水行(すいぎょう)

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この景色は観光名所の海沿いですが、ここから約二キロほど離れた行場で水行しています。密行なので、そこは写せません。強風注意報が出ていて、満潮、雨、その雨が止んだら急激に気温が下がり明日は雪と言われてます。水の中に入って行じてる時は、考える力も麻痺しかけて必死に拝んでいるため、冷たさ痛さもよくわからないのですが、終わって結界を切ったらもうだめ!体が踊るように震え出し、足も手も痛くて痛くて、世俗に戻ったわけです。外で強風や雨に打たれながら白着からmont-bellのフリースに着替えるとき、自分に声かけ励まします。まだ大丈夫!歩ける!震えすぎて立てず、雪の地面を這うしかできなかった夜もあったし。。でも体が温かくなろうとするので舌が膨らんで、喋りにくくなるんです。なぜそこまで?昨夜ブログに登場した師僧・池口惠観が10年以上前に言われました。私達行者は、行は辛くても、行が終われば辛さから解放される。でも今、悩んで苦しんでいる人や病気と闘っている人は、時間が来ても苦しみから解放されない。その方達の痛みを
少しでも共有させていただくために私達は行をし、皆さんの幸せを祈るのだと。今夜は満潮で波が高く強風のため、波が陸を打つ度に地面が揺れて、緊迫していました。日にちが変わったら深夜にもう一度。深夜の一人行は、怖いけれど、空も海も独り占めです。
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