見つけたぞ!将来の4番!
2005年 09月 20日
夜も11時を回ろうかという時に、神宮で試合を終えた栗原君から『焼肉食いたいです』の電話が。実は、すでに会食をしてしまっていた私だったが、そこを抜け出し、行きつけの焼肉やで待ち合わせた。自分も食べるほうだけれど、栗原君の食べること。どんぶりご飯3倍、激辛クッパ、サラダに、肉肉肉肉、そして肉。どーなってんだやつわぁ。。。。思わず関心してしまった。
彼のよいところは、しっかりと話を聞ける耳を持っている。私は、能力発揮指導をする際に、結構食事の場を使う。それは、美味しいものを食べているときは、他の状況下に比べ人は得てして上機嫌なもの。様々なストレスや環境下にいるアスリートなだけに、そういった機会は意外に少ない。この日も、多少の勝負論と確率論を何気なくつぶやいた。ちょっとづつでもよいから、吸収し始めてくれればというのが私の願いだ。『打率3割の確率について』が、この日のメインテーマ。何百打席に立つから3割であって、10打席以内ななら、5割、4割は可能なのである。ということは、打席数が増えるにつれ、その確率は落ちてゆく。やはり投手が圧倒的に有利ということになる。であるならば、一試合仮に3打席立つと想定して、3回のうち1回打てば3割だという考えで望むか、1打席10割を目指して3回立つかで、各打席の対処の仕方も変わる。などなど、専門的な確率論になっていってしまうが、何気なくこういった話を面白おかしく話してゆくのと、結構集中力を持って話しに入り込んでくれる。キャッチャーの心理やピッチャーの心理についても、当然語るのだが。。。。
翌日の試合に備えて、おいしいもの食べて、いい話ができて、軽く一杯飲んでホテルに戻りました。栗原君の可能性に私はとても興味がある。近い将来、広島、いや球界の4番になる日が来ると確信する。応援してやってくださいね!