MUSIC [THEME REVIEW]

パリ、深夜のカフェのサウンドトラック

Marina/シネマ・アンシャンテ【NEW RELEASE】

パリ、深夜のカフェのサウンドトラック_b0080062_09051.jpg

2006.3.8
¥2,800(税込)
ランブリング・レコーズ
RBCS-2164


<イメージ通りのフランス人>という佇まいが最高にキュートなマリナ。ニューウェイヴをボサノヴァ~ジャズ風味にカヴァーして話題を呼んだユニット、ヌーヴェル・ヴァーグでもその歌声を披露していましたが、そこでのプロデューサー、マルク・コランが本作でも全面プロデュース!リリースにあわせての来日では、元々女優としても活動していた彼女による演劇仕立てのライヴがアルバムの空気感はもちろん、そのパーソナリティまでも表現しているような素敵すぎる一夜を演出。ライヴ終了後に話す機会があったのですが、フレンチ訛りの英語がまた可愛らしくて、<イメージ通りのフランス人>という勝手な想像も裏切らない女性でした。そして、その会話の最中にふと脳裏をよぎったのは、ラオスへ旅したときに行く先々で顔をあわせ、気づけば一夜のアヴァンチュールを共にしたフランスから来てたエマニュエル。その1年後にパリへ行ったときには連絡もしてないのにサンジェルマン・デ・プレの辺りで偶然再会して抱き合った彼女のことを思い出したり。旅ってそういう偶然も楽しいものですよねー。あ、一部妄想ですけどね。。。

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# by switch-theme | 2006-04-19 00:35 | NEW RELEASE

何の気なしに旅に出てみたりする時のお供にいいかも、な内容です。力まない旅をしたい方に特にオススメ

Little Tempo /『1999~2001 』【J-POP】

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2003.3.26
¥2,854(税込)
カッティング・エッジ
CTCR-11091


目の前の豊かな情景をさらに広げてくれる音が、ここ、にあります。REGGAE/DUBをベースに持ちながらも決してマニアックにならず、クールでユーモラス、タフでメロディアスなサウンドを展開するLITTLE TEMPOのナイスな音たちが、それ、です。雨の時は“BEAUTIFUL RAIN”、夜になったら“NIGHT SONG”、川辺が見えてきたら“無能の人”、ひとっ風呂浴びるなら“YUKEMURI DUB”、こどもたちが目の前を走り抜けたら“OUR TIME IS NOW(RIGHT NOW)”、北の空に星がキラめいたら“NORTHERN LIGHTS”を聴けばよい。ほーら!どーですか、この<旅>っぷり!<旅>の全方位にことごとく対応してますよ!いえいえ、コジツケではありません。散歩、とは明らかに違った、どこか知らない遠い場所に独りでふと降り立った時に聴く。これがいちばん効くのです。ここまで情景が広がる音楽はなかなかありません。タダモノじゃないです。ただの回顧録では終わりません。よーく考えると、なんだかんだで、このアルバム自体が<旅>なのかもしれない。そんな気もしてきます。

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# by switch-theme | 2006-04-19 00:15 | J-POP

ビートルズの曲そのものが世界を旅したらこんな風になってしまった!?という頭がクラクラするモンドなコンピ

Various Artists/エキゾチック・ビートルズ【POP/ROCK】

ビートルズの曲そのものが世界を旅したらこんな風になってしまった!?という頭がクラクラするモンドなコンピ_b0080062_052523.jpg

2005.7.25
¥2,835(税込)
MSI
MSIG-0204


旅というテーマの中で、ちょっと視点を変えてみよう。曲そのものが旅をして各地の文化に同化してしまったとしたらどうだろうか?みなさんご存知、ビートルズの生み出した多数の曲は世界中に行きわたり、それこそ無数のカヴァー・ヴァージョンを生んだわけで、もちろんストレートに「コピー」しようとする人も多かっただろうけど、各地の文化に溶け込み、解釈されていったものも多い。その中にはフザけてた人もいるだろうし、真剣にコピーしようとしたらこんなかんじになっちゃった、みたいな人もいるだろう。そんな古今東西の珍品ビートルズ・カヴァーを集めたのがこの『エキゾチック・ビートルズ』。各地を飛び交い、着地したビートルズ・ソングが様々な解釈で演奏されるのを聴いていると、世界って広いなぁー、そしてビートルズってすごかったんだなぁーというのを感じることができる。イタリア語、スペイン語、日本語、そして動物の鳴き声などで歌われるビートルズの歌、そして歌だけではなくアレンジにおける独自解釈のモンドっぷりは数あるビートルズ・カヴァー・コンピの中でも群を抜いていて、心地よいトリップ感を味わうことができる。まさに脳内世界旅行のお供だ。かなり確信犯的なモンド・カヴァーではあるが、世界でも珍品の部類に入る金沢明子の”イエロー・サブマリン音頭”(大瀧詠一プロデュース)も収録。

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# by switch-theme | 2006-04-19 00:10 | POP/ROCK

ヴァーチャル・トリップにもおススメ。キラキラと輝く心象風景が旅の景色を彩る1枚

Bill Withers/ラヴリー・デイ:ベリー・ベスト・オブ・ビル・ウィザース【SOUL/HIP HOP/CLUB】

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2005.9.21
¥2,520(税込)
Sony Music Direct
MHCP-842


もし「旅の楽しさって一体?」って質問されたら、あなたは何て答えます?もちろん旅の楽しみ方なんて千差万別、「これだ!」なんて明確な答えなど出やしない。でもそのどれにも当てはまることがあるとしたら、それは<日常には無い景色との出会い>を求めることにあるのかも。ところでここにある一枚のアルバム。70年代に活躍したソウル・シンガー、ビル・ウィザースの栄光の軌跡。メロディーももちろんだけど、彼の音楽の魅力って何といってもその優れた詩世界にあるんじゃないかな。例えば恋心を抱いた浮かれた男の目に映る心象風景、その情景描写がなんとも立体的。「空から降り注ぐクリスタルな雨粒たち。日差しの隙間から覗くその光景の何たる美しさ。」(Just The Two Of Us) かなりキザだけど、恋する人間なんてこんなもん。他愛も無い日常の景色がキラキラ光って見えたりするんだよね。恋歌ではないけどこんなのもある。「君が落ち込んでいる時には僕を頼ってくれ。僕は君の友達になって君の手助けしよう」(Lean On Me) もちろんこんなの現実には(特に今のような時代には)空絵事かもしれないけど、でもこの歌詞には救われるよね。言葉が人の心から人の心へ旅した時に初めて感じる癒し。そう、それはまるで旅が与えてくれる癒しにも似てる。日常ではあるけど<日常には無い心象風景>をもたらしてくれる本作を<日常には無い景色>をもたらしてくれる旅のお供にすることで、旅はもっと華やいだものになる、かも。もちろん旅をしなくとも本作で旅の気分を満喫してみるのもいいかも。

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# by switch-theme | 2006-04-19 00:00 | SOUL/HIP HOP/CLUB

春なのに…、いや春だからこそ感傷旅行に出かけませんか…

Jackie McLean (ジャッキー・マクリーン)/4,5&6【JAZZ】

春なのに…、いや春だからこそ感傷旅行に出かけませんか…_b0080062_23572191.jpg

2002.1.23
¥2,520(税込)
ユニバーサル/プレスティッジ
SICC-217


桜咲き誇りそして舞い散りゆく春4月。優雅にそして大いなる生命力を讃え咲き誇る桜の花に人々は歓喜しその美しさに心奪われる。しかし桜の魅力とは<美しく咲き誇る>ことだけに終始するのだろうか?<散り様の潔さ>こそ桜の持つ本質的な魅力なのではなかろうか?その命を一瞬にして燃え滾らせそして死を迎える。刹那的で切なく感傷的な気分を高揚させ得る側面を持つからこそ桜の存在は高貴で気高い存在なのではなかろうか?閑話休題。"センチメンタル・ジャーニー"。感傷を抱え旅心をかきたてられる曲はこの世に数あれど、これほど直接的にシンプルに心に突き刺さる曲もそうはあるまい。1956年、若々しい覇気とエモーショナルが迸るジャッキー・マクリーンが奏でるアルト・サックスの音色は、そのスタンダード・ソングに新たなる魅力を添加した。人々はその楽曲に心打たれ、そして旅情を喚起させられた。…少なくともこのアルバムの推薦人である私自身はこの楽曲を聴いて旅に出た一人である。1950年代、ジャズが一番若さと瑞々しさに溢れ光輝いている時代に輩出されたこの名作。そう、それは桜前線が南から北に旅をするようにリスナーを感傷的旅行に誘っていったのであった。ちなみに本楽曲のオリジナルは女性歌手ドリス・デイ(共作はレス・ブラウン・ビッグ・バンドのリーダーだったレス・ブラウン)が1944年に歌い、ナンバーワン・ヒットとなった。

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# by switch-theme | 2006-04-18 23:57 | JAZZ/WORLD

NHKスペシャル「新・シルクロード」のための音楽は、音楽監督、ヨーヨー・マらによる無二なるサウンド!

ヨーヨー・マ/エンチャントメント~魅惑の響き~NHKスペシャル「新シルクロード」オリジナル・サウンドトラック【CLASSIC】

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2004.12.29
¥2,520(税込)
ソニー・クラシカル
SICC-217


“シルクロード・プロジェクト”は、ヨーヨー・マがライフワークとして1998年に立ち上げたもので、アジアやヨーロッパなど、20ケ国以上の若き音楽家との息のあった演奏が、一種の即興的魅力に溢れています。中国琵琶、馬頭琴、二胡、タブラ等とヨーヨー・マのチェロ、ピアノ、ヴァイオリン等によるコラボレーションは、<悠久の時空を体感する>かの如き大いなる響きを生み出しています。シルクロードの長い道程を様々な地域の音の要素を巧みに用いながら表現演出することで、シルクロードをルーツとする民族音楽、伝統楽器が生み出す郷愁を実感させると共に、現代楽器や奏法による現代的なサウンドも大きな魅力となっています。世界的なチェリストらによる芸術は、私たちが古くから感じてきた、“シルクロードの旅”への憧憬を見事に音楽化すると共に、「異なる文化の相互理解」、「音楽家として生きることの意味」といった深遠で不朽的なテーマ・メッセージを強くアピールしています。

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# by switch-theme | 2006-04-18 23:55 | CLASSIC




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