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読んでおきたい本4冊 '06.Aug

読んでおきたい本4冊 \'06.Aug_b0071699_1203237.jpg『×××HOLiC アナザーホリック ランドルト環エアロゾル』
西尾維新/講談社/1,300円(税別)
日本最強のキャラクター造型力を持つ小説家・西尾維新が、日本最強の漫画家集団CLAMPの『×××HOLiC』をノベライズ。“願いを叶える店”の店主・侑子と助手のワタヌキが、意味も身も蓋もない会話を繰り広げながら、依頼人の願いを叶え、事件を解決するオリジナル短編3話を収録。中でも第2話「アンダーホリック」は、推理作家協会賞短編賞にノミネートされてもおかしくない、現代ミステリの傑作だ。西尾維新は抜群に優れた推理小説家である!(吉田大助)




読んでおきたい本4冊 \'06.Aug_b0071699_125292.jpg『板尾日記』
板尾創路/リトルモア/1,500円(税別)
日々の生活を綴っているだけなのに、不思議な味わいのある日記が完成している。最近では、テレビの企画「しりとり竜王選」で圧倒的な強さを見せつけ、人気を博している板尾創路。彼の日常は、派手か地味かと問われたら地味の部類に入るのかもしれないが、とにかくその日常を毎日A4ノートに5〜6行ずつ書き留めていく。特に笑わせようという意図があるわけでもなく、あくまで描写は淡々。そのせいかいわゆるネタ本とは一線を画す、とても品のある仕上がり。(猪野 辰)




読んでおきたい本4冊 \'06.Aug_b0071699_1221920.jpg『鳥への挨拶』
ジャック・プレヴェール/ぴあ/3,000円(税別)
スタジオジブリの高畑勲監督が編者訳者、そして装画を奈良美智が描くという豪華な顔合わせで実現した、「枯葉」「天井桟敷の人々」で知られるフランスの天才詩人ジャック・プレヴェールの詩集。今号のスイッチ・インタビュー取材時に奈良にプレヴェールについて訊くと「日本とかフランスとか関係なくジェネレーションを超えた、ある種の空気を共有している部分がある」と言っていた。たしかに読んでみるとかなりグッとくる詩がちらほら。奈良の絵も多数収録。(猪野 辰)




読んでおきたい本4冊 \'06.Aug_b0071699_1223071.jpg『ホワイト・アルバム・ネイキッド』
デヴィッド・カンテック/扶桑社/1,905円(税別)
現在では最高傑作とも言われるが、発表当時は評価が芳しくなかったビートルズの(通称)『ホワイトアルバム』。本書はその『ホワイトアルバム』がレコーディングされた1968年にのみ焦点を当てたところが斬新なビートルズ本だ。彼らがどうやって崩壊へと歩んで行ったか、を読み解くことで、楽曲に新たな解釈を与えている。膨大な事実を積み重ねた作りが「ネイキッド」と題する所以だが、当時、ジョンが27歳で、ポールが25歳というだけで、結構驚いてしまう。(東屋雅美)
by switch-book | 2006-08-19 00:00




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