第9章、電車と高速道路とラインセレクター！の巻。

今回は、ラインセレクターについて、お話しさせて頂きます！

ラインセレクターとは？
簡単に言うと、電車のレールの切り替えスイッチみたいなものです。
ギターから出力される音の信号を電車に例えて、進む線路を切り替えるスイッチ、それがラインセレクターです！
普通は、ギターからアンプまでは音の信号が流れる道は一本ですが、ある理由で、複数の道筋を用意する人もいます。理由は様々ですが、自分は音の劣化を防ぐために二つの道筋を用意しています！
ラインセレクターにも色々あって、代表例として、ＡＢボックス、パラレルボックス、ＡＢミックスボックス、ループボックスなどがあります。自分はこの中のループボックスの機能を使っています。高速道路に例えていうと、バイパス道を通って、近道をするか、しないか。をスイッチで切り替えています。
このラインセレクターも、ブースター編、歪み編でお馴染みの、ひろ あつくんに依頼して作りました。このラインセレクターは、パッシブ 回路になっているのでバッファーは入っていません。一応電池も入っ ていますが、ＬＥＤに電力を供給する為だけの電池です。

では、さっきの高速道路の例で ループさせている部分を説明します。
ループ時は（通常高速道路）、ワーミーペダル→ ＨＯＧを経由するセッティングにしています。
なぜ、この二つをループ内に組み込んでいるかと言うと、ワーミーは バイパス時（つないでいるだけ）でも原音を著しく劣化させる為です。ＨＯＧも、ワーミー程ではありませんが同様の理由です。
これを回避するために、バイパス道を通り近道する事で、音の劣化を防いでいるのです！

最近 、ループ内の順番をスイッチで変える事の出来る物もあるらしく、気になっています。。