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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
カテゴリ:キズのケア( 112 )
湿潤療法とは?

皆さんはキズをしたとき、カサブタを作って治しますか、それとも?
実は傷口から滲み出してくる液を、浸出液と呼びますが、乾かさない方がキズが早くきれいに治るというのが最近の考えで、これを「湿潤療法」と言います。
何故そうなのか,又それを家庭で実践するにはどうすればいいか?
其のコツを7月12日のお台場の市民講座で,埼玉大学の市岡教授が分かり易く説明してくださいます。
湿潤療法とは?_b0084241_19212865.jpg

その他の講演については,明日から順次ご説明しましょう。
by n_shioya | 2014-06-28 19:20 | キズのケア | Comments(0)
怪我とキズの治療の最前線
皆さん、傷跡で悩んでいる方はおられませんか?
又,台所での切り傷や火傷の処置はどうすればいいか?
子供がケガをしたけれど?
在宅ケアで床ずれの予防は?
など家庭での「けが、キズの治し方」で困っておられる方の為の市民講座が開催されます。
7月12日にお台場のTFTホールで。
主催はNPO法人創傷治癒センター
講師はそれぞれの分野の第一人者
①埼玉医大教授:市岡滋先生
②日本医大准教授:小川令先生
③東大教授:真田弘美先生
です。
是非皆さん,ふるってご参加ください。
by n_shioya | 2014-06-25 21:07 | キズのケア | Comments(0)
キズケアセミナーのご案内
今日は日本看護協会の溝上先生のグループと、7月に迫った創傷治癒センターの市民講座の打ち合わせを行った。
キズケアセミナーのご案内_b0084241_22143848.jpg

創傷治癒センターの市民講座は今年で五回目だが,東京での開催は初めてである。
折角なので,溝上先生が会長を務める褥瘡の学会の最終日に会わせ,開催させて頂くこととした。
テーマは例年通り、
①キズの適切な処置
②傷跡はどこまで治せるか?
③褥瘡(床ずれ)や下腿潰瘍と言った治りにくい潰瘍の処置
である。
詳細は追ってお知らせしますので,是非ふるってご参加のほどを
場所:お台場のビッグサイト
会費:無料
by n_shioya | 2014-03-19 22:14 | キズのケア | Comments(0)
消毒剤は使うな??
医療もファッションと似たところがある。
女性のスカート丈と同じように、あるサイクルで上がったり下がったり、流行り廃りがあるからだ。
ファッションと違うのは、10年から20年と多少サイクルが長いのと、医者は女性ほど時流に敏感でないというか勉強家でないので、全員いっせいに其の時の流行になびくと言うわけでもない。
だが、一つの問題はそのために医師によって流行のサイクルのずれがあり、複数の医師の意見が同時期でも食い違いを生じ、患者が、いや医師でも専門外のことに関しては、複数の意見を聞けば聞くほどわけが分からなくなることがあるのはこのためである。
又、スカートと違ってサイクルを繰り返しながら、徐々に上昇、詰まり「進歩」して行くことだ。少なくもそう思いたい。
例えば僕の関わる「キズのケア」の分野でも、最近の進歩は目覚ましい一面、未だ一般に普及してないか、また医者の間でも意見が分かれる問題がないではない。
この混乱の一つが傷の消毒の是非である。
そもそもリスターが19世紀に石炭酸による消毒法を提唱して、手術後の感染や産褥熱は劇的に減少した
だがそれが行き過ぎてヤケドのキズにも乱用され、ヤケドをかえって深くし、死亡率が高まった時期がある。
其の反省で消毒剤の使用にブレーキがかかり、最近では通常の傷は水で機械的に洗浄するのがベストと言われるようになった。
ヨードチンキなど、人体の正常細胞に障害を与えるのでとんでもないと言うわけだ。
そして、消毒剤は絶対に使うなという極論を唱える者まで現れた。
消毒剤は使うな??_b0084241_22171578.gif

だが最近では、皮膚や創面は完全に無菌と言うことはありえないので、場合によっては多少の制菌剤(菌の繁殖を抑える)は必要ではと言われ始めた。
ただ、決して石炭酸時代に後ずさりしているのではない。
其の上を行く、遥かに優れたレベルの制菌法へとサイクルは向かっていると考えたい
by n_shioya | 2014-01-17 22:17 | キズのケア | Comments(0)
キズのケアの最新情報
創傷治癒の市民講座を無事終えた。
創傷治癒というと難しい話に聞こえるが、要は傷の手当、傷ケアである。
キズのケアの最新情報_b0084241_22522199.jpg

今日の専門の講師の先生のお話を要約すると、
①けがややけどはけがをした時から形成外科で処置を受けるのが望ましい。ただ、現状では形成外科医の数が足りないため、必ずしも救急に対応できないのが悩みである。
②形成外科の進歩で、傷痕の修正もかなりのところまで可能になったので、古い傷跡に悩まれる方は是非形成外科にご相談ください。
ことに今まで治療に難航したケロイドも、手術と放射線の併用で改善できるようになった。
③といっても傷跡を完全に消すことは今の技術では不可能である。できるだけ目立たなくするのが目標といえる。
④しかし、将来、再生医療の進歩によって、傷跡を消す、スカーレス、・ヒーリングも可能になるであろう。
もし、傷でお悩みの方は、創傷治癒センターまでご連絡ください。
キズのケアの最新情報_b0084241_2252564.jpg

by n_shioya | 2013-10-30 22:53 | キズのケア | Comments(0)
市民講座「キズのケア」のお薦め
医療もファッションと似たところがある。
女性のスカート丈と同じように、あるサイクルで上がったり下がったり、流行り廃りがあるからだ。
ファッションと違うのは、10年から20年と多少サイクルが長いのと、医者は女性ほど時流に敏感でないというか勉強家でないので、全員いっせいに其の時の流行になびくと言うわけでもない。
だが、一つの問題はそのために医師によって流行のサイクルのずれがあり、複数の医師の意見が同時期でも食い違いを生じ、患者が、いや医師でも専門外のことに関しては、複数の意見を聞けば聞くほどわけが分からなくなることがあるのはこのためである。
又、スカートと違ってサイクルを繰り返しながら、徐々に上昇、詰まり「進歩」して行くことだ。少なくもそう思いたい。
市民講座「キズのケア」のお薦め_b0084241_2123359.jpg

例えば僕の関わる「キズのケア」の分野でも、最近の進歩は目覚ましい一面、未だ一般に普及してないか、また医者の間でも意見が分かれる問題がないではない。
と言う訳で僕が理事長を務める「創傷治癒センター」では、この水曜日に公開市民講座を開催し、現時点での「キズのケア」の最新情報をお伝えすることになった。

日時:10月30日 7時PM~9時PM
場所:大手町産経ホール
テーマ:
①家庭でのケガの処置
②傷跡は何処まで消せるか
③再生医療の未来

詳細は「創傷治癒センター」まで。
by n_shioya | 2013-10-27 21:23 | キズのケア | Comments(0)
市民講座「けが、キズの治し方」のご案内
市民講座「けが、キズの治し方」のご案内_b0084241_20254498.jpg

僕が理事長を務めるNPO 法人創傷治癒センターが来る 10 月 30 日(水)に、市民講座「けが、キズの 治し方」 を開催します。
タトゥー、ケロイド、リストカット、やけど、お子様のケガやキズ。特に最近の傾向では、タ トゥーの除去やそのキズあとで悩まれ、当センターに相談される方が増えています。
キズあとの程度は、キズの性質や部位、キズを受けた本人の体質によって治り方(経過)が異 なります。軽いキズはふつう 1~2 週間でいったんキズがふさがりますが、その後、しばしばミ ミズ腫れのようになり、半年から1年で次第に薄くなっていきます。これを肥厚性瘢痕と呼 んでいます。また、消えないで悪化していく場合にはケロイドと呼んでいます。
今回の市民講座では、キズ治療の第一線で活躍されている形成外科領域の 3 名の先生方をお招 きし、正しいキズあとの治療法や、キズあとやケロイドの最新治療、そして細胞生物学における キズの再生医療の可能性についてお話いただきます。
□主催:NPO 法人創傷治癒センター
□日時:2013 年 10 月 30 日(水) 19:00~20:30 (受付開始:18:30~)
□会場:大手町サンケイプラザ 3 階 (千代田区大手町 1-7-2)Tel 03-3273-2258□プログラムおよび登壇者:
1「けが、やけどをした時は」 (埼玉医科大学形成外科・美容外科教授 市岡 滋 先生)
2「傷や傷あとはここまで治せる!-傷跡やケロイドの最新治療-」 (日本医科大学形成外科准教授 小川 令 先生)
3 「キズあとに対する再生医療の可能性」 (慶應義塾大学医学部 形成外科教室教授 貴志 和生 先生)

ご都合のつく方は是非ご参加ください。
ご連絡は下記まで
NPO 法人創傷治癒センター広報事務局 (プラップ ジャパン内)
担当:平井・高柳・田村
Tel: 03-4580-9106 fax:03-4580-9132  s-takayanagi@prap.co.jp
by n_shioya | 2013-10-17 20:27 | キズのケア | Comments(0)
傷跡は消せるか?
サイトで創傷治癒のカウンセリングを受けていると、最も多いのが傷跡の相談である。
そして最も答えにくいのもこの傷跡の説明である。
傷跡は消せるか?_b0084241_2221340.jpg

“この私の傷跡消すことが出来ますか?”
と聞かれても正直のところ、私を見てみないことにはなんともいえない。そこで一般論を述べることになる。だが質問者が知りたいのは、一般論ではなく、この自分のキズがどうなのかという具体的な答えである。これにはメールのカウンセリングには限界がある。

又、傷跡を消すということの表現に、我々医師と患者のギャップがある。
人の体は皮膚を含めて、傷は瘢痕組織というコラーゲンを主体とした組織で修復され、離断した皮膚はつながり、欠損した部分は充填される。

このコラーゲンは皮膚の構成要素でもあるが、瘢痕組織ではその構築が違うために、皮膚として再生してくれず、あくまで瘢痕組織として存続し、もし消えてしまうと傷は開いてしまう。
これが医学的に言う傷跡であり、我々は“傷跡を消すことは出来ない”と言う。
しかし患者にとって傷跡とは、見てわかるかどうかつまり目立つかどうかが問題で、それが瘢痕組織であろうとなかろうと、どうでもいいことである。
そこで我々はまず傷の治りと瘢痕組織の説明をして、その傷がどのくらい目立たなくなるかを判断する。そして今よりも目立たなく出来るようなら、修正手術を試してみてもいいでしょうとお話しする。

試みてというにはわけがある。
まず、どこまで改善できるかは技術はもちろんだが、その患者の体質、キズの箇所、大きさ、方向などいろいろな要素が絡むからである。
しかも最も難しいのは、どの程度なら患者が満足できるかである。
こちらはある程度仕上がりを予測できても、それを手術前に見せることは不可能である。
又、患者は希望するイメージを持っているが、それを示すことは出来ない。
そこで十分な話し合いが、傷跡の修正の前に必要となる。

この“相互理解”の努力が創傷治癒の分野では、インフォームドコンセントの最も重要な部分となる。
by n_shioya | 2013-07-26 22:02 | キズのケア | Comments(0)
ケガはどうして治るのか?
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今日発売の科学雑誌「ニュートン」に“キズの治り方”の記事が掲載されている。
僕も取材を受けたので其の内容をご紹介すると、
『要はキズを治すのは人体に備わった“自然の治癒能力”で、それを手助けするのが、最近普及してきた、かさぶたを造らずに治す「湿潤療法」である。』
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其の為には特別な被覆剤の使用が望ましい。これを「モダーンドレッシング」と呼んでいるが、2、30年ほど前から、医療用には様々な製品が開発されてきた。
最近は、同じ素材で家庭用の救急絆創膏も出回っており、ジョンソン・エンド・ジョンソンの「キズパワーパッド」も其の一つで、使われた方もあるかもしれない。
ケガはどうして治るのか?_b0084241_20491647.jpg

実は20年ほど前、プリンストンにあるジョンソン・エンド・ジョンソンの研究所を訪れた際、湿潤療法に適したバンドエイドタイプの救急絆創膏を開発中で、色々とアドバイスを求められた。
やがてそれが「キズパワーパッド」として発売され日本に導入が検討されたとき、僕は其の製造元であるデンマークのコロプラスト社を訪れた。製造工場はコペンハーゲンから海岸沿いに、一時間ほど北に行ったところにあった。其の製造工程と品質管理をツブサに見学し、これならば安全と納得して帰った覚えがある。

「キズパワーパッド」の使用法について一言付け加えると、
①先ず家庭で扱える程度のキズであること。(これを具体的に定義することは難しいが、ま、常識的にバンドエイドで済ます程度のキズとしますか)
②新鮮なキズであること。(日にちが経ってから使うと感染誘発の恐れあり)
③傷口は水道水で洗い流す(よほど汚いキズでない限り、消毒剤の必要はない)
④ガーゼなどで圧迫して止血を確かめ(出血が続くようならクリニックへ)
⑤そしてキズパワーパッドを貼る

詳しくは「使用上の注意」をお読みいただきたいが、数日間は貼りっぱなしでよく、カサブタで治すよりも早くキレイに治り、又痛みも軽減するのがメリットとされている。
勿論、何か心配な場合は医師の治療を受けることは前提であるが。
by n_shioya | 2013-05-25 20:50 | キズのケア | Comments(0)
「ドングリ異聞」
この奇妙な木彫りはドングリである。
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径三センチ長さ十センチほどの樫の実が、5センチほどの台座に支えられ、その台座には何か英語が刻まれている。よく見ると、
“From little acorns mighty oak trees grow”
と書かれている。これはイギリスの格言だそうだ。
この由来を語ることがわが「創傷治癒センター」の歩みを語ることになるが、まず話を1992年の英国に戻したい。

処はハロゲート。ヨークシャーの中心にある森に囲まれた、人口七万ほどの静かな田舎町である。
僕ははここで、スミス&ネフュー社の招きで、第二回Wound Management Symposium に参加していた。学会を終えて後、ヨークに移動し、スミス&ネフュー社の研究所を見学する事となる。
スミス&ネフュー社はコンバテック社とともに、当時、「湿潤療法」の先陣を切っていた。
理論はよくわかった、それで実際は、と問いかけると、学術部長のクリス・ロバーツ博士は、ウェールズにあるカーディフ大学を見学なさい、ご案内しましょうという。

当時カーディフ大学には、キース・ハーディングという若い内科医が、「創傷治癒センター」の旗印を掲げ、「湿潤療法」を軸に、創傷治癒と取り組んでいた。
“実は、”とキースは話してくれた。
二年前、このセンターの開設に当たっては、スミス&ネフュー、殊にウェールズ出身のクリスが全面的にバックアップしてくれたという。
其の頃は未だ日本には寄付講座と言う考えは無かった。
“これはうらやましい、「産学協同」はこうじゃなきゃならん、日本にも「創傷治癒センター」はあってしかるべき、”と僕はクリスをけしかけた。
“よーがす”と彼は言った。いや、よーがす、という日本語を言うはずはないが、クリスがウェールズ訛りで話すとそう聞こえたから面白い。

帰国して早速僕は、大学当局と交渉を始めた。病院長は救命救急の大和田教授で分かりはいい。また、幸い医学部長は僕のクラスメートの佐藤教授だったので、話は早い。
運営はすべて企業の基金でまかない、場所は小部屋を一つ、工面してもらうこととなった。その基金で、分子生物学にたけた優秀な研究員を一人、リクルートすることもできた。

僕はクリスに書いた。“こう言うわけでスタート出来そうです、本当にささやかな規模ですが。ついては、オープニングにお招きしたい。”
ささやかなセンターで、ビールとするめのお披露目に、クリスはヨークから駆けつけてくれた。
お祝いに手渡されたのが、この木彫りのドングリである。奥さんのヘザーの手作りだそうな。
そこに彫られた格言、
「大きな樫の木も、小さなドングリから。」
は、ささやかな創傷治癒センターの門出に真にふさわしい、餞の言葉であった。

あれから20年。
やっとわが国にもドングリが、いや「湿潤療法」が根付き始めた。
其の目的の為に開発された医療用の「モダーンドレッシング」も医療現場で定着し、その家庭判としては「キズパワーパッド」などが普及している。
by n_shioya | 2013-04-02 22:06 | キズのケア | Comments(0)




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