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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
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未知への旅立ち
閉所恐怖症は?と田口院長が訊ねる。
ありません。
では耳栓を付けてください。
といわれて僕の未知への旅が始まった。
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と言っても何も宇宙旅行ではない、今なら素人でも知っている頭のMRI検査である。
配偶者は2年ほど前に検査を受けた先輩である。空洞に押し込められ、すごい轟音が30分続き脳が破壊されるかと思ったという。
そのことを院長に言うと、
“あ、それは古い機械ですな”、と軽くいなされた。

先週生まれて始めて一寸めまいを経験したので、とりあえず頭の中を覗いてもらうことにしたのである。
では、と技師の合図と共に体がするすると円筒の中に滑り込んだ。
と同時にゴトゴトと周りで音がし始めた。なにたいした音ではない。
今となりの家で進行中の改築工事がもっと騒音を立てている。
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そのうちに眠ってしまったらしい。
今度はごうごうという頭の中からの騒音で目が覚めたら、自分のいびきだった。
はい、これでおしまい。技師さんの話ではもう20分経ったそうだ。

円筒から抜け出して診察室に誘導される。
もうこの年である。
多少の梗塞の跡ぐらいは覚悟していたが、もし“脳味噌がどこにも見つからなくて”と言われたらどうしよう、など馬鹿な心配をしていると、田口院長はにこやかに、“上々ですよ。お年より若い”とモニター画面の映像を指差して説明してくださった。

脳味噌が自由に輪切りにされ、伸びたり縮んだり、血管が鮮やかに投影されたり、不勉強の元形成外科医はただただ感心させられた。

まだしばらくは生きられるようだ、ということはまだこれからも皆さんにはご迷惑をかけ続けることになる。
どうぞご勘弁のほどを。

ところで今日の検査は勿論ぼくが顧問をおおせつかっている、六本木のミッドタウンクリニックで行なわれた。
綺麗で、スタッフも親切で、すべてが手際よく、皆様も是非このクリニックを贔屓にされることをお勧めします。
by n_shioya | 2007-08-21 21:42 | アンチエイジング | Comments(2)
メディカルラウンジ
今日は素晴らしい奴にあった。

次男の友人のドイツ人で、日本でIT関係の仕事をしているが、最近娘さんが日本の病院に入院し、日本の病院の環境の悪さ、医療スタッフのオーバーワークに唖然として、日本の医療事情の改善の必要性を、ドイツ人的な論理性で訴えられた。

これこそまさに先日僕がベルリンで見学して、同様な施設を何とか日本にもと関係者に働きかけを始めた、“メディカルラウンジ”導入の動機と合致している。

彼は日本在住だが、仕事の関係で年中ドイツには行き来している。
日本でメディカルラウンジの受け皿となる筈の企業に彼を紹介して、日本の医療の改善と合理化のため一肌脱いでもらうこととした、日独の橋渡しといわゆる外圧として。
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by n_shioya | 2007-08-20 23:20 | アンチエイジング | Comments(0)
明日の収益のために
今日で二日間の学会が終わった。
目玉はやはりレーザーだった。

レーザーは目的別に、オーロラだのクールタッチだの、ポラリスだのと、洒落た名前の機種が続出するが、コンピューターと同じで、ほぼ半年毎に新機種が現れる。しかも自動車のモデルチェンジと同じで、やっと手にする頃にはもう次の機種が現れる。

このごろはネットのお陰で患者さんの方が情報に詳しい。予約をとる前に、オタクには何々がありますか、使用しているレーザーの機種を電話での問い合わせる人も多いという。
したがって対応する医師としても、大して差はないと思っても?、やはり品揃えしないと競争に遅れる。
まるでメーカーのために働いているようだ、とこぼす医師もいた。

当然ながら皺しみが主な話題だったが、急性からニキビ跡までにきびの治療も進歩してきた。
ここでも主役はレーザーである。

今ひとつ最近の学会の傾向はいわゆるハンヅオンに人気が集中することだ。
これは企業が自社製品を展示だけでなく、実際のデモ実習を部屋を借り切って行なう講習会である。

今回も二日間に、13,4のハンヅオンセミナーが、メインの学術会議と平行して行なわれた。
“明日からの収益に繋がること”。美容医療の分野では、これが学会参加の目的になりつつある。
悠長にエビデンスにこだわっていると、開業医は日干しになってしまうということらしい。
by n_shioya | 2007-08-19 23:59 | スキンケア | Comments(0)
美容皮膚科学会
今日はみなとみらいのパン・パシフィックで日本美容皮膚科学会
数年前までは5,60人のささやかな集まりだったがここ数年で急成長して、今回は参加者500人以上。

最近の美容医療に対する関心の高さを目の当たりにした感があった。
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by n_shioya | 2007-08-18 23:20 | スキンケア | Comments(0)
親父の近況
数日前、特養から連絡があり、このところ親父の食欲が衰えてきたという。
まあ、この暑さですし、というが、全館冷房のはずである。
いよいよ危ないかと思い、特養に訪ねてみた。

相変わらず眠っていた。
手をとって、信幸ですよと大声で耳元で言うと、うっすらと目を開け、にこっとした、いやこちらがそう思っただけかもしれない。

介護の方の話では、全く食べないと言うわけではなく、今までと比べて食が細くなったのと、固形物をあまり取らなくなっただけだという。

水分は?
充分飲まれます。

確かに痩せては来たが、脱水さえしなければ、無理に食べさせることもないだろうと介護の方に告げた。

食が細くなったと言ってももう105歳である。
アメリカでは大食いで鳴らしたこの僕でさえ、75歳の今は一人前を食べるのがやっとである。年をとることの悲哀を最も強く感ずるのは、目の前の料理を食べきれない時だ。

親父もまだまだこの分なら大丈夫と思う反面、もういつ何があってもしょうがないなど、あれこれ思い巡らしながら家に戻った。
by n_shioya | 2007-08-17 23:59 | コーヒーブレーク | Comments(0)
酷暑
昨日は40度を越す今夏最高の猛暑だったが、今日はそれを上回る酷暑
もうブログを書く元気もない。
明日はどうなることやら。

お休みなさい。
by n_shioya | 2007-08-16 23:40 | コーヒーブレーク | Comments(4)
車と化粧品
車の愛好家の友人からコメントを頂きご返事を書いている内に、これまでの車とのかかわりが思い出され、実際に生活を共にした愛車の数々、憧れの名車、レンタカーでの欧米の旅などが、陳腐な言い方だが、走馬灯のように脳裏を去来した。

免許証を手にしたのが18歳だからもう60年運転を続けたことになる。
以来、最近まで無事故無違反を誇ってきた、勿論白バイのメーターが間違って?いたり、パトカーに緊急往診?の邪魔をされたことは幾度かあったが。

最初の出会いはルノーである。日野自動車がいわゆるノックダウン方式で組み立てたルノーの誇る4CVである。
敗北したドイツのポルシェが、戦勝国のフランスの命で設計させられたため、意図的にその後ドイツで作り始めたポルシェの手抜き版だといわれただけあって、故障続きだった。
だが、戦後初めて日本人が手に出来た半国産車なので、人気は上々だった。

親父が運転手月で往診に使っていたが、夜間と週末の往診は僕が受け持つという条件で、あいている時は使わせてもらった。

その後、これもノックダウンのイスズのヒルマンに変わったが、やがて僕はアメリカに留学して、かの地で自分の車を持つことになる。

100ドルで買ったプリムスのクーペだった。
その後、少しましなプリムス、そして当時アメリカで人気の出始めたフォルクスワーゲンに乗り換える。
このワーゲンで配偶者と男の子二人の4人家族が、2ヶ月かけてアメリカ大陸を横断することになる。勿論毎晩テントを張ってのキャンプ生活で、1日たりともモテルには泊まらなかった、というより全財産が200ドルで、モテルに泊まる金がなかったのが実情である。

帰国してからは、ワーゲンそれも亀の子からステーションワゴン、8人乗りのバスを含め、ついてボルボに変えて故障続きで大失敗し、しばらくトヨタのステーションワゴン、ランクル、ソアラーと乗り換えて、ようやくベンツにたどり着いた。
その間、年間走行距離は約3,4万キロ
ベンツになってからは6,7年毎、約20万キロで乗り換えてきた。

一番気に入った車は?
ベンツのカブリオレ。これは30万キロのって息子に譲った。
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一番欲しかった車は?
MG。それもTFといって流線型になる最後のモデルで、それまでのTDでは垂直だったラディエーターグリルが一寸斜めに傾いたのがなんともいえずセクシーだった。
最もイギリスらしいスポーツカーだった。ということは乗り心地はすこぶるラフで10分も乗ればケツが痛くなる。これをスパルタンと称してやせ我慢して乗るのがイギリス人だった。

最近読んだ化粧品開発の裏話の新書にこう書いてあったのを思い出す。
“女性が化粧品を手にした時の高揚感ともいえる心のときめき。これの分からない“男性”には化粧品を語る資格はない。”と。
でも、我々も同じような心のときめきを車に対しては感じますので、あなた方の言われる高揚感という奴も充分類推は出来ますよ。
by n_shioya | 2007-08-15 23:06 | コーヒーブレーク | Comments(0)
猛暑
お盆の帰りのラッシュを避けて、夜を徹して山から下りてきた。
下界は猛暑である。
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山は天国だった。毎日晴天で、涼風に吹かれ。
それに引き換え横浜は・・・いや横浜も悪くはない。

冷房の効いたそごうの紀伊国屋で又新刊書をあさり、お気に入りのコーヒー屋でブルーマウンテンを啜りながら、ページをめくる。
考えるだにわくわくする。
やはり僕は本の中毒らしい。
by n_shioya | 2007-08-14 23:59 | QOL | Comments(4)
キレル脳とセロトニン
b0084241_9231731.jpg今日の話題はセロトニンである。

「セロトニン欠乏脳」。著者は有田秀雄という東邦大学の生理学の教授である。
これでダイジェスト氏から課せられた夏休みの宿題は終わった。万歳!

それにしてもアンチエイジングの本を一冊書くのに勉強しなければならないことの膨大さよ。

セロトニンという神経伝達物質のあることぐらいは知っていたが、セロトニン神経というのは初耳だった。
これまではドーパミン神経ノルアドレナリン神経の二つは研究が進んでいた。
これにセロトニン神経を加え、三つの組み合わせで、心の状態を考えるべきというのが著者の主張である。
不安やストレスにはノルアドレナリン神経が関わり、快感、欲望などにはドーパミン神経が働くという。
この二つの神経に抑制をかけるのがセロトニン神経で、これがしっかり働いていると、不安にもならず、舞い上がりもせずに、平常心で生活が出来るという。

うつ病の原因としてセロトニン欠乏が取り上げられ、すでにそれに対処する薬、SSRIと総称されているが、も開発され効果を上げている。
また、良く最近の子供はキレルというが、これもセロトニンが欠乏して起こると考えられている。子供の場合、テレビゲーム、引きこもりがその最たる原因であるという。
これには僕も同感である。

最近ではテレビゲームに浸って起こる脳障害を“ゲーム脳”というそうだが、それ以前から我が家ではテレビをおかず、5人の子供を育ててきた。
幸いテレビ脳にはならなかったが、いささか世間の常識に欠けるところはあるようである。だがこれは親譲りかもしれない。

そこで著者はセロトニン神経を鍛えよという。
方法は二つある。
まずは腹式呼吸。酸素補給によいばかりでなく、腹筋と横隔膜のリズム運動が、セロトニン神経を活性化させるという。
今ひとつはリズム感のある運動を日に30分。出来れば戸外で日光に当たることも含め。
となると僕の朝の一時間ほどの散歩は理にかなったセロトニン増強法ということになる。

大変大雑把な総括で申し訳ないが、これ以上踏み込むと、勉強不足のボロが出てしまうので、今日のところはこれまで。

キレル脳頭がキレルのはまったく別物ですぞ、蛇足だが日本語を知らない今の若いものの為に。
by n_shioya | 2007-08-13 23:59 | アンチエイジング | Comments(0)
老年について

b0084241_143420.jpgこのところ本の紹介が続くが、これにはわけがある。
読みたい本は山とあるが、これまではいつかは読めると高をくくっていた。
が、冷静に考えると、平均余命はいくらか知らないが、今のペースではその数は限られてくる。

このあたりで、とりあえず絶対読みたい古典を100冊選んで、5年、つまり80歳になるまでにこなそうと思い立ったのである。
その間にも面白そうな新刊本が陸続と現れそうだし、僕のミーハー趣味もおろそかには出来ない。

というわけで今日は古典中の古典の古典、キケローの「老年について」を読み終えた。ちょうどアンチエイジングに懐疑的になってので、ローマの賢人のご意見を参考にしたくなったのである。

その頃でも老年は惨めな忌まわしいものと考えられていたようである。
キケロはその理由として次の四つを挙げ、一つ一つその誤謬を立証し、老年に賛歌をささげている。
①老年は公の活動から遠ざけるから
②老年は肉体を弱くするから
③老年はほとんどすべての快楽を奪い去るから
④老年は死から遠く離れていないから

どれも今後アンチエイジングを構築するに当たって、その正当性を検証するのに大変参考になる論議である。
by n_shioya | 2007-08-12 23:05 | アンチエイジング | Comments(0)




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