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北京のマンホールの「雨」の字
11月12日から16日まで、北京・上海・香港の3都市を回って講演してきました。
北京に到着したのは12日の夕方で、すでに氷点下の寒さでした。

これは北京到着の翌朝の日の出の時間にホテルの窓から見た風景。
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半日しかいない北京、街の様子が見たいので、朝7時からホテルの周りをぐるっと回ってきました。

バス停にあった市内の地図。
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朝早くから餃子とワンタンを包んでいます。
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マンホールの「雨」の字の表情もいろいろです。
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そういえば、昔は「雨」の字の4つの点を「求」の字みたいに書く人っていたな、と思いました。
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# by type_director | 2023-11-20 21:27 | 公共サイン・標識など | Comments(0)
フォントかるたのみなさんの報告会
本日、印刷博物館で開かれた、フォントかるたのみなさんの 報告会 に聞き手として参加してきました。
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前半のドイツのゲームショウでのお話しでは、「かるた」というゲームの遊び方から教える必要があったことから始まり、遊び方がわかったドイツの人たちが会場でかるたで遊んでいる様子も動画で見せていただきました。人気札は Comic Sans だったそうです。

後半では、オッフェンバッハ市にある Klingspor Museum にあった Rudolf Koch の活字 Wilhelm Klingspor Schrift の書体見本、制作途中の清刷り、カリグラフィ作品の写真をたくさん見せてもらいました。そして Koch 以外で私の個人的におすすめしたいもう一人のカリグラファー、Rudo Spemann の作品も見せてあげて、と私は博物館にお願いしてあったので、その写真も見終わったところで、私は「たぶん1時間くらいしか経っていないから、この後いろいろ写真を振り返って質問しようかな」と思ったんですが、ちょうど2時間が過ぎていました。あっという間でした。

会場の出入り口部分のテーブルには、ドイツでフォントかるたチームが手に入れてきたボードゲーム、フォントかるたの仏語版と独語版、そして嘉瑞工房の高岡さんの所蔵品が並べられ、ちょっとした『Rudolf Koch 展』になっていました。
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会場を片付けた後は、本づくりハウス に移動してお疲れ様会。私がドイツから美篶堂さんにプレゼントとして持ってきた「本の形のケーキ型」で上島さんがババロアをつくってくださっていました。
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さてみんなで食べよう、となったとき、「せっかく本の形なんだから、文字があったほうが良い」ということを誰かが言い出して私がその役目を引き受けることに。

チューブ状のチョコレートを使って左側ページをゴシック調で始めたのに、途中で中身があとわずかに。その理由は、このババロアにたどり着くまでに上島さんがケーキを何度か失敗していて、それで残りが少なくなっていたからだそうです。

しょうがないので右ページの途中で方針を変更して、イチゴ味チョコレートがまだあるから、それでアルダスの出版社のシンボル「碇に海豚」を入れたらいい、ということになり…
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アルダスの組版っぽくするために、残りのチョコレートを絞り切って最後の数行を逆三角形にすることを思いつく。イメージしたのは これ。だいぶ違うなー。でもババロアが美味しかったから百点。

文字に浸った文化の日でした。登壇してくださったフォントかるたのみなさん、そして立派な会場を提供してくれた印刷博物館のみなさん、ありがとうございます。




# by type_director | 2023-11-03 20:13 | 書体見本マニア | Comments(0)
TypeTalks 第52回「フォントかるた in ドイツ シュピールエッセン2023参加&クリングシュポール博物館見学報告会」のお知らせ

気軽に文字について意見交流のできる会、TypeTalks(タイプトークス)の第52回は東京・飯田橋近くの 印刷博物館 B1F 研修室でおこないます。私も後半は聞き役になって、ドイツのクリングシュポール博物館での展示物についてフォントかるたの伊達さんと横田さんが何を見て何を感じたか聞き出します!

2023年11月3日(祝日) 13:30 開場、14:00 にトーク開始です。

文化の日につき、当日の博物館の入館料、見学は無料です。

詳細とお申し込みについては こちら





# by type_director | 2023-10-23 13:00 | お知らせ | Comments(0)
本づくり協会の物販会に行きました
東京の飯田橋駅からそんなに離れていないところにある本づくり協会の 物販会 が今日10月8日と明日10月9日の二日間開かれています。初めて行くので迷いそうになりましたが、ちょっと路地に入ったところに本づくりハウス、ありました。
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会場では、書籍や活版印刷や本づくりに関係するいろんなお宝がお得な値段になって売られています。半額になっているものもありました。嘉瑞工房Book&Design も出品しています。

私がびっくりしたのが、ビーナイス のブースで見たこのノートブックです。横から見ると年輪がある。
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信州の赤松を薄く削ってつくった経木(きょうぎ)を、美篶堂が手製本で仕立てたものだそうです。私が小さかったころ、昭和40年代のころは、おにぎりとか、たしか魚屋さんで買ってくるお刺身とかもこの経木で包まれていたと思う。その松の木の香りが懐かしい。
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紙でつくるのとは違って湿気で沿ったりゆがんだりもするけど、それがまた味です。まよわず買っちゃいました。

活字付きの人、築地活字の見本帳も売ってるよ。
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物販会は10月9日(祝日)までです。





# by type_director | 2023-10-08 18:31 | お知らせ | Comments(0)
消火栓や標識
日本をあちこち移動していて、日本語でも全く理解できない言葉があることに気づいた。
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やっぱり消火栓やマンホールを見ていると落ち着く。
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「消」、さんずいの三画めの形がいい。
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あと標識も。都内でもこんなのが残っている。
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# by type_director | 2023-10-01 20:34 | 公共サイン・標識など | Comments(0)