第13章　ディレイがあれば〜何でも出来る！の巻

という訳で今回はディレイ（Delay）です！ライブでもレコーディングでも一番お世話になっているエフェクターです。一応どんな音になるか簡単に説明します！山登りでよくある「ヤッホーッ･･･ヤッホーッ」って声が戻ってくる現象？です。
先日、1kmぐらいのトンネルを散歩しているとき、友人の話声が不思議な響き方をしたので、一瞬青ざめましたが、（深夜2時だったので）あまりにも反響音、残響音がすごくて逆に楽しくなりました！これもディレイ効果の一種です。



どんな音かが、なんとなく解ったところで次はエフェクターの機種についてですが、ディレイといっても、色んなメーカーから発売されています。自分は、LINE6のDL4 Delay Modelerという機種を使っているのですが、なぜこの機種を選んだかというと、

1　複数のヴィンテージ・エフェクトがモデリングされている！
2　サンプリング機能もある！
3　ステレオ入出力完備
4　プリセット機能がある！
5　Vol,12でも話しましたが、エクスプレッションペダルで色々出来る！
6 デザインもけっこう好き！

などの理由から、これに決めました！


DL4 Delay Modeler使用例1、「四季ウタカタ」のイントロ

エクスプレッション・ペダルを踏み込んでいない状態では、プリセット名はAnalog Echo、DELAY TIMEを曲のテンポに合わせて、REPEATSは1時ぐらい、ベース全開、トレブル 全開で、MIX 原音よりディレイ音が気持ち大きいぐらい。
エクスプレッション・ペダルを踏み込んでいる状態は、DELAY TIME 同じ、REPEATS 全開、ベース 同じ、トレブル 2時ぐらい、MIX 少しディレイ音を減らす。
これで出来上がりです！
エクスプレッション・ペダルを踏み込むとディレイは発振します、発振すると痛い音になるので、あらかじめトレブルを減らした設定にしています。同じく発振するとディレイ音が大きくなりすぎるので、MIXも下げて設定しています。
あとは、エクスプレッション・ペダルを踏み込んだり、戻したりして発振具合を制御します。
DL4は、このような設定が出来るのですごく気に入っています！