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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
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ウクライナの歌姫
第55回日本形成外科学会の幕は切って落とされた。
というといかにもありきたりの表現だが、其のスタートとなった会長招宴は見事なものであった。
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参加者の数、ニュー・オータニのシェフ腕よりの料理もさることながら、食前のウクライナの歌姫のリサイタルは圧巻だった。
6歳の時、チェルノブイリ原発事故に遭遇し、故郷を失い、今は日本に定住しているという。
ギターのような楽器を弾きながら、ある時は切々と、ある時は楽しげに愛らしいウクライナの歌を歌う、語りを交えながら。

前回の学会は3・11の一月後、中西会長の英断で、四国で開催された。
あれからの一年を思い浮かべ、胸にこみ上げるものがあって、乾杯のあいさつの促された時、不覚にも言葉を失ってしまった。
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演奏中は撮影はご遠慮をと言われたので、ディナー後、彼女の本とCDにサインをしてもらった時のフォトをアップする。
by n_shioya | 2012-04-10 23:17 | 医療全般 | Comments(4)
フランスの美しい村
モンテカルロから車を走らせ、目的地のヴァンスに就いたのは昼前だった。
だが、お目当てのマチスの礼拝堂は2時まで昼休みで門はしまっていた。
幸い車で15分ほどのところに、サン・ポール・ヴァンスという美しい村があり、其の墓地にはシャガールが眠っているという。

村はすぐ見つかったが、車を止めるところがない。
野菜市場の隣にレストランがあり、どっしりした木の門の向こうには中庭が広がり、木立の中の30ほどのテーブルを、ボーイ達が忙しそうに白いクロスでセッティングしている。
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とりあえずここでランチをと、車を駐めようとすると、マネージャーらしい男が〝予約はあるか”と聞く。
〝いや”と答えると、もう“予約で満席” だという。
すると、野菜市場の親父が手招きして、小声で“チップを渡せ”とささやいた。
何がしかの紙幣をマネージャーに渡すと、あら不思議、パッと二人の席が用意された。
なるほど、「地獄の沙汰も・・・」の諺どおりである。
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アスパラと子羊でランチを済ませ、車を預けたまま村を散策する。フランスの村によくあるように、狭い石畳の通りの周りには、土産物屋、画廊などがひしめいている。
石畳を上り下りして、村を抜けたところに墓地はあった。
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シャガールの墓はすぐわかった。
マネージャーから教わった通り、ユダヤの習慣で墓石の上には、花の代わりに小石が積まれているからである。
我々も小石を拾い、ローマ字で名前を書いてそっと墓石の上に載せて墓地をあとにした。

マチスの礼拝堂は意外に小ぢんまりとした造りだが、コート・ダジュールの爽やかな日差しが、マチス最晩年の壁画を美しく照らし出していた。

フランスには「フランスの美しい村」という協会があり、150ほどの村を認定している。
サン・ポール・ヴァンスは其の中に入っていないようだが、おそらく認定されたどの村にも負けないくらい、魅力的な村といえるであろう。
by n_shioya | 2012-04-09 21:57 | コーヒーブレーク | Comments(2)
復活祭
時差ぼけのあおりか、今朝目覚めたのは昼近くだった。
今日は復活祭である。
キリスト教徒にとっては、クリスマスよりも大事な祝日だ。
所属の山手教会には夕方のミサがなくなったので、上智大学のあるイグナチオ教会の6時のミサに参加した。
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丁度一週間前の枝の祝日はモンテカルロに居た。カンヌ周辺をドライヴし、夕方アンティーブのピカソ美術館を見学した後、隣の伽藍で6時のミサがあるのを知り、一時間半ほどのフランス語のミサにあずかることができたのを想い出した。
たまたま、美術館のテラスで失敬したオリーブの若枝を手にしていたので、プチ窃盗の贖罪も兼ねて祝福を受けた。
by n_shioya | 2012-04-08 22:54 | コーヒーブレーク | Comments(1)
「世界一受けたい授業」
今日は「世界一受けたい授業」の収録だった。
テーマは「体のたるみ」。
時差ぼけの朦朧とした頭で授業を行った為、しどろもどろの講義になり、クィズの場面では、講師として〝正解です“と言いながら、○の代わりに×のプラカードを出したり、
境正章名校長が救ってくれなければ、散々な授業になるところだった。
放映は28日である。あな恐ろしや!
by n_shioya | 2012-04-07 23:15 | アンチエイジング | Comments(2)
モナコの旅
実は昨日パリから戻って、今時差ぼけの最中である。
モナコに4泊、パリに3泊。足かけ9日のアンチエイジングの旅であった。
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モナコでは、国際アンチエイジング学会、そしてパリでは???
モナコの学会はモンテカルロのど真ん中、コート・ダジュールを見渡す絶景のロケーションで、しかもカジノと隣り合わせにある。
参加者は多数の筈なのに、会場は空きが目立ったのはそのせいだろうか。
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今年で10回目になるこの学会だが、今回は会長の特別な計らいで、日本人を前面に押し出したプログラム構成だった。
そしてジャパニーズ・セッションは大人気で、講演後も演者に質問者の列が並ぶほどだった。
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其の絶好のロケーションに居ながら、僕は不幸にしてギャンブルに興味が全くないし、失う金の持ち合わせもない。
そこで余暇を利用して、レンタ・カーでカンヌ周辺の美術館巡りをした。
ピカソ、マチス、ルノアールなど。
彼らがカンヌ周辺に居を構えた理由も納得がいった。コート・ダジュールの自然無しに、あの色彩と大胆な構図は生まれなかったろう。

また、今回ほどカーナビのありがたさを痛感したことはない。あれなしにはモナコを脱出することも、ましてや帰還することも不可能だったろう。

時差ぼけから恢復し、記憶が解凍したところでおいおい旅行記をブログに挙げていくので、乞うご期待。
by n_shioya | 2012-04-06 21:08 | アンチエイジング | Comments(4)
アルハラとセクハラ
セクハラ、モラハラ(モラル・ハラスメント)続いて、アルハラが問題になっているそうだ。
アルコールの飲めない者、また飲みたくない者に宴会などでアルコールを強要するアルコール・ハラスメントのことである。
こういう場での飲兵衛は実にしつっこい。
新入部員や新入社員の歓迎会がアルハラの格好の場所になるという。

昔、と言ってもまた半世紀も前の話になるが、外科の医局のハラスメントはすさまじいものがあった。
入局の儀式と称し、昼間野球をし、百メートル泳がされてから、護衛付きで宴会場に誘導される。そこで長い訓示の後、無礼講となる。

僕等の前の年は、飲めない奴には胃カテーテルが突っ込まれ、ビールと小便を半々に割ったものがつぎ込まれ、一人、急性の肝障害で死亡したという。
が、これはあくまで風評である。
さすがに僕等の年はそれは自粛されたが、アルハラは健在で、御遠慮すると介添え役に羽交い絞めにされ、口を割って飲まされそうになった。
僕は親父の体質をついで、それまでは全く酒は飲めず、ちょっと口にしただけでも苦しくなった。
これでは殺されると思い、介添えを突き飛ばしたので、そいつは窓から落ちたが、幸い一階だったので大事には至らず、ぼくも難をのがれた。

アルコールだけではない。二次会と称してキャバレーや芸者遊びを強要するのも、無粋な男にとってはセクハラともいえる一種のハラスメントである。
僕はどういう訳か元来、全くその手のことに興味がない、というか苦痛でさえある。金を払って女を遊ばせているようにさえ見える。
だがこれまでの男社会では、そんな時に仲間づきあいを断ると“お前、それども男か!”と恫喝される。
いよいよ追い詰められた時の僕の魔よけの呪文は、
〝俺は金で買える女には興味がない。〝という一言だ。
座がしらけることは確実だが、これほど効果的なセクハラ男どもの撃退法は無い。
by n_shioya | 2012-04-05 21:49 | コーヒーブレーク | Comments(5)
パリの旅籠屋
〝ホーム アウゥイ フロム ホーム“という言葉があったと思う。
高級旅館にもかかわらず、たとえば京都の俵屋などはその安らぎを与えてくれるのは、村松正視が「俵屋の不思議」に描いたとおり。
その安らぎを求めて、海外でも僕はこじんまりした旅籠屋風の宿を探しては泊る。
こじんまりとは言えないが、同じ雰囲気はニューヨークでも、アルゴンキンなら味あうことができる。
どちらも以前、このブログで取り上げたが、パリでは?
僕の好みは、ヴォージュ広場のパヴィョン・ド・ラ・レーヌである。
モナコ、パリとほぼ10日の旅を終えて、僕は今、涙ながらに其の旅籠屋をあとにする。
by n_shioya | 2012-04-04 16:25 | コーヒーブレーク | Comments(3)
「笑い」の効用
年に数回は学会で海外出張を続けていたころ、旅の途中で、何かホテルのフロントなどの対応がよそよそしくなってくるので不審に思い、ハタと或ることに気がついた。

普段はそれほど意識しているわけではないが、なるべく人に笑顔で接しているのが、異国での緊張が続き、疲れがたまると、ついこちらの表情がこわばってくることに気付いたのである。

それからは海外旅行中には意図的に顔面筋を緩め、笑顔で人に接するようにすると、相手の対応も和やかになり、こちらの緊張も本当に溶けてくるという、良い循環が生まれることが分かった。

アメリカの週刊誌「サタデー・レビュー」の編集長で、「ヒロシマ」の著者でもあるノーマン・カズンスが、難病の膠原病にかかり、医師に見放され、自分で当時ライナス・ポーリングが提唱したビタミンCの大量療法と「笑い」によって病気を克服したことは、その体験記によってよく知られている。
これは50年も前の話だが、最近になってやっとアンチエイジングの世界でも、ビタミンCの大量療法と、「笑い」の効用が認められてきた。
ことに「笑い」は癌患者の苦しみを軽減すると言うことまで言われている。

このように「笑い」は、リラクゼーションと相まって、アンチエイジングだけでなく、人間関係の潤滑油として、積極的に個人、個人のライフスタイルに取り入れられてよいのではなかろうか。
by n_shioya | 2012-04-03 23:59 | アンチエイジング | Comments(4)
睡眠
この秋のアンチエイジングネットワークの公開シンポジュームのメインテーマは、「睡眠」にしようかと思って今検討中である。
実は去年このテーマを取り上げるはずだったが、入浴とヒートショックプロテインの話になったので、今回は「快眠」其の者を俎上に挙げる予定である。

アンチエイジングの9割はライフスタイルにあるとされているが、其の三大要素が「バランスのとれた食事」「適度な運動」そして「快適な睡眠」であることは繰り返し述べてきたとおり。
だが、睡眠にかんする研究は、他の研究に比べ遅れをとっている。
しかし加齢とともに機能不全になりがちなのが睡眠であり、若いころのバタンキュウに変わり、寝つきが悪くなり、また中途覚醒、早期覚醒も悩みの種でなり、安眠の妨げとなる。

睡眠が他の二つに比べて異なるのは、意識するほどに障害が悪くなることである。
これはリラクゼーションとも密接な関係にあるので、ライフスタイルの改善、寝室という睡眠環境の改善、睡眠剤の適切な使用など、幅広く検討を加えたい。
by n_shioya | 2012-04-02 23:59 | アンチエイジング | Comments(2)
ヘンペッキング・オーダー、いやさイジメの序列
ヘンぺッキング・オーダーという言葉がる。
訳せばイジメの序列となるか。
雌鶏が弱いのをいじめると、イジメられたのが、さらにもっと弱いのいじめて連鎖反応が続くことからきている。
再来週の、日本形成外科学会の特別講演「形成外科の裏街道」の準備をしながら、図らずも、昔留学時代に覚えたこの言葉を想い出した。

昔、僕がレジデントの頃、形成外科は外科の中では日影の存在だった。僕は外科の同僚から、なんだお前、ニキビ取りじゃないかとか、皮張り屋とか蔑視されたものだった。
その腹いせが、美容外科に向けられ、形成外科の中では美容外科が日蔭者だった。その為僕が美容外科に手を染めると、形成外科医からは、女性の虚栄心におもねる医者にあるまじき行為、と侮蔑を受けた。
そしてある事情から、エステに関わるようになると、美容外科医からは裏切り者扱いをされた。
そしてこの数年、いかがわしいと言われながらもアンチエイジングに血道をあげている。
こうして僕は何時もイジメの序列の最低線を歩んできて、イジメに対する免疫は強固なものなった。

だが、其の形成外科も、また美容外科も、エステもそしてアンチエイジングも、今や人気の分野になりつつある。
そのせいか知らないが、何か事を始めるにあたって、周囲が反対すると、これはものになるかもと思い、すんなり賛成してくれると却って心配になる。
だがこれは、もともとひねくれ者だったこともあるだろうが。

そして今、やってみたいことをいくつか抱えているが、幸いみんなが首をかしげるので、案外うまくいくかも、と都合よく考えている。
by n_shioya | 2012-04-01 23:59 | アンチエイジング | Comments(2)




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