MUSIC [THEME REVIEW]

Johnny Pacheco/A Man And His Music: El Maestro

ラテン・ミュージックが世界に羽ばたいた記念碑
Johnny Pacheco/A Man And His Music: El Maestro【WORLD】


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2006.10.24
¥2,720(税込)
Fania (USA)
130 007


1960年代、モータウンというレーベルが黒人解放運動を相俟って、ブラック・ミュージックを一挙にメジャーにした。それに対するかのように、ラテン・ポップスを、世に知らしめ、アメリカにて一世を風靡したレーベル“FANIA”の創始者であるジョニー・パチェーコがいる。彼がいなければ、今日のようなサルサなどの音楽を身近に感じることはできなかったかも知れない。当時のレーベルの勢いは、日本のような独占禁止法という法律があれば違反してしまうほどの席捲ぶりであったとか。現在私達が認識しているサルサを始めとするラテン・ミュージックの基礎には、キューバの民族音楽といえるホーン・セッションを含むサウンドに、ドミニカ人からアメリカに渡った移民であるジョニー・パチェーコとそのグループであるファニア・オール・スターズが独自の感性で、様々なラテン・ミュージックを融合させ、プエルト・リコ人からの支持も得て作り上げたものと言ってよい。今作は、そんな彼の上げた功績の活動50周年を記念してリリースされた2枚組みベスト盤の全曲リマスタリング作。これにて、近年のサルサ・ミュージックの根っ子が濃縮されているといえる大切な1枚なのだ。

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by switch-theme | 2007-03-05 21:03 | JAZZ/WORLD




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