朝起きて首をぐるりと回すと、キーィキーィと古くなった
チャリンコみたいな音がした。

少し死を予感した私は近くの整骨医院へかけこんだ。


こんにちはと中に入るとダルマみたいな風体をした
中年の先生が出てきた。
仕事はなんですかと聞くので、音楽を生業にしてることを伝えると、
静かに先生は興奮しだした。

「いや～若い時大阪で、あぁ私大阪出身なんですけどね、大阪で
ツェッペリンをみたけど最高だったな～」
「やっぱりジョンボーナム凄かったですか？」
「あ～別格ね、彼はキ○ガイだったね」とか
「レインボーって知ってる？あれの２代目のボーカル最高ね」
「ふふっ最高すか？」
「最高よ！」

なんていう会話をしながら４０分間揉まれたり、気を注入されたりしました。
楽しかったす

体がいてぇ。今日はクアトロライブを目前に控え、バンド練習をした次第。

全員、笑ける位に汗っみどろ。
少しは大人なんだから手加減しなさいよと思うが、
誰も抜きません。
喉なんてライブしてないのにジャニスばりの渋さをみせております。

３０歳に片足を突っ込んでいる事に昨日気付いた私。
信じれば空だって飛べると思っていた２０歳の夏は遠い過去。
青さを刻みこむ如くいきなり頭を丸坊主。
女性達からは軒並み辛い評価をいただき、男性からの
「囚人みたいでカッコイイっす！」というなんだかわからない褒め言葉を
真に受けながら、更にヤンチャしなきゃいけんと矢沢思っとります。

なんか今日はよくわからん文章だな。
オラ、今から半身浴するんでこのへんでバイならするだっちゃ

今日、横浜で開催された国際フィッシングショーに光広と行ってきた。

冒頭の文だけで思わずゲロっちゃいそうな位マニアックですね。
まぁでも、釣りキチ達からすると夢のような祭なんでありまして、
ロックで例えるならばフジロックフェスティバルに行くみたいな感じっすかね。

色々なメーカーがグア～っとブースを出展し、憧れのプロ達がトークショーを
やったりするんすわ。
んで普通にそのプロ達がブースに居たりするもんだから、
まーーーテンション上がった。
ロックで例えるなら、トムヨークが富士そばでカレーうどん食ってるとこに
遭遇みたいな感じすかね。ちょい違うか。
でも、とにかく大興奮ですよ。

光広「兄貴、田辺さんがおるぜ」(尊敬してるから基本“さん”付け)
コウセイ「え、どこ？」
光広「目の前、目の前」
コウセイ「うわ！ほんとや、すげー近い。握手してもらおうぜ」
勇気を搾り出し更に近づく俺と光広。
コウセイ「あの田辺さん、握手してください」
こころよく握手してくれる田辺プロ。
“生で見ると小さくて黒いんだな～”と緊張し過ぎて真っ白な頭で思う私。
俺に続き光広も握手をお願いする。
光広「あの僕もいいですか？」
田辺プロ「よろしく」

しぶ～！！！
なんで「よろしく」って言ったのかわからんけど、しぶ～！！

我等終始夢心地
でした