水行(すいぎょう)

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日本海側に寒波が押し寄せ、本当に厳しい水行となりました。さすが12月です。12月の水行は、体がまだ普段の寒さにさえ慣れていないので、特に辛く感じます。15年、年中、水行をさせて貰っていても、冷たさや厳しさを体が忘れてしまうのです。

昨夜、零時前の満潮での水行は、強風波浪注意報まで出ていて荒れていました。厳しすぎて、水行を終えた後、頬に涙がついていました。神様に「やっぱり寒行はきびしいです」と、泣き笑いで言ってしまいました。結界を切って終えた後、頭の中が寒さで働いていないので、自分の体に声をかけて「白着の紐を解く」など命令して手を動かします。ガタガタガタガタ飛ぶように震えていますが、かつて吹雪の中、水行をした時は、震えすぎて立って歩けず這ったことがあったので「まだ歩ける。今日はまだマシ」と、自分を励ましました。午前4時の水行は、目の前に美しい月が見えていました。荒れた黒い海を照らしてくれるので、温かな海のように見えました。でもそんなわけない。水に入っている間は、冷たすぎて体の感覚はありません。強風が容赦なく暴れる中、何秒か風と風の間が訪れます。その何秒かが暖かく感じられ嬉しいのです。2回とも、私が水行をしている間だけは、霰が降るのを止めてくれていました。寒行初めから雹では、あまりにもきついし痛いと、神様が調整して下
さったのでしょう。行が厳しいほど神様は、必ず優しさも与えてくださいます。指は例年通り、軽い凍傷になってしまいました。東日本大震災以来、この国の自然が穏やかでいてくれますよう、水行で祈り続けてはいるのですが、おさまるどころか、災害は次々と起こるばかり。。。
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