映画「風の外側」公開直前、奥田瑛二監督にインタビューすることができました!
監督や役者さんが、作品のPRでテレビやラジオに露出する期間は想像以上に短いので、
わたしのような“ラジオ人間”は、なかなか単独で会うチャンスが無いのですが、
張り切ってスケジュール交渉をし、TBSラジオに生出演してもらうことになったのです。
前作「長い散歩」は、繊細なテーマをセンス抜群に描いた、個人的にも大好きな作品だったし、
新作にも注目していました。
10年ほどまえに、大手百貨店主催のトークショーでご一緒したときは、
会場のOLたちを前に、誠実に恋愛・妻について語るイケメンという印象でしたね。
今回は、年を重ねてなお<いい男・遊び人>を代表する、大人の男・奥田瑛二さまを拝み、
恋愛術の一片でも学び得たいと思いが強くあったのです!!
スタジオに登場した奥田監督は、シャツにグレーの薄手カットソーをタイトめに重ねていました。
ボトムスは上品デニム!(←オフスタイルにデニムを上手く取り入れられる50代は素敵ですよね)
さらに、髭好きの私は、一目見て<こだわりあり>と思ったので、
「監督、いきなりですが、そのお髭は何日目ですか?」と聞いてみたところ、
「あ、これね」と、口元を触りながら、教えてくれましたよー!
口元とあごラインには微妙に違いがあって、毎日3ミリと6ミリ刃で整えているそうです。
シェーバーに詳しくない女性陣は、おおいにもりあがりました(笑)!
そんな監督の恋愛スタイルについて、直撃してみました。
彼曰く、
「いいなと思った女がいたら、まずは彼女の主張をたっぷり聞く。
そのあとに、彼女の主張をことごとく崩していく」のだそうです。
そうなると、相手は一気に弱気になり気がつくと自分の方を向いてる。
つまり、女性に説教するイコール口説いているんですって(汗)。すごい。
さらに。
女性を一目みれば、その子がどんな状態のココロと身体なのか
すぐにわかっちゃう、と言うんです。
(きゃー女子は透視されちゃうんです)
これには、スタジオのわたしも、独身女性スタッフも緊張。
「松本さんは、そうね、結構元気だね~、でも君はね。」とスタッフを見て、
「身体疲れてるね、ひとりでお酒でも飲みながら愚痴を言ってそうだし」
違います!と言いたいのか、そうなんです!と頷きたいのか、
彼女は真っ赤になってしまいましたが、生放送終了後…
「わたし、奥田瑛二監督なら、今日抱かれる自信あります」
と、熱く語っていたのは独身の女性スタッフ。
そんな大胆なことを言わせるモテ男って、一体。奥田監督さすがです。
奥田瑛二監督の最新作「風の外側」は、新宿K's cinema、大阪第七藝術劇場ほか順次公開です。
オペラ歌手を目指す女子高校生と、夢を持てずにもがく青年が、
自分たちの生きていく道をぶつかり模索しながら、進んでいく青春映画です。ぜひご覧下さいね。