさん置いてあり、気になった本の情報を持ち帰ることができるのも親切です。

他にも、2枚目の写真の右にある Duden のブースでは、ジェンダーやモラルについての教本的なものが大々的に展開されていました。Duden って辞書だけじゃないんだ! いろいろ不勉強だったのを少しアップデートできた一日でした。






# by type_director | 2018-10-11 19:23 | Comments(0)