水行(すいぎょう)

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まだクリスマスイルミネーションが残っていました。行場は、ここから2キロ近く離れています。行場では、神職の方が、初詣の準備で、ライトを設置したり忙しくされてましたが、水行を始める私のために、セットしたてのライトも一時消して下さいました。密行なので、人に見られたくないのです。でも、今夜、行の最中、般若心経を上げている時に後方に人が立ち、見ているとわかったので、目を閉じたまま、移動して下さるようお願いしました。その人についているもの(霊)が近づいてきて背中が重くなるので判るのです。すぐ移動して下さいました、背中が軽くなりましたから。今日も冷たかったです。おまけに満潮。バシャバシャ波をいただきました。風が急に強くなって。昨日の汗かいた状態で、氷点下の愛宕山の頂上で雪の中、拝むのも冷たくて、体温がどんどん奪われて行きますが、水行は、ジワジワでなく一瞬で弾けるというか、固まるというか。。時折、降ってくるこの雨が朝にかけて雪になるかもと天気予報が先ほど言ってました。今年最後のお礼行に雪は最
高のプレゼントになることでしょう。深夜、天から海に舞い落ちる雪って、ものすごく美しいのです。その中に私一人だけ。。でもものすごくものすごく冷たいです。水行のすぐあと、着替えて履く靴下をこの冬、フリースからミズノのブレスサーモに替えました。普段はカイロみたいに暖かい履き心地なのですが、水に浸かった体は冷えているので、体の熱を発することができず、イーーと声が出るほど、足が痛冷たいことに変わりはありませんが、フリースより少し良さそうで、この冬はお世話になります。

愛宕山山門

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京都の愛宕山に、一年のお礼参りで登拝行をさせていただきました。昨日は雪と予報が出たので、今日に変更したのですが、昨夜凄い降ったらしく、一般道は凍結しているし、愛宕山は、雪一面でした。愛宕山は、鳥居をくぐったら、いきなり壁のような坂道が始まりじまり、本殿まで4、2キロです。看板には往復五時間とあります。私が山の途中で「愛宕の神様。いつもお世話になっております家田荘子です。早くお会いしたいです」と言ったら、「一歩一歩踏みしめて登りなさい」と、神様の声が聞こえ、おっしゃる通り、ペースを落とし、一歩一歩感謝しながら登らせていただきました。それでも私の気持ちを汲んで下さり、上から引っ張って下さったようです。往復3時間25分の中に25分のお詣り時間が含まれてますから、往復3時間でした。でも雪が凄いし、石段は滑るから一段一段、両足を置いて上り下り、時間はかかるし神経使うし、滑らない場所を探しながら歩くので、目がとても疲れました。でも、やっぱり登らせていただいて良かった。愛宕の神々様に、とてもお会
いしたかった。そして1丁ごとに立っていらっしゃるお地蔵様の方々にも、お一人お一人ご挨拶できました。これで気持ちよく心残りなく新年を迎えられます。愛宕山は火の神様。東日本大震災の翌日、地と火を鎮めて下さいと、お願いに泣きながら登拝していました。今日、火の行を終え、明日からは水行です。下りてきて鳥居をくぐった先にある「智楽」さんで、きのこの鍋焼うどんをいただきました。めちゃめちゃ美味しかったです。

京都・八坂神社

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今朝、携帯の天気予報を見たら、午前11時からずっと愛宕山辺りは雪になっていたので、愛宕山を明日にし、明日予定だった三十三間堂にお供えのお酒を納めることや、八坂神社にお礼参りに行くことなどを今日にしました。前行をしてないことが、かえって幸いで変更させていただきました。写真の左上に、家田荘子とかかれた提灯があります。15年以上、この本殿前、大好きな、すさのおのみこと様の近くに飾っていただいています。お正月準備で工事中でした。三十三間堂の28部衆のお一人、ならえんけんご様のファンキーなお姿に魅せられ通ううち、仏道が開けて行きました。私は天台宗でなく、ご縁の続いた真言宗の道を自然と歩かせていただくことになったのですが。感謝の気持ちを込めて、お経を納めさせていただきました。また1千体の観音様の裏にいらっしゃる客仏の役行者(えんのぎょうじゃ)様のファンで、ご挨拶を。前鬼(ぜんき)後鬼(ごき)が、失礼ながら、とってもかわいいのです。いつも膝を折って小さくなって下から微笑
みかけさせていただいています。冷たい雨が降っています。一晩中雪とのことです。凍っているでしょうから、明日は滑らないように登拝行をしなければ。。一応、登山靴に巻く縄も滑り止めに持って行きましょう。

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