ウーマンエキサイト ガルボ Exciteホーム | Woman.excite | Garboトップ | Womanサイトマップ
ガルボウーマンエキサイト
NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
カテゴリ:医療全般( 290 )
信頼できる医療情報のエイジングスタイル
信頼できる医療情報のエイジングスタイル_b0084241_22534575.png

無責任な医学情報がネット上で跋扈していると危惧していたら、その発信元の一つが全ての記事を非公開する事態に追い込まれたという。
その詳しい事情は知らないが、今この安易な切り貼りのネット情報の形態を「キュレーション」と言うそうだ。なんじゃない、小保方問題で浮き彫りにされたコピペの世界にすぎない。
そもそもキュレートというのは選別することであり、美術館長をキュレーターと呼ぶのはそのためである。そしてキュレーターにもとめられる最も重要な資質は「鑑識眼」である。
その鑑識眼をおざなりにするキュレーションとは、あまりにも失礼ではなかろうか。

実は我々がDAA(アンチエイジング医師団)を立ち上げ、ネット配信のジェイキャストとエイジングスタイルというサイトを立ち上げたのが1年半前。まさしく情報が氾濫し玉石混交の事態を憂えてのことだった。
50人余の専門医師たちが責任監修する「医療・健康・美容情報サイト」として、信頼性が認められつつある。
一口に信頼できる情報の提供といっても生易しいものではない。
1 まずその情報がどこまで信憑性があるか
2 どこまで一般の方に役に立つ情報か
3 事柄によっては医師の見解が分かれる場合はどうするか。官僚的な両論併記では役に立たない。
4 だが、いかに手間暇かけても、情報はタダというネットの世界で、採算性を保つのは不可能に近い
5 それより何より、今のスマホ文化の若者が信頼できる情報を必要と感じているかという根源的な疑惑
などなどである。

だが我々は頑張ります。
医療の情報には人の命がかかってますから。
皆様も是非応援してください。
by n_shioya | 2016-12-01 22:54 | 医療全般 | Comments(0)
スキンケアの常識、非常識
スキンケアの常識、非常識_b0084241_2245950.jpg

アンチエイジング・ネットワークの恒例のセミナー無事終了。
真冬の寒さに雨という悪条件の中、多数ご参加くださり、満員御礼。
東京女子医大の川島真教授と同じく女子医の田中志保先生が明かす
「皮膚科医がこっそり教えるスキンケアの常識、非常識」。
僕も大変勉強になりました。
by n_shioya | 2016-11-11 22:45 | 医療全般 | Comments(0)
イノベーション
イノベーション_b0084241_23191076.jpg

先日のハーバード大学のエリクソン教授のお話だが、彼の言う「イノベーション」の大切さはこうだ。
形成外科は二つの層からなっている。まず臨床面が基盤にあり、その上に基礎研究がある。その比率はどちらも50%だ。
だが違いは、10年経過した場合、臨床は何もせずともその50%を維持するが、研究の50%は減り続け、10年でゼロになる。そうすれば臨床の50%はたとえ維持されても、中身は古臭くなってしまう。
つまり、基礎研究が絶えずイノベーションを心がけ、50%を維持して、臨床のリノベーションを図る必要がある。
これは形成外科に限らず、すべての臨床医学に当てはまると思うが、
“我々形成外科医はとりわけイノベーションに長けているから”
と「我田引水」してくれたのは頼もしかった。
by n_shioya | 2016-11-05 23:19 | 医療全般 | Comments(0)
「常にイノベーティブであれ!」
「常にイノベーティブであれ!」_b0084241_2335534.jpg

「常にイノベーティブであれ!」
今日はハーバード大学のエリクソン教授をお招きしての「創傷治癒の研究会」。福岡大学の形成外科教授に就任された秋田先生の企画で、アジアの専門家たちも参加してのインターナショナルな集まりだった。
エリクソン教授とは長い付き合いである。
形成外科医として初めてのノーベル賞受賞者のジョー・マレー教授の後継者だ。
若い人たちへ向けてのメッセージ
“常にイノベーティブであれ”
という講演はまことに印象的だった。
by n_shioya | 2016-11-02 23:04 | 医療全般 | Comments(0)
癒しの空間の創出
現役時代は手術がメインだったので、今考えると外来はいささかはしょり気味だった。
3時間待たせて3分の診察。決して自慢できることではない。
だが、今度始める診療は「美容外科110番」と「見た目のアンチエイジング」。つまりメインはコンサルテーションというかカウンセリング。
昔と違って「じっくりと話をお聞きする」ことから始めたい。
そして診察室も居心地のいい空間となるよう、クリニックの皆さんも知恵を絞ってくださっている。
まずは色彩。無機質の白ではなく、柔らかい茶系統。ピンクという考えもあるがいかがなものでしょう。ここは「カラーセラピスト」と相談中。
そしてアロマ。気持ちを和らげるアロマもあるそうなので、これも「アロマセラピスト」のご意見を伺って。
BGも大切です。認知症に効果が有るという「凛舟」という機器の導入を考えています。
できれば「パソコン」や「電話」はご遠慮願って、代わりに「盛り花」などどっしり飾りたい。
癒しの空間の創出_b0084241_20585349.jpg

つまり一言で言えばフォトのような機能一辺倒な診察室ではなく、なんというか、「癒しの空間」を創出できればと思っています。
皆様のアドバイスををお待ちしてます。
by n_shioya | 2016-10-09 20:59 | 医療全般 | Comments(0)
Dr レーザー 宮田成章先生
Dr レーザー 宮田成章先生_b0084241_2237013.jpg

宮田成章先生がレーザー治療の第一人者ということに異論はないでしょう。
今日はある雑誌の取材で、「みやた形成外科・皮ふクリニック」にお伺いして、レーザー治療の現況と先生のレーザーに関する想いを存分にお伺いした。
40年前、医療レーザーが出現した時、僕などはレーザー治療がここまで発展するとは夢思わなかった。
20年ほど前、電気脱毛が永久脱毛の唯一の手段とされていた時、レーザー脱毛が出現した。エステに多少関わりがあったがレーザーには素人の僕は,へっ、そんなことできるのと真面目に取り上げなかった。
だが医学部卒業間もない先生は、これこそ皮ふ疾患に対する強力な新兵器になると思われてレーザーにのめり込んだと言う。
今やレーザーは脱毛だけでなく、シミ、あざ、皮ふの老化の治療に必須の機器となっている。
そして先生のHPはレーザーに関わる方には必見とされている。
先生の先見の明には脱帽!
by n_shioya | 2016-10-04 22:38 | 医療全般 | Comments(0)
「医療で齟齬をきたしたとき。」
「医療で齟齬をきたしたとき。」_b0084241_22524118.jpg
「医療で齟齬をきたしたとき。」

先日なんかの会合で、医療過誤のあった時患者にどう対応するかが話題になった。
その議論の細かいことは忘れてしまったが、僕自身が旨としていることが一つある。
過誤というとまた定義が難しくなるので、ここではあえて齟齬ということにする。
何か齟齬をきたした時、決して防御的にならぬことである。
患者だけでなく、医師自身も動揺してしまうのは、人の子としてやむを得ない。だがそこで、身を守ることを優先させると、患者に対し壁を作り、不信感を抱かせ、敵対関係となり、訴訟へと発展する。
そこで自分の気持ちをあくまで患者の側に立たせ、その不安な気持ちに耳を傾け、寄り添って、その解決に一緒に取り組む姿勢である。
もちろんそれは理想論で、現実はそんなに甘くないと言われるかも知れない。確かに事柄の性質上、または患者の性格から何れにしても訴訟は免れないことも多々あるのは承知している。
ただ、医師は一義的に医療行為、つまり患者に対して責任を負ってるということだけは忘れないでいたい。
by n_shioya | 2016-07-29 22:53 | 医療全般 | Comments(2)
日本専門医機構理事長に吉村博邦君が
「日本専門医機構」の理事長に畏友吉村博邦元北里大学医学部長が選ばれた。
誠に喜ばしい。
50年前、8年のフルブライト・アメリカ留学から帰国した時、日本には専門医制度が皆無に近かった。
「今浦島」の僕はめくら蛇に怖じずで、形成外科の専門医制度を提唱した。
学会の反応は冷ややかだった。まだ自分たちも素人で、専門医の資格が取れそうもないというのが本音だった。
医師会は大反対だった。医師に格差をつけるのは日本には馴染まないと。
厚生省は及び腰だった。ま、主要学会で専門医制度が出揃ったら、行政も後押しを考えましょうと。
そして50年経った今、やっと機が熟して「日本専門医機構」が誕生し、基幹分野の専門医制度を横並びにして、一定レベルを確保し、専門医の資格をその科を標榜するための必要条件とし、やがては診療報酬にも反映させるというのである。
こうして患者さんの医者選びの基準として誠に有用な制度が、やっと発足した。
吉村先生、ご苦労様です。
まだ、まだ抵抗勢力はあるようですが、我々は全面的に応援します。
日本専門医機構理事長に吉村博邦君が_b0084241_20451533.jpg

by n_shioya | 2016-07-12 20:45 | 医療全般 | Comments(0)
「薬とはなんだろう??」
「薬とはなんだろう??」_b0084241_2364983.jpg

最近、超高価な特効薬が日本の医療を破産させるのでは、という議論が巻き起こっている。
その検証は別に考えるとして、今僕が考えているのはあまりにも薬に頼りすぎてるのでは、という疑念である。
勿論薬の効用は医師として重々承知はしているつもりだが、いかに特効があろうと、薬は医療の一つの手段にすぎないと言いたい。
何かあればまず薬と考えるのは、あまりにも短絡的ではなかろうか。
西洋医学は臓器別に細分化を続け、今は分子のレベルにまで達している。その結果一個の人間は単なる「分子の集合体」に堕してしまった。そして分子標的薬まで誕生した。
ではいかにして医療の場で人間を復権させるか?
ひょっとしてアーユルベーダ、中国医学などの伝統医学にそのヒントがあるのではなかろうか?
そしてひとつの軸として「食生活の見直し」もあるのではなかろうか?
勿論僕は食事で癌が治るなど安易に言っているわけでない。
ただ、「食生活」が癌の制圧ににいささかなりとも有効なら、実はそれ以上に、いやそれ以前にと言うべきか、一個の人間としての患者の「体質改善」に役立っている証しと言うべきではないか。
by n_shioya | 2016-07-11 23:08 | 医療全般 | Comments(0)
毛髪研究最前線
毛髪研究最前線_b0084241_21594927.jpg

今日は毛髪研究グループのFLMの理事会。
FMLは毛髪の基礎と臨床に関わる専門家集団である。
先月グルジアで開催された国際毛髪学会の報告があった。
最近の毛髪研究の進歩は素晴らしい。
主な話題は
‡@女性の薄毛の悩みの増加。ミノキシジルだけでなく、女性に不適とされたホルモン抑制剤も使ってもよいという報告。
‡A遺伝子レベルでのAGAの解明
‡B発毛に有効なサプリの検討
などなど。
僕が一番興味を持つ毛根の再生医療は、ここ10年ほど「今一歩」と言われ続けているが、「その一歩」のブレークスルーは未だしの感がある。
by n_shioya | 2016-07-06 22:00 | 医療全般 | Comments(0)




woman.excite TOPへ Copyright © Excite Japan Co., Ltd. All Rights Reserved.
免責事項 - 会社概要 - ヘルプ | BB.excite | Woman.excite | エキサイト ホーム