□いつも、あーこれは書かなきゃと思いながら、ついつい忙しさに身を流してしまう自分を悔しく思う今日この頃ですが、久々に書いておこうと思います。
視点と視座。
いつも設計をやって行く中でこのことを自然と大切にしているんだなと先日感じました。
改めて言う事でもないのかもしれませんが、視点はまずものを色々な角度からみてみること。
自分の立場ではなく相手の立場に立ってものごとをみることや、既にある常識をもう一度考えてみること、色々あると思いますが、出来るだけ多くの要素を見つけ出す上で、とても大切です。
次に視座。
建築界では頻繁に木を見て森を見ずと言う、ことわざが用いられることが多いですが、まさに目の前のことに捕らわれすぎて、本当に大切な事はなんなのかを見る力が必要です。
ほんの少し落ち着いて、今おきている出来事を俯瞰して見ること、この視点と視座を意識すると、いつもの風景でさえも新鮮に感じることが増えていきます。
問題がおきると問題にばかり目がいきがちですが、その根源をもう一度見直すことで、思ったよりあっさり解決なんてこと、ありますよね。
とてもシンプルに、物事の本質をちゃんとみることが出来る人になるべく、僕は視点と視座をあらためて大切にしたいと思ったのでした。