ネコ・海ちゃんと松本清張先生の「雑草群落」

ネコ・海ちゃんと松本清張先生の「雑草群落」_d0339676_11261871.jpg

行が続いて、机上がファックスでぐちゃぐちゃになっています。この机は、樹齢400年の「みずなら」の一枚板で、飛騨高山のオークヴィレッジの作品です。でも、ぐちゃぐちゃで机に申し訳ないです。そのごちゃごちゃの上を陣取っているのが海(かい)ちゃんです。海ちゃんは、仕事をする時と、寝ている時、いつも一緒です。その海ちゃんの近くにあるのが、松本清張先生の「雑草群落」(光文社文庫)です。上下2巻の超大作で、骨董業界の争いを描いています。松本清張先生というと、主役の女性を最後にとことん墜(お)としますが、今回は62歳の古美術商の男性。年齢的にも、この主役をいつものように、奈落の底に墜としたらかわいそうと心配していたのですが、やっぱり男性には甘い松本清張先生。最後は救い上げて下さいました。おかげで読後、心痛くならずに済みました。良かった。。ところで空ちゃんが初めて新聞にデビューします!20日日曜日付けの産経新聞関西です!

大黒屋道後店(松山市)

大黒屋道後店(松山市)_d0339676_11261865.jpg

おうどんが、めちゃめちゃ美味しい大黒屋道後店(愛媛県松山市)に、石鎚山から降りてくると、いつも寄ります。私がいつもいただくのは、この「弁天うどん」。店名の「大黒うどん」はもちろん、七福神の名のついたおうどんの他、たくさんのメニューがあります。弁天うどんは、玉ねぎや卵や人参など野菜たくさんのあんかけうどんで、美味しくて美味しくて、初めて食べた時から、はまってしまっています。中途半端な時間に行っても、いつもほぼ満席です。厳しい山行のあとは、行仲間たちと、行を振り返りながら、苦しくなるまで、その土地の美味しいものを食べる。。これが楽しみなのです。

石鎚山

石鎚山_d0339676_11261853.jpg

四国一の霊峰・石鎚山頂上です。雨は止んでくれたのですが、風が台風のような暴風で、危なくて頂上の中心の方しか歩けません。あまりに風が強すぎて、せっかく写真を撮っても、こんな姿で。。今朝、最初のうちは雨が降っていましたが、いつのまにか止み、木々の葉から落ちる雨粒たちが、私たちの体に降りかかっていました。頂上についた途端、暴風に襲われ、先日の台風の時の海行のような風が。。でも今回も無事に上らせていただけました。16年です。前行後行(まえぎょう、あとぎょう)の水行は、大変です。でも私1人の登拝行なら、これほど前行をしないのではないかと、今朝、お山の中を歩きながら思ったのです。行仲間の安全を祈っているから、前行をやってもやっても足らないと、何度でも水行を重ねているのでは?だとしたらみんなに感謝です。おかげで私は、いっぱい水行することを許されているのですから。。無事に終わり、今、ほっ。。としています。今月後半からは、9月の出羽三山への前行が始まります。

Copyright © bizki Inc. All rights reserved.