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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
カテゴリ:コーヒーブレーク( 1657 )
プロレスで懇親会
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学会を主催する楽しみの一つは、自分の趣味や好みを生かす絶好のチャンスだということ。例えば好みの作家を招待して講演をお願いしたり、懇親会に贔屓の演奏家を出演いただくなどである。今回の「日本形成外科学会基礎学術集会」の中沢会長は、特別講演に浅田次郎を読んでくださったし、会員懇親会の目玉は、なんとプロレスの実戦だった。会場の真ん中に設置されたリングには、会長がタイガーマスクで登場し、懇親会を盛り上げた。二日間の研究会は大変身のある集まりだったが、明日そのハイライトをご紹介しましょう。形成外科研究の最先端がわかりますぞ。
by n_shioya | 2018-10-19 21:14 | コーヒーブレーク | Comments(0)
明治維新という革命
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「形成外科基礎学術集会」の今日の目玉は浅田次郎氏の特別講演だった。題して「明治維新という革命」。明治維新の最も根本的な意義は「政権奪還」ではなく、「意識革命」だという。国民の意識が日本的なものから、西欧的な価値観へとガラリ入れ替わっこと。その時移入が叶わなかったのはただ一つ、それはキリスト教だとおっしゃる。欧米の全ての価値観の根本にはキリスト教があるからだ。日本古来の宗教は神道とされるが、これは本来的には宗教とは言えない。なぜなら、八百万の神がおられ、しかも「教義」がないからと言われる。あるのは祭儀と言えば聞こえがいいが、ただの「お祭り」に過ぎない。だから、天皇がキリスト教徒になっても何ら神道とは抵触しない筈、という議論もあった筈、とおっしゃる。ただその代わりに明治政府は天皇に「神格」を与えてしまったのが、つまづきの元。また、ペリーの脅しで開国した時、外交的にはアメリカに「最恵国待遇」を与えて、それが今に続いているという。「最恵国待遇」というのは最初に国交を開いた相手が、他の国に対して全ての面で優先権を持つことだそうだ。ロシアのの国交はアメリカに遅れることわずか一月だった。だがこの差は大きい。それには当時の世界情勢が影響したといいう。明治維新は確かに革命的な革命である。なぜあの時、列強の植民地にならずにすんだか、またなぜ内戦が国を分断せずににすんだか?話は尽きない。今年は明治維新から150周年。なのに誰も祝おうとしない。こちらの方がオリンピックよりはるかに意義のある出来事のはずなのに、と浅田氏は日本人の意識の低さに残念がっておられた。
by n_shioya | 2018-10-18 18:19 | コーヒーブレーク | Comments(0)
日本形成外科基礎学術集会スタート
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今日は京王プラザホテルで、日本形成外科学会基礎学術集会の会長招宴でした。ちょっと遅れてしまい、中沢会長の挨拶には間に合わなかったので、代わりにと言ったら失礼ですが、僕のテーブルの集合写真をアップします。ご覧のように若手の名誉会員に囲まれた僕はただ一人の化石会員です。この学術集会の立ち上げをお手伝いしてから27年。形成外科を基礎研究で支える立派な学会に育ってくれました。おめでとうございます。
by n_shioya | 2018-10-17 21:41 | コーヒーブレーク | Comments(0)
親不孝者
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“孝行をしたい時には親は無し”というが、それだけに犯した親不孝は年を経るごとに悔いが深まる。傘寿を迎えた親父が“ちょっと聴いてくれ”ラジカセのスィッチを入れた。懐メロも懐メロ、明治の小学唱歌だった。親父は懐かしそうにじっと聴いている。曲の合間に親父は何か話したそうにした。が、僕は無視したに違いない。“そうか”と悲しそうに言って親父はスィッチを切り、2度と僕の前で聴くことはなかった。親父は昔の楽しい思い出を息子に聞かせたかったに違いない僕と親父は別に仲違いしていたわけではない。ただ僕は親父と距離は置いてきた。息子から見た親父は「信念の人」で、あまりにも意志の力が強く、息苦しく感じられたからである。でも今にして思う。加齢とともに海馬の記憶は薄れるが、都合よく楽しい思い出でだけがフィルターされて残り、また、前頭葉の老化とともに意志の箍(たが)も緩んでいくことを。なぜあの時、親父の気持ちに応えて話を聞いてやれなかったのか、弱い親父を見たくなかったのか、いずれにせよ今だに悔やまれる。
by n_shioya | 2018-10-14 19:49 | コーヒーブレーク | Comments(0)
和敬清寂
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樹木希林の「日日是好日」を観てきた。何かホッとする好い映画だった。希林さんのことは十分語り尽くされているので、この映画の通奏低音というか、今一つの主人公とも言える「茶道」について一言。医学生の頃、ボクは毎土曜、大学の裏のお屋敷町にある茶道の先生の処に通っていた。「官休庵」という流派で、千家の一つとして「武者小路千家」とも呼ばれる。正座はきついので特別のお計らいであぐらOK。しかも男はほぼボク一人。“お目が肥えておよろしゅうございますね”と代稽古の女性にからかわれながら通ったものである。そして今日、映画の二つの場面で昔を思い出した。一つはうっかり紛れ込んだ京都のお茶会で、無理やりお正客の席に座らされ大恥をかいたこと。今一つは一年ほど経った時、意識せずに手が動いて、“やっと身につきましたね”とお師匠さんに褒められたこと。ところで「今」に五感を集中して生まれる「和敬清寂」の世界は、今はやりの精神療法「マインドフルネス」に通じるものがあるのではなかろうか。
by n_shioya | 2018-10-13 22:35 | コーヒーブレーク | Comments(0)
奥が深いアロマの世界
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今日の塩谷塾は星薬科大学の塩田清二教授をお招きして、「アロマ」についてお話しいただいた。「匂い」は最も原始的な感覚である。しかも他の感覚と違い、嗅覚のセンサーとして、脳は鼻の奥に出店を開いている。匂いが瞬時にして脳に伝わる所以である。動物にとって匂いは危険察知の最も敏感な器官だからだ。進化の果て「嗅覚」が退化した人間でも、匂いは感情に即訴え、また遠い記憶も想起させる(プルースト効果)重要な器官である。近年、アロマの効果が見直され、リラクゼーション効果だけでなく、医学的に特に認知症の治療に応用されるようになった。何よりアロマの香りは心地よいですよ。」
by n_shioya | 2018-10-12 21:48 | コーヒーブレーク | Comments(0)
日本人のドイツ贔屓は片思い?
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雨宮紫苑の「日本人とドイツ人〜くらべてみたらどっちもどっち」を読み終えた。実に面白い。ドイツ人に親近感を覚えるのは、こちらの片思いに過ぎないという。ことに我々世代はいまだに三国同盟で繋がっていた頃の、ドイツに対する憧れが、ヒットラーのナチの正体が暴かれた今でも残っているのかもしれない。ことに旧制高校の教養主義ではドイツ語、ドイツ文学そしてドイツ哲学は圧倒的な存在だった。寮ではメチ(メッチェン「女子」の略)だのシャン(シェーン「美しい」から来る)だのエッセンだの和製ドイツ語が飛び交っていた。だが著者に言わせると、教育制度、働き方、価値観など全てにおいて日本人とドイツ人では似ても似つかないものがあるという。一番の違いはドイツ人は「個人」が尊重されているが、日本人はとかく「世間体」にこだわる。その良し悪しは別にして。でもこの個の尊重ははドイツ人に限らず、欧米人の特性ではなかろうか?僕が尊敬する岩本麻奈女史が「結婚という呪いから逃れる方法」の中で言われているのも、“世間体で結婚を考えるな”、ということに尽きる。ちなみに女子はこの本の出版と同時に結婚生活に突入された。著者は御年27。日本の大学を出てすぐにドイツに留学。当地でドイツ人をパートナー生活にされておられる。教育制度はともかく、日本の企業社会のご経験もないのに、よくここまで冷静に彼我の特質と相違を比較分析されたものと感服させられた。
by n_shioya | 2018-10-09 22:12 | コーヒーブレーク | Comments(0)
終わりの始まりか?
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やっと入手しました、トランプの暴露本「Fear」を。著者はご存知ニクソンを辞任に追い詰めらワシンポストの辣腕ジャーナリスト、Bob Woodward。トランプの最大の武器は人に恐怖を与えること。そしてそのトランプにウドヮードが、中間選挙を前にして恐怖を与えようとしている。まだ読み始めたばかりだが、出だしからおどろおどろしい。選挙の六年前、突然トランプが大統領選に打って出るとわめきだした場面から始まる。後にトランプ・ブレーンを形作る数名の側近を交えての鳩首会談。飛び交う卑猥な言葉は、まさにならず者たちの政権略奪談合である。目的はただ一つ。どんな汚い手を使っても、何を裏切っても、アメリカを売っても選挙に勝つ。稀代「の破廉恥グループ」。そして今、アメリカが、そして全世界がそのツケを払わされていうる。安倍さんよ、こんな男とファースト・ネームで呼び合ってウケにいってる時ではなさそうですよ。
by n_shioya | 2018-10-08 20:43 | コーヒーブレーク | Comments(0)
山のあなたに
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山のあなたの空遠く「幸(さいはひ)」住むと人のいふ。噫(ああ)、われひとゝ尋(と)めゆきて、涙さしぐみ、かへりきぬ。山のあなたになほ遠く「幸(さいはひ)」住むと人のいふ。
by n_shioya | 2018-10-07 22:58 | コーヒーブレーク | Comments(0)
今を生きる
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ナァーンて言っても、「一期一会」などという悲壮感を称えるつもりはない。今を楽しみましょう、先の心配はせずに、という気楽さである。元来僕は稀代の心配性の男である。子供の頃お袋から、“そんなに取り越し苦労してると頭が禿げちゃいますよ”と言われ、その晩、風呂桶にずーっと浸かって頭に手をやり、ああこの毛がごそっと抜けたらどうしよう、と悩み続けたのを思い出す。それがここにきて、突然心境の変化をきたしたのである。きっかけは阪大の吉川教授の「心のアンチエイジング」のお話だった。先生は「心のアンチエイジング」として、三つのツボを挙げられた。①人を幸せにすること②物事はネガテイブな面にこだわらず、全てポジティブに捉えること③心配する悪いことの9割は起こらないこと①については、“幸せのブーメラン”としてこれまでに何度か取り上げた。②と③は纏めてしまうと、“今を専念して生きる”ことになる。これに気がついてから、実に息がしやすくなった。そして「今」が明るく、はっきりと見えるようになった。そして今まで、絶えず“先の慮り”で頭が一杯だったのに気づかされた。、つまり、将来起こりうる悪いことに対し、あらかじめ気持ちを黒く塗りつぶしておかないと怠慢ではという倒錯した心理である。この「倒錯した慮り」から解放されると実に爽快ですぞ。ぜひお試しください。
by n_shioya | 2018-10-06 20:19 | コーヒーブレーク | Comments(0)




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