MUSIC [THEME REVIEW]

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Missy Elliott/リスペクト・ミー

セレブなんてつまらない!目指すは、やっぱり女王でしょう
Missy Elliott/リスペクト・ミー<初回生産限定特別価格盤> 【NEW RELEASE】


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2006.9.6
¥2,180(税込)
アトランティック
WPCR-12343


現在活躍するアーティストの中でも、実力、人気、そしてセールスまでもトップに君臨するミッシーが、1997年のソロ・デビューから、9年の軌跡をまとめたベスト・アルバムを発表した。そもそも1989年に結成した、女性ヴォーカル・グループ、シスタでのソングライティング・センスを買われて、他アーティストに楽曲を提供したことが、その後の快進撃に繋がった。そんな彼女は、女性だけでなく男性アーティストでさえ、己のセクシュアリティを売りにするアメリカの音楽界で、ラッパー、シンガー、ソングライター、プロデューサー、リミキサーという多彩な才能を発揮していき、現在の地位を築き上げたのだ。言うならば“いい仕事をしてきた”と言ったところか。そう彼女は、とてもストイックに音楽に向き合ってきた。邪念を取り払った音楽っていうのか……。当たり前だけど、世には必ず“男と女”の存在があって、音楽と重要な関係性を持つことが多い。さらに、それらによってのし上っていく人もいる。正直、女性アーティストにそれは、多い。けれども、彼女の周囲と音楽には、それがあまり感じられないのだ。で、改めて今作を聴きながら彼女の存在を考えてみたら、なんとイギリスの伝説的女王、エリザベスⅠ世が思い浮かんだ。多くの英知を持ち様々な政策を立て、弱小国を世界に押し上げたあの女王だ。性別の枠を超え、誰にも追随を許さない本物の実力を持ったミッシーは、アメリカ音楽界HIP HOP国に君臨する女王なんだなと、勝手に納得してしまった。女王を持たないあの国には“女王”女王はこうして誕生するんだ。

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by switch-theme | 2006-09-27 12:44 | NEW RELEASE

Kaoru Amane/タイヨウのうた

ヒロインと同化する映像とサウンドの世界観
Kaoru Amane/タイヨウのうた<通常盤> 【J-POP】


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2006.8.30
¥1,223(税込)
ソニーレコード
SRCL-6409


正直、映画もドラマも見てません!なぜならば、病気で誰かが死ぬ話は、辛くって。そんな話なんだと想像させる現在大ヒット中のドラマ「タイヨウのうた」。その主人公Kaoru Amaneとして主題歌を歌うのは、これまた現在大ブレイク中の沢尻エリカだ。劇中の主人公の名でCDをリリースして、ヒットを飛ばしたアーティストは、多い。その昔「チャンス!(1993年)」での「夢 with You」本城裕二(三上博史)や「愛をください(2000年)」での「ZOO~愛をください~」蓮井朱夏(菅野美穂)、その後もTOKIOの長瀬智也による桜庭裕一郎「ひとりぼっちのハブラシ」などなど。最近では映画「NANA」での中島美嘉などが記憶に新しい。これらの曲は、見ている人をドキドキさせるストーリーに、その詞の内容や曲調がリンクしている。今作も死を覚悟した病を抱えなた主人公が、“夢”と、そして初めて知った“恋”への強い思いが綴られていて、ドラマで感情移入してしまった人は、もうこの曲が自分の気持ちと同化してしまったのではないか?ドラマ以上に音楽は、こういう魅力を持つ。なぜならば、今は音楽をどこでも聴けるし、ましてや自分で歌ってしまえばいいからさ。自己暗示を掛けやすい。そうやって、ヤラレちゃた人が、多数いたから現在の大ヒットに繋がってういるだなと思う。それにしても、これらの楽曲って、冷静に聴いてもかなりクオリティの高い良い曲が多いですよね。やっぱ当たり前だけど、そこがヒットの一番大切なことなんですけどね。

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by switch-theme | 2006-09-27 12:43 | J-POP

Tom Waits/レイン・ドッグ

自由と孤独を背負った男の表現する音楽の自由
Tom Waits/レイン・ドッグ 【POP/ROCK】


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2006.9.27
¥1,512(税込)
アイランド
UICY-6453


そういえば、現在の俳優陣の中で、奇妙な役を演じさせたら、右に出るものがいない役者、オダギリジョーは、トム・ウェイツをフェイバリット・ミュージシャンに上げていた。嗚呼、納得。彼の音楽は、ちょっと不思議な風景を思い起こさせる。昔見た映画の移動サーカス、そしてそこを子供がひとり佇むといった風情だ。通り一遍で音楽を聴いている人は、“変な音楽”って切り捨ててしまうかもしれない。日本人には、あまりなじみが無い音の組み合わせだから、ファンタジーな風景が浮かぶかもしれない。しかし、その実たいへんリアルな言葉を使っている。英語が分からない方が、もしかしたら楽しめるかもしれない。全く変化を生み出さない、1本芯の通った乾いたしゃがれ声のトム・ウエイツのボーカルを彩る、多くのな楽器陣。もともとブルースの人なのに、ギター、ベース、ドラム、ホーン、ピアノ、ガムランなんかが縦横無尽に自由に鳴り響いて、多国籍サウンドなんて生ぬるい!どこの国とも言えない音を生み出している。うん、音楽って自由なんだなと思う。そして、音楽でどこまでも人は自由になれるんだなと思う。しかし自由になるということ……誰にも束縛されず何も背負わないということは、その引き換えにとてつもない孤独も味わう。この音楽が、時折人を切なくさせるのは、彼自身がそれも覚悟を決めて背負っている人だからなんだろう。

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by switch-theme | 2006-09-27 12:41 | POP/ROCK

Satoshi Tomiie/ES

これは、ELECTRONICの禊なのか?一気に連れ回される時間旅行と世界旅行
Satoshi Tomiie/ES 【CLUB】


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2005.5.27
¥2,400(税込)
SAW RECORDINGS
SAWJP-1003


日本発、ケン イシイと共に海外中で活躍するハウスDJとして名を馳せるサトシ・トミイエ。1980年代の後半からNYに渡り、1989年にリリースした「Tears」で世界的ヒットを記録。その後のマライヤ・キャリー、マイケル・ジャクソン、U2など本物のアーティスト作のリミックスを手掛けたことで、彼は超一流の仲間入りを果たした。それから、20年近くも現場でプレイを続ける日本屈指のDJだ。常に流行を発信するクラブでのプレイで20年にも渡り、第一線で活躍できるという事実。それも、ハウスという常に進化を遂げているステージでだ。2001年には、自らのレーベル“Saw Recodings”も設立し、新たなるサウンドを生み出し始めた。今作は、2005年にリリースされたミックス・コンピレーション・アルバム。『ES』とはELECTRONIC SOULの略。このSOULとは、音楽カテゴライズのソウル・ミュージックという意味ではなく、ELECTRONIC魂という感じであろうか。世界中を長きに渡り、駆け巡ってきた彼の息吹をそのまま、凝縮したような“明と暗”がある。そして、一気に時間旅行と世界旅行に連れ回されたような濃密な時間がある。これは、彼の長きに渡る従業によって培われた“ELECTRONIC魂”による禊を受けたかのようだ。素直に身を任せて損はない1枚だ。

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by switch-theme | 2006-09-27 12:39 | SOUL/HIP HOP/CLUB

Miles Davis/カインド・オブ・ブルー

幸せへと導く、神が奇蹟を起こした1夜の出来事
Miles Davis/カインド・オブ・ブルー<紙ジャケット仕様完全生産限定盤>【JAZZ】


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2006.9.27
¥1,890(税込)
ソニーレコード
SICP-1206


私は完全無宗教者だが、もしかしたらある神様が、この世にいるのかも知れないと思うときがある。それは“音楽の神様”だ。どんな神だかは知らない。そもそも、ただ神に愛されているという人もいる気がするし、音楽にどこまでも陶酔していくうちに、あるとき急に神がご褒美をくれたのではないかというときもある。で、ここに間違いなく神が降りて、何か良いことをしてくれたと思わせるアルバムがある。マイルス・デイヴィス(tp)、ジョン・コルトレーン(sax)、ビル・エヴァンス(p)の3人が中心となった本作。ジャズに明るくない人でもこの名前は知っているでしょう。それぞれのジャンルでのトップに君臨するミュージシャンだ。そもそも、神に愛されていたと思われるヤツラが、3人揃ってその場に神を呼んだ。そして、このアルバムが完成させたのだ。本当は、作り上げるに膨大なエピソードがあるらしい、彼らの実力があってのことだが、ここは、あえて神のおかげということにして聴いてみたい。奇蹟を起こって、この音楽を聴く多くの人を幸せに導いてくれたんだと。そうしたら自然に“ありがとう”と口に出してみたくなるかも知れない。“こんな音楽をありがとう”と。そうれはきっとあなたを幸せに導いてくれると思う。

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by switch-theme | 2006-09-27 12:37 | JAZZ/WORLD

マリア・カラス/ベスト・オブ・マリア・カラス 「カラス・イン・ポートレート」

もう手を伸ばしても届くことは絶対にない……それが伝説
マリア・カラス/ベスト・オブ・マリア・カラス 「カラス・イン・ポートレート」 【CLASSICAL】


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2003.7.24
¥2,000(税込)
EMIクラシックス
TOCE-55575


オペラの歌唱法というのは、マイクなどの拡声器が無く、音を拡張できなかった時代に、より遠くにまで歌を届けるために開発された。だから生で聴かないことには、本当の魅力は分からないのです。が、でもしょうがないじゃないですか、すでに伝説の人になんですから。そう20世紀最高のディーヴァ、ソプラノ歌手マリア・カラスのことです。彼女は、特に色恋沙汰の多いイタリア・オペラを得意として、その物語のヒロインを変化自在に演じ、高らかに伸びる高音を聴かせました。どこまでも美しい悲しい主人公や、魅惑で妖艶な女性などをです。その本当に美しいルックスも付加し、多くの人を魅了せずにはいられませんでした。この時代のオペラとは、今の映画やTVの様なもので、オペラ歌手とは一般人の憧れの存在であり、今で言うセレブです。皆が、憧れて止まない存在だったわけです。そのため私生活も派手な恋のお話もありました。彼女は、それらの存在の中でも、特に際立った実力とエピソードを持っています。その半生は映画にもなりました。そう、彼女は伝説になっているのです。なぜならば、もうリアルに彼女の歌声も姿も、私たちはこの眼で見ることも、歌声を耳にすることもできないからです。今作はそんな映画の公開に合わせリリースされた記念盤。その輝かしい功績の中で、もっとも華やかな部分を集約した作品です。20世紀でもっとも輝きを放った伝説のセレブリティによる、オペラの魅力を思う存分楽しんで下さい

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by switch-theme | 2006-09-27 12:35 | CLASSIC

The Sons Of Cuba/「ミュージック・クバーナ」オリジナル・サウンドトラック

どんなフィクションにも敵わない!生きていることが、音楽なんだ!
The Sons Of Cuba/「ミュージック・クバーナ」オリジナル・サウンドトラック 【NEW RELEASE】


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2006.6.7
¥2,520(税込)
ビクター
VICP-63327


南米の人たちと私たち日本人では、なんて言うのだろうか、音楽との距離感?がまったく違う気がする。例えていうなら、呼吸をするように音楽を奏でる。ライ・クーダーがキューバに旅行したとき、キューバ革命以後、鎖国状態で他国にはほとんど知られていないミュージシャンたちとセッションを行ったことがきっかけで結成された、ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ。その後、ライ・クーダー友人でもあるロードムービーの巨匠、ヴィム・ヴェンダースにより、バンド名をタイトルにした映画も製作された。これらの活動で、キューバの音楽が一気に世界に広がったのだ。革命のおかげで、名ミュージシャンの演奏を聴き逃していた私たちはただただ、もったいない。しかし当の国の人々は、ただ陽気に音楽を愛していた。そう、そこが違うんだ、きっと。呼吸なんだから、鎖国状態であろうが、世界がどうであろうが、彼らは音楽を奏でずにはいられない。誰かのための音楽でなく、生きることと同化した音楽。そして、2006年ヴェンダースの愛弟子であるヘルマン・クラル監督による、キューバ音楽の伝統とネクスト・ジェネレーションによる革新を描いたドキュメンタリー映画『ミュージック・クバーナ』が公開された。今作では、先の映画に出演した大御所たちから、若手ミュージシャンまでが多数参加して、あの興奮のより味わい深いコラボレーションを繰り広げている。人間そのものが、音楽に変化したようなこのサウンドを聴いていると、生きていることを表現した音楽だと思わせる。それは、どんなフィクションにも敵わないドラマなことだと思いませんか?

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by switch-theme | 2006-09-19 19:22 | NEW RELEASE

徳永英明/VOCALIST 2

女ならば素敵な思い出を呼び起こす歌が、必ずや1曲はあるはず……
徳永英明/VOCALIST 2 [CD+DVD]<初回限定盤> 【NEW RELEASE】


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2006.8.30
¥3,800(税込)
Kitty Mercury
UMCK-9149


うっかり、はまってしまった。バラードの元祖といえばこの人、徳永英明。日本の女性アーティストが歌った名曲のピアノを中心にアレンジした本作。昨今の女性ヴォーカリストの中でも特出した存在の中島美嘉の楽曲の中でも特に各方面で評価の高い「雪の華」から始まり、ドリカムだ、中島みゆきだ、ユーミンだ、竹内まりやだ、プリプリだ!と続く。収録曲の全部をここでご紹介できないのが、非常に残念ですが、文句なしのJ-POP史に残る名曲ばかりです。そもそも彼は、女性のヴォーカルと非常に近い音域を持っている人ではあります。その基礎を持ちながら、さらに美しいメロディの楽曲と、自分の歌の魅力を冷静に判断して、控えめで静かに感情を込めて歌い上げています。過剰に盛り上げない奥ゆかしさは、日本人ならではの静の表現と申しましょうか。そうやって表現された今作の13曲は、もしかしてアナタが、あまりにもヒット曲であったり、アーティスト・パワーが強すぎて、あまりいい感情を持っていなかった楽曲たちを、好きにさせるやも知れません。楽曲本来が持つ力を見せ付けられます。でも、なんといっても、普通の女性ならこのアルバムを聴くと、素敵な思い出を呼び起こす歌が必ずや1曲はあるはずです。はい、あのころを思い出して涙を流してください。あなたのためのサウンド集です。

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by switch-theme | 2006-09-19 19:20 | J-POP

Nick Cave & The Bad Seeds/Tender Prey

“ダークサイドの王子様”による美しき“心の闇”
Nick Cave & The Bad Seeds/Tender Prey 【POP/ROCK】


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1992.7.28
¥1,588(税込)
Mute Records
1059


1980年代といえば日本ではバブル期、音楽はニュー・ウェーブ、そしてニュー・ロマンティック、あるいはテクノ・ブーム。いづれにしても鮮やかで、ハイ・ファイなサウンドが世を彩っていた感がある。しかし、それらに相反する様に、数々の美しき“ダークサイドの王子様”も登場した。そんな中の代表格であるのが、このNick Cave & The Bad Seedsだ。パンクが衰退した1970年代の終焉に現れたThe Birthday Partyというバンドでの活動を経て、1984年にデビュー・アルバム『From Her To Eternity』を発表。メンバーは、ニック・ケイヴ(vo)とミック・ハーヴェイ(drums)、ブリクサ・バーゲルド(guitar)、バリー・アダムソン(bass)、ヒューゴ・レイス(Hugo Race: guitar)の5人。彼らはそれぞれ、E.ノイバウテンなどで名を馳せていたミュージシャンである。そんなメンバーで作り上げられたサウンドは、排他的で攻撃的。当時のミュージシャン(今もかも知れない)の多くが、薬物に塗れていたが彼らも同様だった。そして、石畳の地面を這うような冷徹で焦燥感漂うサウンドを生み出し続けた。正直、当時彼らが何を音楽で表現したいのか、言葉で言えるほど、理解はできていなかった気がする。けれども、ときに自分自身を全て否定したくなるような、覆いかぶさる“心の闇”を美しく見せることにより、闇に渦巻く己を肯定へと導いてくれたのだと、今になって思う。それによって、救われた多くの人々は必ず居た。また負の感情の存在を認める心の強さをも、同時に教えてくれたのだと信じたい。

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by switch-theme | 2006-09-19 19:17 | POP/ROCK

Aretha Franklin/Live At Fillmore West

魂で奏でる本物のクィーン・ソウルがココにあり!
Aretha Franklin/Live At Fillmore West 【R&B/HIP HOP】


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2006.7.8
¥2,176(税込)
Rhino
812277629


“レディー・ソウル”“クィーン・ソウル”の肩書きを持つアレサ・フランクリン。デトロイトの宣教師であり、ゴスペル・シンガーでもあった父と、ピアニストの母との間に生まれた彼女は、幼いときからずば抜けた才能を発揮していたという。初レコーディングは、父の作品に参加した14歳とも16歳のときと言われている。そして、その後1961年にリリースされたデビュー・アルバムを発表後、彼女以外にはこの名で呼ばれるものはいない。かの著名音楽ジャーナリストは、“ソウルが何か知りたければ、彼女の歌を聴けばいい”と言ったほど、ソウル・シンガーとして完璧なヴォーカル・テクニックを聴かせてくれている。そんな長きに渡り頂点に位置する彼女の歌声だが、その人生には波乱もあった。14歳でシングル・マザーとなり、ティーン・エイジで2人の子供を生む。もちろん結婚もしたが、夫のドメスティック・ヴァイオレンスに悩まされながらの音楽活動であったらしい。また、1970年代にコラボを通して、彼女の才能を触発させた音楽的相棒、カーティス・メイフィールドを飛行機事故で亡くした。しかし完璧なスキルの上に、そういった極めて生々しい現実が、“ソウル=魂”へと昇華されていったのだろう。今作は、彼女の数々の作品の中でも、名盤として評価の高いライブ・アルバム。1971年2月、サンフランシスコのロックの聖地、フィルモアで行われた3日間の公演の模様を収録している。バックはキング・カーティス&キングピンズという彼女の音楽キャリアに欠かせないメンバーが参加。魂と魂のぶつかり合う、生きている本当の“ライブ”を感じていただければと思う。

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by switch-theme | 2006-09-19 19:16 | SOUL/HIP HOP/CLUB




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