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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
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敬老の日
敬老の日が来ると思いだす失敗談がある。

親父が亡くなる数年前だったろうか、親父がお世話になっている特養で敬老会があり、われわれも家族として出席した。
最長老の息子ということで、院長からお祝いの挨拶を頼まれた。
型どおりの祝辞を述べた後、ついいつもの癖で本音が出て「でもまあ、長寿もいいけど、人間80まで生きればもう充分じゃないですかね。」とやってしまった。
一瞬、座はシンとなり、院長は渋い顔をしている。
改めて見渡すと、ほとんどが80以上の顔をされている。
そのあとどう取り繕ったか覚えていないが、あとで配偶者からこっぴどく訓戒を受けたことは確かである。

何度か書いたように、僕は本音としてこの先特に長生きをしたいとは思わない。
この12月で78歳。もういつ逝っても悔いはない。
勿論健康長寿が保証されるなら、そしてコロリが可能なら、そしてまた、年金が今の三倍ほどもらえるなら、長生きも悪いくはないが、もう「地獄」は見たくない。
悪化する世界経済、核の脅威、中国の覇権主義。不安な材料が満ち溢れている。
戦争が人を野獣に変える経験はもう沢山である。
民主党さん、しっかりおねがしますよ。

ちなみにそれ以来、親父が逝ってしまうまで、特養の院長から二度と挨拶を頼まれることはなかった。
by n_shioya | 2009-09-20 23:48 | アンチエイジング | Comments(14)
ペニンシュラ東京・ピーターの期間限定ランチ
ペニンシュラ東京のレストラン・ピーターの「期間限定ランチ」が評判を呼んでいる。
前菜、メイン、デザートまで入れて、唯の2000円。
若い女性に大人気で、なかなか予約が取れないという。

フロントから直通エレベータで上がると、レストランはホテルの最上階で日比谷公園を俯瞰し、素晴らしい景観である。
だが今日は、同伴の美女のほうがそれを上回る目の保養であった。
彼女はユーロメディコム・ジャパンの責任者として、10月に三つのプロジェクトを抱えてをり、今日はその打ち合わせだった。
b0084241_9405021.jpg

まず最初は、テキサスの形成外科医ビッグス先生を招いての、豊胸術のセミナー。これは国際形成外科学会アジア太平洋会議の際に行われる。
ビッグス先生は僕が帰国の年に来日されて以来の、ということは44年来の朋友である。
その後頻繁にアメリカの学会でお会いしていたが、このところ、10年以上間があいたのので、再会が楽しみだ。

次はアロマテラピーの講習会。そのために南仏のアロマの専門家、ランペール先生が招聘されている。
南仏はアロマのメッカだそうだ。
アンチエイジングの手法の一つとして、アロマテラピーはもっと取り上げられてよいのではないか。

そして最後は、これも南仏のプティ先生をお招きして、メゾテラピーのセミナー。
メゾテラピーは日本では痩身術と思われているが、実は皮膚の表層に薬剤を注入する手法を言い、その薬剤の種類によって、しわ取り、脂肪融解そしてボトックス注入など、さまざまな目的に利用される、今話題の治療法の一つである。

アロマテラピーのセミナーは一般に公開されるので、興味のある方は是非
info@euromedicom.jp
までどうぞ。
by n_shioya | 2009-09-19 23:04 | アンチエイジング | Comments(3)
縞模様のパジャマの少年」
このところ映画づいている。
昨日は恵比寿ガーデンシネマで「縞模様のパジャマの少年」を観た。

戦争の現実を何も知らされていない、ナチス将校の息子と強制収容所のユダヤ人少年の間に禁断の友情が芽生えていく様が描かれる。フェンスに隔てられた二人の少年の人生は、次第に逃れられないほど深く絡み合っていく。

暗い重い映画であった。憎しみ合いと殺し合い。裏切り。ホロコースト。
同じ過ちをまた繰り返しかねない人間の性。
現にルワンダ、パレスティナ、イラク、アフガニスタンなどでそれは続いている。

しかし、ナチについてはこれほどまで執拗に繰り返し反省もし、またそれを強いられるのか。
それに引き換え日本人は・・・
僕はどうしても、前の大戦で天皇制の下、日本政府とりわけ特高警察と日本軍が自国民に与えた理不尽な残虐の数々を思い出さずにはいられない。
自国民に対してこれだけ残忍になりうる輩が、他国民に対してどれほど非情になりえたか、想像に難くない。
しかもその原因とまして責任の追究は、日本国民によっては一切なされてこなかった。

こういう考えを「自虐史観」と決めつけるのが昨今のはやりのようだ。
だが、日本軍は天皇を護っても、日本国民を護る存在ではなかった。
日本国民の命は、枯れ葉一枚より軽いと教え続けられた。
天皇の為に死ぬことにしか価値はないとされていた。ナチ以上に「狂気の時代」だった。
このように、サーベルの脅しで自由を奪われた青春が、いかに非人道的なものだったか、今の若い人に少しでもわかって欲しい。

所でこの映画は予想外の、悲惨な結末で終わる。
だが、これ以外の結末があり得たろうか。むしろ救いと言えるかもしれない。
と言われても、何のことかわからない向きは、ぜひこの映画をご覧になって、ご自分の感慨を味わってください。
by n_shioya | 2009-09-18 22:41 | コーヒーブレーク | Comments(4)
アイスランドへどうぞ!
アイスランドから“妖精”が飛んできて、「氷の楽園」に連れて行ってくれた。
飛行機でほぼ丸一日かかるのが、なんと車で一時間。
場所は高輪のアイスランド大使館だった。そう大使館は、その国の主権領土と見なされるわけだ。

館内では“アイスランド観光”のセミナーが開かれている。
金融破たんで4つの銀行は国営化されたが、バブルは上っ面の出来事で、国の根底は質実・健全をモットーとするアイスランド国民が支えているので、着実に回復に向かっているという。

アイスランドは澄み切った空気、豊かな漁業資源、国中に湧きだす温泉。それらに培われた素朴で温かい国民性。また、何よりもオーロラの国。
観光客にとっての魅力に満ち溢れているので、皆様ぜひどうぞ、ということだった。ただしまだ直行便はない。

環境汚染と人々の足の引っ張り合いに心底嫌気がさした身には、短期観光と言わず、民主党の革命が失敗に終われば、日本を脱出して永住も考えたくなるほど、魅力的な国に見えてきた、もし、年金で生活可能で、医療の心配がなければという条件がつくが。
ちなみにアイスランドは、世界一の男性長寿国とされている。

ところでその“妖精”の名はアイスランディア
このブログのコメントの常連で、彼女のブログは右のコラムにリンク先があるので、ぜひ飛んでってみてください。
by n_shioya | 2009-09-17 23:05 | アンチエイジング | Comments(4)
アンチエイジング・カフェ
b0084241_10353646.jpg無事第一回アンチエイジング・カフェを終了した。
アンチエイジングに関心のある方の、小グループ研修会である。
初めての試みとしてはまずまずだったと思うが、参加者の皆さんはどう感じられただろうか。

これまでも講演会やセミナーでアンチエイジングの話をさせていただく機会は多かったが、参加者が大勢だと話し甲斐はあっても、一方通行にならざるをえない。
むしろ、参加者と両方通行のやり取りとなると、10人から20人が妥当で、今回は17名と言う適当な数に収まった。
会を重ねて質疑応答だけでなく、参加者同士のディスカッションも弾むような集まりに育てたいと思っている。

10年ほど前、アンチエイジングを旗揚げした頃は、アンチエイジング、それ何?といった反応だったが、昨今は猫も杓子もアンチエイジングである。
氾濫する情報も玉石混交で、専門家でも把握しきれず、まして一般の方には戸惑いが多いだろう。

だが、基本的なことは意外に常識的なことで、ライフスタイルに帰するものが多い。
その辺の現時点での常識を把握していただき、さまざまな方法論の中から、ご自分に適したものを選ぶお手伝いをしようというのが、カフェの狙いである。

今回はまず、女性にとってもっとも関心のある、肌の若返りにテーマを絞ったが、次回はホルモン補充療法を中心に、アンチエイジングの目的とその取り組み方に話を広げ、最終回でアンチエイジングの要諦である「適度な運動とバランスの取れた食事」をカバーし、今流行のサプリメントの効用と限界を検証したい。

願わくはこの試みが定期会員のグループとして育ち、「美と健康」を目指すメンバの、月一回のカフェとして定着してくれればと思う。
by n_shioya | 2009-09-16 23:32 | アンチエイジング | Comments(8)
「ポー川のひかり」
b0084241_1014922.jpg不思議な映画であった。
岩波ホールで上映中の「ポー川のひかり」。
従妹が感想を書いたからといって、パンフレットと招待券を送ってくれ、今夕配偶者と観てきたところ。

物語は解説を引用すると
“ボローニャ大学の若い哲学教授が、時代に絶望し、過去を捨て、光あふれるポー川を遠くさかのぼり、岸辺の廃屋に住み始める。そして彼をその風貌から「キリストさん」と呼ぶ、素朴な村人との交流を通して、生の息吹を蘇らせ、真実を見出してゆく・・・”

ある意味で新訳聖書を下敷に、巧みに現代の問題を浮かび上がらせているので、カトリックでないとピンとこないアイロニーもそこここにひそんではいる。
だが、ポー川の美しい自然と相まって、21世紀のキリストのほのぼのとするおとぎ話に仕上がっていた。
やはりキリストはいたんだと改めて思わせる(カトリックのくせに何をいっとるんです!)心温まる名画であった。
by n_shioya | 2009-09-15 23:05 | コーヒーブレーク | Comments(5)
“希望”について
今晩のクローズアップ現代のテーマは“希望”であった。
最近の若者は希望を失っているという。
調査によれば、どういう調査かは別として、三人に一人は未来に“希望”が持てないと答えたという。
書店の本棚には、“希望”に関するコーナーも設けられている。
このような社会現象に対し、東大では専門家集団が中心に「希望学」という学問分野を立ち上げたという。

“希望”といったような主観的な感じの問題が学問対象になりうるかという議論もあるようだが、この研究は全国的な広がりを見せているようだ。
今の閉塞した日本の現状をどうとらえるかは、人によってさまざまだろうが、ひねくれ者の僕は、ヴィジョンもない権力志向のみの卒業生集団を送り出し、このような社会を作り出した元凶ともいわれる東大が、“希望”の旗振りを始めたことに、違和感を感じないでもない。

“希望”の定義や条件はゆっくり検討することとして、“希望”と聞いて僕が反射的に想起したのは、敗戦直後の気持ちである。
若いということもあったかもしれない。また、天皇制の恐怖政治から解放されたということも大きかった。何よりも日本軍に殺される運命から、救われたということもある。
しかも現実の社会は厳しかった。食料は戦時中よりも払底し、悪性インフレが跋扈し始めていた。
無い無いづくしの日本だった。
だが、“希望”だけは国中にあふれていたように思う。
今がどん底だ。この先どんな変化が来ようと、現状よりは一歩前進になるだろうという、奇妙な安心感ともいえるものもあったかもしれない。

今の若者は物質的には満ち溢れた生活に慣れ染んでしまった。飢餓を経験したことのないものに、ハングリー精神を持てと言っても始まらないだろう。
だが、あふれる無駄の中に“希望”は押しつぶされてしまったのかもしれぬ。

“希望”とはよりよい未来への期待である。
ここで落ちるところまで落ちて、丁度パンドラの蓋が開かれた時のように、あらゆる災難が出尽くしたところで、空になった箱の隅っこに初めて“希望”を我々は見つけることができるのかもしれない。
by n_shioya | 2009-09-14 22:33 | コーヒーブレーク | Comments(4)
姥捨て山政策
数日前、叔母から電話があり、叔父が嚥下障害で入院しているが今後のことを相談したいという。
親父の末弟で、ほかの兄弟や、おふくろの兄弟はすでに皆無くなっているので、残された唯一の叔父である。もう90歳を超えている。

電話で簡単に話を聞いただけなので、嚥下障害の原因が何かどの程度かはっきりしないが、問題はこれからである。
だいぶ以前から足腰が弱り、電話で話すことはあってもここ数年会ってはいないが、叔母が言うには体は元気で、頭もまだしっかりしているという。
ただ、固形物を飲み込めないので、とろみのものをゆっくり時間をかけて、吐かせたり、飲みこませたり、嚥下訓練のリハビリを受けているそうだ。

問題は今の保険制度で、長期の入院は不可能になってきている。かといって介護施設が満杯か、高額なのは御承知の通り。
一月以内には退院させろと言われているので、結局は家で面倒を見るしか方法はないのだろうか、と叔母は困惑しきった様子である。その叔母ももう90近いはずだ。

ここ数年の間に、僕も100歳前後の両親を看取って、今の日本の高齢者の介護と医療制度のありとあらゆる矛盾を体験したので、これは出口のない難問であることは熟知しているだけに、即答が出来なかった。
こと医療福祉に関しては、行政の対応は場当たりのパッチワークで、複雑怪奇になる一方で、いまだにその全貌が把握できない。
後期高齢者制度そして年金制度の打ち出し方や、対応の仕方でもわかるように、本音は「姥捨て山政策」へと舵取りをしようとしている。

b0084241_1010188.jpgたまたま近刊の雑誌に介護特集があったので、目を通したが、読むほどに複雑で、どの選択肢も一長一短があり、ならどうしたらよいかという答えは出てこない。
とりあえずは今入院中の病院に見舞いに行き、現状を把握して、叔母の家族と相談するつもりである。
by n_shioya | 2009-09-13 23:39 | 介護 | Comments(2)
百寿者
有楽町のビックカメラから東京駅に向けて、巨大な魚のようなガラス張りのビルが横たわっている。
その内臓に入りこむと、中にはアトリウムが広々と展開し、周りに大小様々の会議場が並んでいる。
学会の会議場としてもなじみ深い国際フォーラムである。
去年の日本抗加齢医学会もここで行われた。

今日はそのガラス棟とよばれるセクションの小会議室で、アンチエイジングの話をさせていただいた。
主催は「余暇厚生文化財団」である。
200人ほど参加希望があったが、部屋の定員が100名なので半分はお断りしたという。もったいない話だった。
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ちょうど昨日のニュースで、百寿者が四万人を超えたという報道があったばかりである。
平成元年には三千人だったので、わずか20年で13倍に膨れ上がったことになる。この急速な高齢化を意識してか、参加者の方々もいつも以上に熱心に、抗加齢の話に聞き入ってくださった。ちなみに参加者のほとんどが6,70代の方々だった。
参加者の男女比はほぼ半々だったが、昨日報道された百寿者は、女性が78%であった。
これはなぜだろう?という議論で、男性陣の結論は、要は女のほうがシブトイのだ、ということになった。
老人ホームの統計でも、妻を亡くした夫はすぐ後を追うが、逆の場合は細君はかえって長生きするというのは、よく知られた事実である。

我が身を振り返っても、僕は“奴”がいなければ生きていけない哀れな存在だが、“奴”は僕なしでも生きていけそうなのは、癪だが実感である。
by n_shioya | 2009-09-12 23:40 | アンチエイジング | Comments(7)
シミが消えた!
女性にとって皮膚の老化の三大脅威はシミ、しわ、たるみだという。
男性では?
しわは長老の貫録、世に“50過ぎてからの男の顔は履歴書。”というではないか。豊かな経験の証。屋久島スギの年輪と同様に崇敬の対象となってもいいのでは。
そううそぶいてシミしわが牛耳っていた自民党は壊滅の危機に瀕している。
さならばシミはやはり汚点と言うべきか、と危惧したわけでないが、一年前、左ほほの薄いシミ、別名「老人性色素斑」にレーザー治療を試したことはブログで再三ご報告した通り。

その結果は?
どうです、すっかり消えているでしょう。
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最後にお示しした時は、まだ炎症性の赤みが残っていたが、それもすっかり消えてくれた。
五回の照射後、実は担当医の指示を無視して、紫外線防御も、再発防止の美白剤も何も使わなかった。洗髪でもわかるように、そんな手間のかかることはこの男には無理である。
それでも近代兵器の威力は大したものだ。

しかも我がクリニックのレーザー、かならずしも老人性色素斑に最適なわけではない。それに適したレーザーなら1,2回の照射でよいとされている。
ただ、自前のレーザーでどこまで効果があるかの実験台となっただけだ。

おかしなもので、それまで自分ではシミは一向に気になっていなかったが、こうして一か所がきれいになると、周りの黒子やその他のシミなどが急に気になってきた。美容手術を受けた患者が、次から次へといじりたくなる心理を垣間見た気がする。

でももし治療を望む方がおられたら、照射後の処置は医師の言いつけを守ってほしい。ずぼらを決め込んでも再発しなかったのは、単に運が良かっただけかもしれないから。

ところで最後にクエスチョン。
50を過ぎた女性の顔は何?
請求書”というのが正解だそうだ。
by n_shioya | 2009-09-11 22:29 | スキンケア | Comments(9)




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