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3月半ばですがまだ冷たい風の吹く中、Erbach (エアバッハ)の城を見に行ってきました。
城の反対側に回ってみると、左右を紋章に飾られた入口があり、その上の部分に「この城はエアバッハ伯爵ゲオルク・ヴィルヘルムとブロイベルク公爵によって建てられた」ということが記されています。
書かれている言葉の3行目から Avenir Next の大文字とスモールキャップを使って組んでみました。
一回り大きくなっている大文字、つまりローマ数字を足していきます。
ふつうに「1736年」と書かずに一種の謎解きにしてちょっと凝っているわけで、数を合わせるために Wilhelm の W を VV と分解する必要があったんです。
このことは、ドイツに来てまもなく友達付き合いをするようになった熟練の組版工のゲオルク・カンドラーさん(当時90歳)から教えてもらいました。いっしょにブラウンシュバイクの町を歩いたときも、クロノグラムのある建物の前で立ち止まって丁寧に数えて足し算してくれたことを思い出しました。
トリアーには、カール・マルクス (1818–1883) の生家があります。
通りにも彼の名前がついています。
なので、その付近の信号もとうぜんカール・マルクスです。
左手に本を持って歩く姿はこの銅像と同じです。
こういう信号のキャラクター化について、昨年も この記事 で書いています。
シリーズ化できそうになってきました。
構想を練り始めてから約1年間、会社の仕事とは別に自由時間を使ってこつこつと進めていました。もちろん、会社の上司と社長にも話して OK をもらっています。休暇を利用して台湾に行ったり横浜の築地活字での鋳造作業に立ち会ったりしてきました。
これは小文字 p の鋳造のようす。画面右から出てくる鋳込み終わったばかりの活字は、まだ活字の字面の周りに薄いバリが出ています。
できあがった16ポイントの活字 p。
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