五大堂です。節分の頃、醍醐寺の僧侶が確か1週間か10日籠って祈りの行をされます。雪が降り、とっても寒いです。こちらの五大堂にお参りさせていただくのも登拝行の目的の一つです。このあとすぐ近くの頂上まで行き、下りてきて「どうぞお元気で」とご挨拶したら呼び止められ「何ですか?」とまた五大堂に戻りましたら、
「行は、きついな?」
と。ピタリのことを言われ、励まされ、涙がこぼれてしまいました。
「でも皆さんが幸せに過ごせますように行をかけさせて下さい」
と申し上げ、また祈らせていただきました。今日の行は、本当に貴重な行でした。1人行(ひとりぎょう)だと、神仏様の声を逃しません。だから1人行は必要なのです。