MUSIC [THEME REVIEW]

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変幻自在&解説不能なNOT WORLD MUSIC=AlayaVijanaと共にどこでもない場所に旅に出よう

AlayaVijana/アラヤヴィジャナ III【NEW RELEASE】

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2006.5.3
¥2,625(税込)
ヴィヴィド/High Contrast Recordings
HCCD-9515


サイコババ のヨシダダイキチ、山川冬樹、倍音Sの岡山守治らをはじめ、腕に覚えのある猛者ぞろいのメンバー達がその職人技を遺憾なく発揮した、シタール+タブラ+ホーメイ+イギル+マリンバ+カホン+ダルブッカ+パカワジ+口琴+ベース+倍音+コブシ+変態ポリリズムetc。それらが渦を巻いて大暴れし、超巨大エネルギーを放射!日本、モンゴル、インド、アフリカ大陸、宇宙、過去、未来、知ってる場所、知らない場所。どこへでもいける、何にでもなれる、ジャンルや時空すら超えたところに存在する、”アンチ癒し系”な脳内按摩極楽ミュージック!民族音楽?西洋音楽?古典芸能?小難しいこと一切なし!J-POP好きの中高生も、ロハスなエコ・ピープルも、トランス大好きクラバーも、モッシュ命のハードコア・パンクスも、老いも若きも誰しもが、頭カラッポ゚にして等身大に好き勝手楽しめる、真のプロトタイプ・ミュージックがここに。AlayaVijanaの音楽に身を委ねれば、まさに人間であることを本望に思えるでしょう。

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by switch-theme | 2006-04-26 16:25 | NEW RELEASE

赤道近くの孤島で海を見ながらのんびりと、夕陽を眺めながらビールでも呑んで過ごしたいなぁ

DUB ARCHANOID TRIM/GROTT【J-INDIES】

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2002.10.25
¥2,730(税込)
LIFE LINE
LLCD-1002


Dub Archanoid Trim名義をメインに、DJ/アーティストとして活動する岩城ケンタロウが趣味にしているダイビング。本作のアルバム・タイトルもサイパンを代表するダイビング・スポットで潜ったときのインスピレーションを基にしたという作品で、自身もグラフィックを手がけたパッケージのイメージ通り、水中の深く青い世界がどこまでも続くかのような音塊に圧倒されます。アルバム・タイトル曲は言わずもがなですが、15分を超える大作、”Floatribe 1/2”を通して聴けば、光が僅かに届くかどうかの深海を漂っているかのような感覚をイメージさせ、ドップリとその世界へ引きずり込まれることに・・・。ダイビングをしない方や、行ったことのない方は、試しに「Grott サイパン」と検索ワードを入れてみてください。出てくる写真はこのアルバムの雰囲気そのままで、少しはその世界観を伝える手助けになるかも。このアルバムの場合は海ですが、行ったことの無い場所でも不思議と空気感が伝わってきたりして、旅先で得たインスピレーションを形にした音楽というのも面白いもの。旅への誘いは意外と身近にあるものだったり。

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by switch-theme | 2006-04-26 16:20 | J-POP

高速道路で車に乗りながら夕暮れ時に聴きたい甘いラブ・ソング

Phil Seymour/アメリカン・ラヴ・ソング【POP/ROCK】

高速道路で車に乗りながら夕暮れ時に聴きたい甘いラブ・ソング_b0080062_14423322.jpg

2005.11.19
¥2,625(税込)
SOLID RECORDS
CDSOL-7138


旅をするときはたいてい目的地があったりするわけだが、そこにたどり着くまでの過程を楽しむというのも旅の醍醐味のひとつであると思う。電車、飛行機、バス、船など様々な交通機関があるが、ここでは車での旅行に合うCDを。車で旅に出るとき、遠くなればなるほど高速道路を使う頻度は増えるわけで、そんなときに車の中で音楽が流れていたりするとキブンがよかったりするわけで。そんなときにかける音楽なんてそれこそ人それぞれで無数に趣味があるんだろうけど、意外とこのフィル・セイモアのような甘いアメリカン・パワーポップがしっくりくる。この1980年の1stは70年代終わりから80年代頭に現れたアメリカン・パワーポップの中でもひときわスウィートな一枚だ。スケールが大きくて歌心をしっかり持ったハリのある声で甘いメロディーで歌うセイモアとシャキッとしたロックンロールを下敷きにしつつもAORとしても成立するような感覚をもった演奏の絡みが、殺風景で同じような景色が続く高速道路においてじんわりと胸に沁みてくる。特に日が沈もうかというとき、そろそろライトを灯けなきゃな、というあたりの時間に甘いラブソング”Precious To Me”(邦題:アメリカン・ラブ・ソング)が流れるとグッとくるわけで、ぜひ一度車の中で試してもらいたい素敵なアルバムなんです。

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by switch-theme | 2006-04-26 16:15 | POP/ROCK

宇宙旅行を夢見る前に・・・

4 Hero/トゥ・ペイジズ【SOUL/HIP HOP/CLUB】

宇宙旅行を夢見る前に・・・_b0080062_14384459.jpg

1998.11.30
¥2,548(税込)
トーキン・ラウド
PHCR-1684


サン・ラやP-FUNK一派など、黒人ミュージシャンに多い<宇宙思想>。その現代版ともいえるのがデトロイト・テクノなのではないでしょうか。その中でも強烈なメッセージを持ったUnderground Resistance(UR)が支持者も多く、ここで取り上げる4ヒーローも彼ら(特に主宰者であるマッド・マイク)へのシンパシーを度々発言してきたほど。しかし、4ヒーローが凡百のアーティストと違ったのは、そのスタイルを真似ることではなく、それを昇華した上でまだ誰もやっていないオリジナルなものを創ることだった。<オリジナルでいること>、それは彼らの活動の歴史そのもので、1991年の1st.アルバム『In Rough Territory』は、レイヴ・シーンから発生したジャングル~ブレイクビーツを主体としていたものの、1995年の2nd.『Parallel Universe』では、そのシーンから早々と抜け出し、所謂<アートコア>とは一線を画したコズミックなドラムンベースを展開。その時点でも頭一つ抜き出た存在となっていた彼らが、持ち前のコズミックな感覚を残しつつもそこへは止まらず、よりオーガニックな装いをもって戻ってきた1998年リリースの壮大な作品がこのアルバムです。曲名だけ見ても宇宙を想起させるものが多く、現在の4ヒーローを語る上でも外せない名曲揃いですが、前作へも収録されていた♪every star in the the sky~と、歌いだす”Universal Love”を本来表現したかった方法でリメイクした”Universal Reprise”は、長い旅路の末に辿り着く桃源郷のような美しい曲。未だ見ぬ宇宙旅行へのモチヴェイションを保つためのサウンドトラックとしていかがでしょう?

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by switch-theme | 2006-04-26 16:10 | SOUL/HIP HOP/CLUB

どんな旅のシーンにも似合う、最高のヴァカンスBGM!!

Bebel Gilberto/タント・テンポ【WORLD】

どんな旅のシーンにも似合う、最高のヴァカンスBGM!!_b0080062_143643100.jpg

2000.5.24
¥2,500(税込)
クラムド/ZIRIGUIBOOM
KICP-5004


春のまどろんだ昼下がりの車窓にも、夏の気怠いビーチでの読書のお供にも、そして夜のプライベートな時間を過ごすのにも最適なBGMとなり得る、近年ブラジル音楽の名盤と呼べるアルバム。新世代ブラジリアン・ミュージックを代表するアーティストであり、ボサ・ノヴァの巨人ジョアン・ジルベルトを父に、ブラジリアン・ポップス界を代表するシンガー、ミウシャを母にもつ、才女ベベウ・ジルベルトが描き出す世界は、都会的でもあり、また同時にリゾート感覚にも溢れたオリジナルなスタイル。プロデュースは旧ユーゴスラビア出身で、当時のブラジル・クラブ・シーンの最先端にいた故スバが手掛け、マルコス・スザーノ、セルソ・フォンセカ、ジョアン・ドナート、カルリーニョス・ブラウンなどの豪華ゲスト・ミュージシャンも参加している。ブラジル・クラブ・ファンにも支持されるスタイリッシュなエレクトロ・サウンドと、ジャジーでアコースティックなオーガニック的魅力を合わせ持つ、ジャンルを超えて楽しめるスペシャルな1枚!!

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by switch-theme | 2006-04-26 16:05 | JAZZ/WORLD

中国4千年の黄河の旅を、オカリナの音色で見事に表現した究極のヒーリング・サウンド!

宗次郎/大黄河ヒーリング・ベストplus【NEW AGE】

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2005.8.24
¥2,520(税込)
コロムビア/Westwood Records
SDCF-1038


NHKの日中共同取材番組として1986年4月から約10ヵ月間に亘って放送された大紀行ロマン『大黄河』。中国人にとって、豊穣の源であり、洪水という最大の脅威であったと言われる<黄河>、その情景との関わりを60人以上の音楽家の中から大抜擢を受けたオカリナ奏者、宗次郎が流麗なメロディに乗せて絶妙に表現したコンセプト・ベスト・アルバム。今作は『大黄河』、『大黄河II』の2作の音源の中から選りすぐりの楽曲と90年代前半に残した未発表ライヴ音源、特に『大黄河』からの曲をメインに選曲し、アルバムには未収録であったスタジオ録音を収録。ギター、ベース、キーボード、ドラムスという基本的な構成ながらも素晴らしい演奏でオカリナの音色を見事に表現しています。それでいて自然や土との関わりのなかで創作活動を続けたいと考え、現在山村で暮らしている宗次郎の大自然に根差したオカリナの音色は、まるで時間軸を旅しているかのように感じることができます。4千年もの歴史がある中国を絶え間なく流れ続ける大河<黄河>を表現する音楽の旅。実際こんな作品を聴きながら中国を旅してみたいものです。

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by switch-theme | 2006-04-26 16:00 | CLASSIC

パリ、深夜のカフェのサウンドトラック

Marina/シネマ・アンシャンテ【NEW RELEASE】

パリ、深夜のカフェのサウンドトラック_b0080062_09051.jpg

2006.3.8
¥2,800(税込)
ランブリング・レコーズ
RBCS-2164


<イメージ通りのフランス人>という佇まいが最高にキュートなマリナ。ニューウェイヴをボサノヴァ~ジャズ風味にカヴァーして話題を呼んだユニット、ヌーヴェル・ヴァーグでもその歌声を披露していましたが、そこでのプロデューサー、マルク・コランが本作でも全面プロデュース!リリースにあわせての来日では、元々女優としても活動していた彼女による演劇仕立てのライヴがアルバムの空気感はもちろん、そのパーソナリティまでも表現しているような素敵すぎる一夜を演出。ライヴ終了後に話す機会があったのですが、フレンチ訛りの英語がまた可愛らしくて、<イメージ通りのフランス人>という勝手な想像も裏切らない女性でした。そして、その会話の最中にふと脳裏をよぎったのは、ラオスへ旅したときに行く先々で顔をあわせ、気づけば一夜のアヴァンチュールを共にしたフランスから来てたエマニュエル。その1年後にパリへ行ったときには連絡もしてないのにサンジェルマン・デ・プレの辺りで偶然再会して抱き合った彼女のことを思い出したり。旅ってそういう偶然も楽しいものですよねー。あ、一部妄想ですけどね。。。

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by switch-theme | 2006-04-19 00:35 | NEW RELEASE

何の気なしに旅に出てみたりする時のお供にいいかも、な内容です。力まない旅をしたい方に特にオススメ

Little Tempo /『1999~2001 』【J-POP】

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2003.3.26
¥2,854(税込)
カッティング・エッジ
CTCR-11091


目の前の豊かな情景をさらに広げてくれる音が、ここ、にあります。REGGAE/DUBをベースに持ちながらも決してマニアックにならず、クールでユーモラス、タフでメロディアスなサウンドを展開するLITTLE TEMPOのナイスな音たちが、それ、です。雨の時は“BEAUTIFUL RAIN”、夜になったら“NIGHT SONG”、川辺が見えてきたら“無能の人”、ひとっ風呂浴びるなら“YUKEMURI DUB”、こどもたちが目の前を走り抜けたら“OUR TIME IS NOW(RIGHT NOW)”、北の空に星がキラめいたら“NORTHERN LIGHTS”を聴けばよい。ほーら!どーですか、この<旅>っぷり!<旅>の全方位にことごとく対応してますよ!いえいえ、コジツケではありません。散歩、とは明らかに違った、どこか知らない遠い場所に独りでふと降り立った時に聴く。これがいちばん効くのです。ここまで情景が広がる音楽はなかなかありません。タダモノじゃないです。ただの回顧録では終わりません。よーく考えると、なんだかんだで、このアルバム自体が<旅>なのかもしれない。そんな気もしてきます。

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by switch-theme | 2006-04-19 00:15 | J-POP

ビートルズの曲そのものが世界を旅したらこんな風になってしまった!?という頭がクラクラするモンドなコンピ

Various Artists/エキゾチック・ビートルズ【POP/ROCK】

ビートルズの曲そのものが世界を旅したらこんな風になってしまった!?という頭がクラクラするモンドなコンピ_b0080062_052523.jpg

2005.7.25
¥2,835(税込)
MSI
MSIG-0204


旅というテーマの中で、ちょっと視点を変えてみよう。曲そのものが旅をして各地の文化に同化してしまったとしたらどうだろうか?みなさんご存知、ビートルズの生み出した多数の曲は世界中に行きわたり、それこそ無数のカヴァー・ヴァージョンを生んだわけで、もちろんストレートに「コピー」しようとする人も多かっただろうけど、各地の文化に溶け込み、解釈されていったものも多い。その中にはフザけてた人もいるだろうし、真剣にコピーしようとしたらこんなかんじになっちゃった、みたいな人もいるだろう。そんな古今東西の珍品ビートルズ・カヴァーを集めたのがこの『エキゾチック・ビートルズ』。各地を飛び交い、着地したビートルズ・ソングが様々な解釈で演奏されるのを聴いていると、世界って広いなぁー、そしてビートルズってすごかったんだなぁーというのを感じることができる。イタリア語、スペイン語、日本語、そして動物の鳴き声などで歌われるビートルズの歌、そして歌だけではなくアレンジにおける独自解釈のモンドっぷりは数あるビートルズ・カヴァー・コンピの中でも群を抜いていて、心地よいトリップ感を味わうことができる。まさに脳内世界旅行のお供だ。かなり確信犯的なモンド・カヴァーではあるが、世界でも珍品の部類に入る金沢明子の”イエロー・サブマリン音頭”(大瀧詠一プロデュース)も収録。

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by switch-theme | 2006-04-19 00:10 | POP/ROCK

ヴァーチャル・トリップにもおススメ。キラキラと輝く心象風景が旅の景色を彩る1枚

Bill Withers/ラヴリー・デイ:ベリー・ベスト・オブ・ビル・ウィザース【SOUL/HIP HOP/CLUB】

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2005.9.21
¥2,520(税込)
Sony Music Direct
MHCP-842


もし「旅の楽しさって一体?」って質問されたら、あなたは何て答えます?もちろん旅の楽しみ方なんて千差万別、「これだ!」なんて明確な答えなど出やしない。でもそのどれにも当てはまることがあるとしたら、それは<日常には無い景色との出会い>を求めることにあるのかも。ところでここにある一枚のアルバム。70年代に活躍したソウル・シンガー、ビル・ウィザースの栄光の軌跡。メロディーももちろんだけど、彼の音楽の魅力って何といってもその優れた詩世界にあるんじゃないかな。例えば恋心を抱いた浮かれた男の目に映る心象風景、その情景描写がなんとも立体的。「空から降り注ぐクリスタルな雨粒たち。日差しの隙間から覗くその光景の何たる美しさ。」(Just The Two Of Us) かなりキザだけど、恋する人間なんてこんなもん。他愛も無い日常の景色がキラキラ光って見えたりするんだよね。恋歌ではないけどこんなのもある。「君が落ち込んでいる時には僕を頼ってくれ。僕は君の友達になって君の手助けしよう」(Lean On Me) もちろんこんなの現実には(特に今のような時代には)空絵事かもしれないけど、でもこの歌詞には救われるよね。言葉が人の心から人の心へ旅した時に初めて感じる癒し。そう、それはまるで旅が与えてくれる癒しにも似てる。日常ではあるけど<日常には無い心象風景>をもたらしてくれる本作を<日常には無い景色>をもたらしてくれる旅のお供にすることで、旅はもっと華やいだものになる、かも。もちろん旅をしなくとも本作で旅の気分を満喫してみるのもいいかも。

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by switch-theme | 2006-04-19 00:00 | SOUL/HIP HOP/CLUB




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